ポライビー点滴静注用140mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)注射用
- 英名(商品名)
- Polivy
- 規格
- 140mg1瓶
- 薬価
- 1,159,681.00
- メーカー名
- 中外製薬
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔微小管阻害薬結合抗CD79bモノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年11月改訂(第8版)
- 告示日
- 2021年5月18日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2021年6月版
- DIRに反映
- 2021年6月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫。
(効能又は効果に関連する注意)
「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと〔17.1.1-17.1.3参照〕。
用法用量
通常、成人には、ポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)として、次の抗悪性腫瘍剤との併用で、1回1.8mg/kg(体重)を3週間間隔で6回点滴静注する。初回投与時は90分かけて投与し、忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。なお、患者の状態に応じて適宜減量する。
1). リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用。
2). ベンダムスチン塩酸塩製剤及びリツキシマブ(遺伝子組換え)との併用。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤及び併用する抗悪性腫瘍剤の投与時期等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で投与すること〔17.1.1-17.1.3参照〕。
7.2. 本剤投与によるinfusion reactionを軽減させるために本剤投与の30分~1時間前に、抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤の前投与を考慮し、また、副腎皮質ホルモン剤と併用しない場合は、副腎皮質ホルモン剤の前投与を考慮すること〔11.1.4参照〕。
7.3. 本剤投与により次の副作用が発現した場合には、症状、重症度等に応じて、次の基準を目安に、本剤の休薬等を考慮すること。
[本剤の投与中止・休薬・減量基準]
1). infusion reaction:
①. infusion reaction<Grade1>又はinfusion reaction<Grade2>:Grade1又はベースラインに回復するまで休薬又は本剤の投与速度を下げる(症状が回復した場合には、元の投与速度で投与を再開することができる)。
②. infusion reaction<Grade3>:Grade1又はベースラインに回復するまで休薬する(症状が回復した場合には、休薬前の投与速度の1/2の投与速度で投与を再開することができ、再開後、infusion reactionが認められない場合には、投与速度を30分ごとに50mg/時ずつ上げることができる)。
③. infusion reaction<Grade4>:投与を中止する。
2). 末梢性ニューロパチー:
①. 〈リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用の場合〉
a. 〈リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用の場合〉末梢性感覚性ニューロパチー<Grade2>:1.4mg/kgに減量し、既に1.4mg/kgで、次回投与日までにGrade2が持続又は再発した場合、1.0mg/kgに減量し、既に1.0mg/kgの場合、投与を中止する。
b. 〈リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用の場合〉末梢性運動性ニューロパチー<Grade2>:Grade1以下に回復するまで休薬する(回復後に投与を再開する場合、1.4mg/kgに減量し、既に1.4mg/kgの場合、1.0mg/kgに減量し、既に1.0mg/kgの場合、投与を中止する)。
c. 〈リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用の場合〉末梢性感覚性ニューロパチー<Grade3>:Grade2以下に回復するまで休薬する(回復後に投与を再開する場合、1.4mg/kgに減量し、既に1.4mg/kgの場合、1.0mg/kgに減量し、既に1.0mg/kgの場合、投与を中止する)。
d. 〈リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用の場合〉末梢性運動性ニューロパチー<Grade3>:Grade1以下に回復するまで休薬する(回復後に投与を再開する場合、1.4mg/kgに減量し、既に1.4mg/kgの場合、1.0mg/kgに減量し、既に1.0mg/kgの場合、投与を中止する)。
e. 〈リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用の場合〉末梢性ニューロパチー<Grade4>:投与を中止する。
②. 〈ベンダムスチン塩酸塩製剤及びリツキシマブ(遺伝子組換え)併用の場合〉
a. 〈ベンダムスチン塩酸塩製剤及びリツキシマブ(遺伝子組換え)併用の場合〉末梢性ニューロパチー<Grade2><初発>又は末梢性ニューロパチー<Grade3><初発>:症状が回復するまで休薬する(次回投与予定日の14日目までにGrade1以下に回復した場合には、以降は1.4mg/kgに減量して投与し、14日目までにGrade1以下に回復しなかった場合には、投与を中止する)。
b. 〈ベンダムスチン塩酸塩製剤及びリツキシマブ(遺伝子組換え)併用の場合〉末梢性ニューロパチー<Grade2><再発>又は末梢性ニューロパチー<Grade3><再発>:投与を中止する。
c. 〈ベンダムスチン塩酸塩製剤及びリツキシマブ(遺伝子組換え)併用の場合〉末梢性ニューロパチー<Grade4>:投与を中止する。
3). 好中球減少<Grade3>又は好中球減少<Grade4>:好中球数が1000/mm3以上に回復するまで休薬する(回復後は休薬前の用量で再開することができる)。
4). 血小板減少<Grade3>又は血小板減少<Grade4>:血小板数が75000/mm3以上に回復するまで休薬する(回復後は休薬前の用量で再開することができる)。
GradeはNCI-CTCAE v4.03に準じる。
改訂情報
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