ダラザレックス点滴静注100mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ダラツムマブ(遺伝子組換え)注射液
- 英名(商品名)
- Darzalex
- 規格
- 100mg5mL1瓶
- 薬価
- 52,262.00
- メーカー名
- ヤンセンファーマ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔抗CD38モノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年11月改訂(第5版)
- 告示日
- 2017年11月21日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2017年12月版
- DIRに反映
- 2017年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
多発性骨髄腫。
(効能又は効果に関連する注意)
「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
用法用量
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはダラツムマブ(遺伝子組換え)として、1回16mg/kgを、併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルを考慮して、次のA法又はB法の投与間隔で点滴静注する。なお、初回は分割投与(ダラツムマブ(遺伝子組換え)として、1回8mg/kgを1日目及び2日目に投与)することもできる。
A法:1週間間隔、2週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。
B法:1週間間隔、3週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤を単独投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
7.2. 本剤の投与間隔、投与間隔の変更時期、本剤と併用する抗悪性腫瘍剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で選択すること。
7.3. ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用、又はボルテゾミブ、メルファラン及びプレドニゾロン併用の場合、併用投与終了後も本剤単独投与を継続すること。
7.4. カルフィルゾミブ及びデキサメタゾン併用の場合、初回は本剤を分割投与すること。
7.5. 本剤投与によるinfusion reactionを軽減させるために、本剤投与開始1~3時間前に副腎皮質ホルモン、解熱鎮痛剤及び抗ヒスタミン剤を投与すること。また、遅発性infusion reactionを軽減させるために、必要に応じて本剤投与後に副腎皮質ホルモン等を投与すること〔11.1.1参照〕。
7.6. 本剤は生理食塩液を用いて希釈後の総量を1000mLとし、50mL/時の投与速度で点滴静注を開始し、Infusion reactionが認められなかった場合には患者の状態を観察しながら希釈後の総量及び投与速度を変更することができる(ただし投与速度の上限は200mL/時とする)。
[本剤の希釈後の総量及び投与速度]
1). 初回投与:希釈後の総量1000mL;投与開始から0~1時間の投与速度50mL/時、投与開始から1~2時間の投与速度100mL/時、投与開始から2~3時間の投与速度150mL/時、投与開始から3時間以降の投与速度200mL/時(初回投与:分割投与を選択した場合、本剤8mg/kgを希釈後の総量として500mLに調製し、1日目と2日目にそれぞれ投与すること。また、カルフィルゾミブ及びデキサメタゾン併用においては、初回の分割投与により、infusion reactionが認められた場合は、infusion reactionが認められなくなるまで3回目以降も分割投与を継続すること)。
2). 2回目投与(分割投与時は3回目投与):希釈後の総量500mL;投与開始から0~1時間の投与速度50mL/時、投与開始から1~2時間の投与速度100mL/時、投与開始から2~3時間の投与速度150mL/時、投与開始から3時間以降の投与速度200mL/時(2回目投与(分割投与を選択した場合は3回目投与):初回投与開始時から3時間以内にinfusion reactionが認められなかった場合、希釈後の総量を500mLとすることができる)。
3). 3回目投与以降(分割投与を選択した場合は4回目投与以降):希釈後の総量500mL;投与開始から0~1時間の投与速度100mL/時、投与開始から1~2時間の投与速度150mL/時、投与開始から2時間以降の投与速度200mL/時(3回目投与以降(分割投与を選択した場合は4回目投与以降):初回及び2回目(分割投与した場合は3回目)投与時に最終速度が100mL/時以上でinfusion reactionが認められなかった場合、100mL/時から開始することができる)。
7.7. Infusion reactionが発現した場合、次のように、本剤の投与中断、中止、投与速度の変更等、適切な処置を行うこと。なお、GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる〔11.1.1参照〕。
・ Grade1~3のinfusion reaction:本剤の投与を中断し、Infusion reactionが回復した場合には、infusion reaction発現時の半分以下の投与速度で投与を再開することができ、Infusion reactionの再発が認められなかった場合は、「本剤の希釈後の総量及び投与速度」を参照し、投与速度を変更することができる。ただし、Grade3のinfusion reactionが3回発現した場合は本剤の投与を中止すること。
・ Grade4のinfusion reaction:本剤の投与を中止すること。
改訂情報
2023年12月6日 DSU No.322 【その他】
【11.1重大な副作用】(一部改訂)
【新様式】
Infusion reaction:
アナフィラキシー、鼻閉、咳嗽、悪寒、眼障害(脈絡膜滲出、急性近視、急性閉塞隅角緑内障等)、気管支痙攣、低酸素症、呼吸困難等のinfusion reactionがあらわれることがあり、多くの場合は、初回投与時に発現が認められたが、2回目以降の投与時にも認められている。異常が認められた場合は、本剤の投与を中断又は中止し適切な処置を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。重度のinfusion reactionが認められた場合、本剤の投与中止等の適切な処置を行うこと。
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