アルンブリグ錠30mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ブリグチニブ錠
- 英名(商品名)
- Alunbrig
- 規格
- 30mg1錠
- 薬価
- 4,176.10
- メーカー名
- 武田薬品
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)阻害薬〕
- 色
- 白〜オフホワイト
- 識別コード
- (本体)U3 (被包)U3 (被包)ALUNBRIG 30mg U3
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年5月改訂(第4版)
- 告示日
- 2021年4月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2021年5月版
- DIRに反映
- 2021年5月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、ALK融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること(検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること)。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、次のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html。
5.2. 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人にはブリグチニブとして、1日1回90mgを7日間経口投与する。その後、1日1回180mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
副作用が発現した場合には、次の基準を考慮して、本剤を休薬、減量又は中止すること。
ただし、本剤1日1回90mgを超える投与量の投与時において、14日間以上休薬し再開する場合、本剤の投与量は、休薬の理由を問わず7日間は1日1回90mgとすること(7日間の投与後の投与量は、副作用や患者の状態に応じて1日1回120mg又は180mgとすることができる)。
[用量レベル]
1). レベル2:本剤の1日用量(1日1回投与)180mg。
2). レベル1:本剤の1日用量(1日1回投与)120mg。
3). レベル0:本剤の1日用量(1日1回投与)90mg。
4). レベル-1:本剤の1日用量(1日1回投与)60mg。
5). 中止:本剤の1日用量(1日1回投与)60mgで忍容性が得られない場合は、本剤の投与を中止すること。
[副作用に対する休薬、減量、中止基準]
1). 間質性肺疾患〔1.2、8.1、9.1.1、11.1.1参照〕:
①. Grade1の間質性肺疾患;a.ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開できる、b.再発した場合、投与中止する。
②. Grade2の間質性肺疾患;a.ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる、b.再発した場合、投与中止する。
③. Grade3の間質性肺疾患又はGrade4の間質性肺疾患;投与中止する。
2). 高血圧:
①. Grade3の高血圧;Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる。
②. Grade4の高血圧;a.Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる、b.再発した場合、投与中止する。
3). 徐脈:
①. Grade2の徐脈又はGrade3の徐脈;Grade1以下又は心拍数が60回/分以上に回復するまで休薬する[a.徐脈を起こすことが知られている併用薬があり、当該併用薬が投与中止又は減量された場合、回復後、同一用量で投与再開できる、b.徐脈を起こすことが知られている併用薬が投与中止・減量されない場合、又は当該併用薬がない場合、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる]。
②. Grade4の徐脈;a.Grade1以下又は心拍数が60回/分以上に回復するまで休薬する[a)徐脈を起こすことが知られている併用薬があり、当該併用薬が投与中止又は減量された場合、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる、b)徐脈を起こすことが知られている併用薬がない場合、投与中止する]、b.再発した場合、投与中止する。
4). 視覚障害:
①. Grade2の視覚障害又はGrade3の視覚障害;Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる。
②. Grade4の視覚障害;投与中止する。
5). クレアチンキナーゼ(CK)上昇:Grade2以上の筋肉痛を伴うGrade3のクレアチンキナーゼ上昇又はGrade2以上の脱力を伴うGrade3のクレアチンキナーゼ上昇(Grade2以上の筋肉痛を伴うGrade3のCK上昇又はGrade2以上の脱力を伴うGrade3のCK上昇)又はGrade2以上の筋肉痛を伴うGrade4のクレアチンキナーゼ上昇又はGrade2以上の脱力を伴うGrade4のクレアチンキナーゼ上昇(Grade2以上の筋肉痛を伴うGrade4のCK上昇又はGrade2以上の脱力を伴うGrade4のCK上昇);①Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開できる、②再発した場合、Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる。
6). リパーゼ又はアミラーゼ上昇:
①. Grade3のリパーゼ上昇又はGrade3のアミラーゼ上昇;a.Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開できる、b.再発した場合、Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる。
②. Grade4のリパーゼ上昇又はGrade4のアミラーゼ上昇;Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる。
7). 高血糖:適切な治療を行っても250mg/dLを超える高血糖が持続する場合;血糖がコントロールできるまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる。
8). 前記以外の副作用:
①. Grade3の副作用;a.ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開できる、b.再発した場合、Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる。
②. Grade4の副作用;a.ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開できる、b.再発した場合、投与中止する。
GradeはNCI-CTCAE ver4.03に準じる。
外形画像
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。