エジュラント錠25mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- リルピビリン塩酸塩錠
- 英名(商品名)
- Edurant
- 規格
- 25mg1錠
- 薬価
- 2,019.20
- メーカー名
- ヤンセンファーマ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗HIV薬〔非核酸(非ヌクレオシド)系HIV逆転写酵素阻害薬(NNRTI)〕
- 色
- 白〜オフホワイト
- 識別コード
- (本体)TMC (本体)25
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年9月改訂(第6版)
- 告示日
- 2012年5月29日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2012年6月版
- DIRに反映
- 2012年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
HIV-1感染症。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈併用薬共通〉本剤による治療にあたっては、患者の治療歴及び可能な場合には薬剤耐性検査(遺伝子型解析あるいは表現型解析)を参考にすること。
5.2. 〈カボテグラビル経口剤以外の抗HIV薬併用時〉抗HIV薬の治療経験がなく、HIV-1 RNA量100000copies/mL以下の患者に使用すること〔17.1.1、17.1.2参照〕。
5.3. 〈カボテグラビル経口剤以外の抗HIV薬併用時〉海外臨床第3相試験の併合解析において本剤によるウイルス学的失敗例では、エファビレンツによるウイルス学的失敗例よりも、ラミブジン/エムトリシタビンへの耐性変異の発現割合が高かった(また、ベースラインCD4陽性リンパ球数少ない被験者[<200cells/μL]では、ベースラインCD4陽性リンパ球数が多い被験者(≧200cells/μL)と比べてウイルス学的失敗例の割合が高かった)。本剤による治療開始時には、これらの情報について考慮すること〔17.1.1、17.1.2参照〕。
5.4. 〈カボテグラビル経口剤併用時〉本剤は、ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前6ヵ月間以上においてウイルス学的抑制が得られており、リルピビリン及びカボテグラビルに対する耐性関連変異を持たず、本剤への切り替えが適切であると判断される抗HIV薬既治療患者に使用すること〔17.1.3-17.1.5参照〕(ウイルス学的抑制:ヒト免疫不全ウイルス[HIV]-1 RNA量が50copies/mL未満)。
5.5. 〈カボテグラビル経口剤併用時〉本剤は次の場合に使用すること[1)長期作用型の薬剤であるリルピビリン注射剤の投与に先立って、経口導入としてリルピビリンへの忍容性を確認する、2)リルピビリン注射剤を予定するスケジュール通りに投与できない場合の代替薬として使用する]。
用法用量
通常、成人にはリルピビリンとして1回25mgを1日1回食事中又は食直後に経口投与する。投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈併用薬共通〉本剤とリファブチンを併用する場合は、本剤を50mg1日1回に増量すること(なお、リファブチンの併用を中止した場合は、本剤を25mg1日1回に減量すること)〔10.2、16.7参照〕。
7.2. 〈カボテグラビル経口剤以外の抗HIV薬併用時〉非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NNRTI)を2剤併用したときの有用性が示されていないので、他のNNRTIとの併用は避けることが望ましい。
7.3. 〈カボテグラビル経口剤併用時〉カボテグラビル経口剤併用時、リルピビリン注射剤及びカボテグラビル注射剤の併用療法の経口導入として用いる場合には、本剤をカボテグラビル経口剤との併用により1ヵ月間(少なくとも28日間)を目安に経口投与し、リルピビリン及びカボテグラビルに対する忍容性を確認すること。
7.4. 〈カボテグラビル経口剤併用時〉カボテグラビル経口剤併用時、リルピビリン注射剤を投与予定日の7日後までに投与できない場合は、本剤による代替投与が可能であるが、次の点に留意すること[1)本剤による代替投与可能な期間は2ヵ月間までであること(本剤による代替期間が2ヵ月間を超える場合は、他の抗HIV薬へ切り替えることを考慮すること)、2)リルピビリン注射剤を再開する際にはリルピビリン注射剤の電子添文を参照すること]。
外形画像
改訂情報
2024年9月10日 DSU No.329 【その他】
【2.禁忌】(一部改訂)
リファンピシン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、フェニトイン・フェノバルビタール、ホスフェニトイン、デキサメタゾン(全身投与)(単回投与を除く)、セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品、プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール、ランソプラゾール、アスピリン・ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、ボノプラザンフマル酸塩、アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩)を投与中の患者
【10.1併用禁忌】(一部改訂)
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。