エムプリシティ点滴静注用300mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- エロツズマブ(遺伝子組換え)注射用
- 英名(商品名)
- Empliciti
- 規格
- 300mg1瓶
- 薬価
- 162,608.00
- メーカー名
- BMS
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔ヒト化抗ヒトSLAMF7モノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年7月改訂(第3版)
- 告示日
- 2016年11月17日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2016年12月版
- DIRに反映
- 2016年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
再発又は難治性の多発性骨髄腫。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤による治療は、少なくとも1つの標準的な治療が無効又は治療後に再発した患者を対象とすること。
5.2. 臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。特に、少なくとも2つの標準的な治療が無効又は治療後に再発した患者へのポマリドミド及びデキサメタゾン併用による投与については、他の治療の実施についても慎重に検討すること。
用法用量
〈レナリドミド及びデキサメタゾン併用〉
通常、成人にはエロツズマブ(遺伝子組換え)として1回10mg/kgを点滴静注する。28日間を1サイクルとし、最初の2サイクルは1週間間隔で4回(1、8、15、22日目)、3サイクル以降は2週間間隔で2回(1、15日目)点滴静注する。
〈ポマリドミド及びデキサメタゾン併用〉
通常、成人にはエロツズマブ(遺伝子組換え)として、28日間を1サイクルとし、最初の2サイクルは1回10mg/kgを1週間間隔で4回(1、8、15、22日目)、3サイクル以降は1回20mg/kgを4週間間隔(1日目)で点滴静注する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤と併用する抗悪性腫瘍剤の投与に際しては、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、投与すること。
7.2. 本剤単独投与での有効性及び安全性は確立していない。
7.3. 本剤投与時にあらわれることがあるinfusion reactionを軽減させるために、本剤の投与前に、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン等)、H2受容体拮抗剤(ラニチジン等)及び解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン等)を投与し、また、本剤と併用するデキサメタゾンは、経口投与(28mgを本剤投与の3~24時間前に投与)と静脈内投与(デキサメタゾンリン酸エステル8mg(デキサメタゾンとして6.6mg)を本剤投与の45分前までに投与完了)に分割して投与すること〔8.1、11.1.1、17.1.1、17.1.2参照〕。
7.4. 本剤は0.5mL/分の投与速度で点滴静注を開始し、患者の忍容性が良好な場合は、患者の状態を観察しながら、投与速度を段階的に上げることができる(ただし、投与速度は5mL/分を超えないこと)。
[10mg/kg投与時の投与速度]
1). 10mg/kg投与時の第1サイクル(初回投与):投与開始0~30分は投与速度0.5mL/分、投与開始30~60分は投与速度1mL/分、投与開始60分以降は投与速度2mL/分。
2). 10mg/kg投与時の第1サイクル(2回目投与):投与開始0~30分は投与速度3mL/分、投与開始30分以降は投与速度4mL/分。
3). 10mg/kg投与時の第1サイクル(3及び4回目投与):投与速度5mL/分。
4). 10mg/kg投与時の第2サイクル以降:投与速度5mL/分。
[20mg/kg投与時の投与速度(ポマリドミド及びデキサメタゾン併用時、第3サイクル以降)]
1). 20mg/kg投与時の投与速度(ポマリドミド及びデキサメタゾン併用時、第3サイクル以降)1回目投与:投与開始0~30分は投与速度3mL/分、投与開始30分以降は投与速度4mL/分。
2). 20mg/kg投与時の投与速度(ポマリドミド及びデキサメタゾン併用時、第3サイクル以降)2回目投与以降:投与速度5mL/分。
7.5. 本剤投与によりinfusion reactionが発現した場合には、次のように、本剤の投与中止、中断、投与速度の変更等を行うこと〔8.1、11.1.1参照〕。
1). *Grade4のinfusion reaction:直ちに本剤の投与を中止すること。
2). *Grade3のinfusion reaction:直ちに本剤の投与を中断し、原則、再投与しないこと。
3). *Grade2のinfusion reaction:直ちに本剤の投与を中断し、Grade1以下に回復の場合は投与速度0.5mL/分とし再投与でき、患者の忍容性が十分確認された場合は30分ごとに0.5mL/分ずつ本剤の投与速度を上げることができるが、infusion reactionが発現した投与回では発現した投与速度を超えないこと(本剤の再投与後に、infusion reactionが再発現した場合には、直ちに本剤の投与を再中断し、中断日に再投与しないこと)。
4). *Grade1のinfusion reaction:回復するまで本剤の投与速度を0.5mL/分とすること(本剤の投与速度を0.5mL/分とし、患者の忍容性が十分に確認された場合には、30分ごとに0.5mL/分ずつ本剤の投与速度を上げることができる)。
*:NCI-CTCAE v4.0によりGradeを判定。
7.6. デキサメタゾンの投与を延期又は中止した場合には、infusion reactionのリスクを考慮した上で、本剤の投与の可否を判断すること〔11.1.1参照〕。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。