ゼジューラ錠100mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ニラパリブトシル酸塩水和物錠
- 英名(商品名)
- Zejula
- 規格
- 100mg1錠
- 薬価
- 9,316.80
- メーカー名
- 武田薬品
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔ポリアデノシン5’二リン酸リボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬〕
- 色
- 灰
- 識別コード
- (本体)Zejula (本体)100 (被包)Zejula 100
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年2月改訂(第3版)
- 告示日
- 2022年5月24日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2022年6月版
- DIRに反映
- 2022年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 卵巣癌における初回化学療法後の維持療法。
2). 白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌における維持療法。
3). 白金系抗悪性腫瘍剤感受性の相同組換え修復欠損を有する再発卵巣癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈卵巣癌における初回化学療法後の維持療法〉国際産婦人科連合(FIGO)進行期分類3期又は4期の卵巣癌と診断され、白金系抗悪性腫瘍剤を含む初回化学療法で奏効が維持されている患者を対象とすること。
5.2. 〈卵巣癌における初回化学療法後の維持療法〉臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
5.3. 〈白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌における維持療法〉再発時の白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法で、奏効が維持されている患者を対象とすること。
5.4. 〈白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌における維持療法〉臨床試験に組み入れられた患者における白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法終了後から疾患進行までの期間(PFI)、前治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
5.5. 〈白金系抗悪性腫瘍剤感受性の相同組換え修復欠損を有する再発卵巣癌〉3つ以上の化学療法歴のある患者を対象とすること。
5.6. 〈白金系抗悪性腫瘍剤感受性の相同組換え修復欠損を有する再発卵巣癌〉承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いた検査により、相同組換え修復欠損を有することが確認された患者に投与すること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、次のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html。
5.7. 〈白金系抗悪性腫瘍剤感受性の相同組換え修復欠損を有する再発卵巣癌〉臨床試験に組み入れられた患者における白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法終了後から疾患進行までの期間(PFI)、前治療歴等について「17.臨床成績」の内容を熟知し有効性・安全性を理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し適応患者の選択を行うこと。
用法用量
通常、成人にはニラパリブとして1日1回200mgを経口投与する。ただし、本剤初回投与前の体重が77kg以上かつ血小板数が150000/μL以上の成人にはニラパリブとして1日1回300mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉本剤投与により副作用が発現した場合には、次の基準を参考に、本剤を休薬、減量、中止すること〔8.1、11.1.1参照〕。
[減量・中止する場合の投与量]
1). 〈効能共通〉初回投与量200mg:(1段階減量)100mg、(2段階減量)投与中止。
2). 〈効能共通〉初回投与量300mg:(1段階減量)200mg、(2段階減量)100mg、(3段階減量)投与中止。
[副作用発現時の休薬・減量・中止基準]
1). 〈効能共通〉血小板減少:
①. 〈効能共通〉血小板減少<血小板数100000/μL未満>:初回発現時は血小板数100000/μL以上に回復するまで最大28日間休薬し、28日間休薬しても回復しない場合は投与を中止し、再開時の投与量は同量又は1段階減量、血小板数75000/μL未満に低下した場合には1段階減量。
②. 〈効能共通〉血小板減少<血小板数100000/μL未満>:2回目の発現時は血小板数100000/μL以上に回復するまで最大28日間休薬し、28日間休薬しても回復しない場合は投与を中止し、再開時の投与量は1段階減量。
2). 〈効能共通〉好中球減少<好中球数1000/μL未満>:好中球数1500/μL以上に回復するまで最大28日間休薬し、28日間休薬しても回復しない場合は投与を中止し、再開時の投与量は1段階減量。
3). 〈効能共通〉貧血<ヘモグロビン値8g/dL未満>:ヘモグロビン値9g/dL以上に回復するまで最大28日間休薬し、28日間休薬しても回復しない場合は投与を中止し、再開時の投与量は1段階減量。
4). 〈効能共通〉前記以外の副作用(Grade3以上<副作用の予防又は治療を行っても副作用が継続する場合>):ベースライン又はGrade1以下に回復するまで最大28日間休薬し、28日間休薬しても回復しない場合は投与を中止し、再開時の投与量は1段階減量。
GradeはNCI-CTCAE ver.4.03に準じる。
7.2. 〈効能共通〉他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.3. 〈卵巣癌における初回化学療法後の維持療法〉本剤を3年を超えて投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
外形画像
改訂情報
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