カイプロリス点滴静注用10mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- カルフィルゾミブ注射用
- 英名(商品名)
- Kyprolis
- 規格
- 10mg1瓶
- 薬価
- 24,426.00
- メーカー名
- 小野薬品
- 規制区分
- 毒薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔プロテアソーム阻害薬〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年10月改訂(第5版)
- 告示日
- 2016年8月30日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2016年9月版
- DIRに反映
- 2016年10月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
再発又は難治性の多発性骨髄腫。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤による治療は、少なくとも1つの標準的な治療が無効又は治療後に再発した患者を対象とすること。
5.2. 臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
用法用量
〈レナリドミド及びデキサメタゾン併用〉
通常、成人には1日1回、本剤を1、2、8、9、15及び16日目に点滴静注し、12日間休薬する。この28日間を1サイクルとし、12サイクルまで投与を繰り返す。13サイクル以降は、1日1回、1、2、15及び16日目に本剤を点滴静注し、12日間休薬する。本剤の投与量はカルフィルゾミブとして、1サイクル目の1及び2日目のみ20mg/㎡(体表面積)、それ以降は27mg/㎡(体表面積)とし、10分かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
〈デキサメタゾン併用〉
週2回投与の場合:
通常、成人には1日1回、本剤を1、2、8、9、15及び16日目に点滴静注し、12日間休薬する。この28日間を1サイクルとし、投与を繰り返す。本剤の投与量はカルフィルゾミブとして、1サイクル目の1及び2日目のみ20mg/㎡(体表面積)、それ以降は56mg/㎡(体表面積)とし、30分かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
週1回投与の場合:
通常、成人には1日1回、本剤を1、8及び15日目に点滴静注し、13日間休薬する。この28日間を1サイクルとし、投与を繰り返す。本剤の投与量はカルフィルゾミブとして、1サイクル目の1日目のみ20mg/㎡(体表面積)、それ以降は70mg/㎡(体表面積)とし、30分かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈用法及び用量共通〉本剤を単独投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
7.2. 〈用法及び用量共通〉本剤と併用する抗悪性腫瘍剤の投与に際しては、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、投与すること。
7.3. 〈用法及び用量共通〉体表面積が2.2㎡を超える患者では、体表面積2.2㎡として投与量を算出すること。
7.4. 〈用法及び用量共通〉クレアチニンクリアランスが15mL/分未満(Ccrが15mL/分未満)となった場合には、本剤を休薬し、Ccrが15mL/分以上まで回復した場合には、投与の再開を検討すること(透析を要する場合には、再開時の用量として20mg/㎡を超えないこととし、また透析後に投与すること)。
7.5. 〈用法及び用量共通〉本剤の投与については、次に従って、適切に休薬、減量又は投与中止の判断を行うこと。
血液毒性(*Grade4の血小板減少、*Grade4のリンパ球減少、*Grade4の貧血又は*Grade3以上の好中球減少)又は*Grd3以上の非血液毒性<脱毛症・Grd3の悪心・嘔吐・下痢・疲労除く>に該当する副作用が発現した場合には、回復するまで本剤を休薬し、休薬後に投与を再開する場合には、本剤による有益性と危険性を慎重に検討した上で次を目安として減量等を考慮する;なお、再び副作用が発現し、休薬後に投与を再開する場合には、次を目安として本剤を減量又は投与中止すること[1)レナリドミド及びデキサメタゾン併用で副作用発現時投与量27mg/㎡は再開時目安20mg/㎡、副作用発現時投与量20mg/㎡は再開時目安15mg/㎡、副作用発現時投与量15mg/㎡は投与中止、2)デキサメタゾン併用(週2回投与の場合)で副作用発現時投与量56mg/㎡は再開時目安45mg/㎡、副作用発現時投与量45mg/㎡は再開時目安36mg/㎡、副作用発現時投与量36mg/㎡は再開時の目安27mg/㎡、副作用発現時投与量27mg/㎡は投与中止、3)デキサメタゾン併用(週1回投与の場合)で副作用発現時投与量70mg/㎡は再開時目安56mg/㎡、副作用発現時投与量56mg/㎡は再開時目安45mg/㎡、副作用発現時投与量45mg/㎡は再開時目安36mg/㎡、副作用発現時投与量36mg/㎡は投与中止](Grd:Grade)。
*)NCI-CTCAE v4.0。
7.6. 〈レナリドミド及びデキサメタゾン併用〉レナリドミド及びデキサメタゾン併用で本剤を18サイクルを超えて投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
改訂情報
2024年3月1日 DSU No.324 【その他】
【9.4生殖能を有する者】(一部改訂)
【新様式】
妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後6ヵ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。
【9.4生殖能を有する者】(一部改訂)
【新様式】
男性には、本剤投与中及び最終投与後3ヵ月間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。
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