ベージニオ錠150mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- アベマシクリブ錠
- 英名(商品名)
- Verzenio
- 規格
- 150mg1錠
- 薬価
- 7,917.50
- メーカー名
- 日本イーライリリー
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔サイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害薬〕
- 色
- 黄
- 識別コード
- (本体)150 (本体)@ (本体)Lilly (被包)@ 150 150mg (被包)Lilly 150 150mg (被包)@ (被包)Lilly
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2021年12月改訂(第2版)
- 告示日
- 2018年11月19日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2018年12月版
- DIRに反映
- 2018年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌。
2). ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスク乳癌における術後薬物療法。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈効能共通〉本剤の術前薬物療法としての有効性及び安全性は確立していない。
5.2. 〈ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスク乳癌における術後薬物療法〉再発高リスクの定義等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと〔17.1.3参照〕。
用法用量
内分泌療法剤との併用において、通常、成人にはアベマシクリブとして1回150mgを1日2回経口投与する。ただし、術後薬物療法の場合には、投与期間は24ヵ月間までとする。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 併用する内分泌療法剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、選択を行うこと〔17.1.1-17.1.3参照〕。
7.2. 副作用があらわれた場合は、次の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。
[減量の基準]
1). 通常投与量:1回150mg1日2回。
2). 1段階減量:1回100mg1日2回。
3). 2段階減量:1回50mg1日2回。
[副作用発現時の用量調節基準]
1). 肝機能障害:
①. 持続するグレード2のAST増加又は持続するグレード2のALT増加又は再発のグレード2のAST増加又は再発のグレード2のALT増加、グレード3のAST増加又はグレード3のALT増加:ベースライン又はグレード1以下に回復するまで休薬し、再開する場合には投与量を1段階減量する。
②. グレード2以上AST増加・明らかな胆汁うっ滞認めない総Bil>2×ULN又はグレード2以上ALT増加・明らかな胆汁うっ滞認めない総Bil>2×ULN、グレード4のAST増加又はグレード4のALT増加:投与を中止する(Bil:ビリルビン、ULN:基準値上限)。
2). 下痢:
①. グレード2で24時間以内に回復しない下痢の場合:グレード1以下に回復するまで休薬し、再開する場合には減量は不要である。
②. 治療しても症状が継続するグレード2の下痢又は減量せずに再開後に再発したグレード2の下痢、入院を要する下痢又はグレード3の下痢もしくはグレード4の下痢:グレード1以下に回復するまで休薬し、再開する場合には投与量を1段階減量する。
3). 血液毒性:
①. グレード3の血液毒性<初回発現>:グレード2以下に回復するまで休薬し、再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
②. グレード3の血液毒性<2回目以降の発現>又はグレード4の血液毒性:グレード2以下に回復するまで休薬し、再開する場合には投与量を1段階減量する。
③. G-CSF製剤を投与した場合の血液毒性:G-CSF製剤の最終投与後少なくとも48時間以上経過し、かつグレード2以下になるまで休薬し、再開する場合には、投与量を1段階減量する。
4). 間質性肺疾患〔1.3、8.2.2、9.1.1、11.1.4参照〕:投与を中止する。
5). グレード2~4の静脈血栓塞栓症(術後薬物療法としての投与時):投与を中止する、又は適切な治療を行い、状態が安定するまで休薬し、再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
6). 前記以外の副作用:
①. 治療して症状継続するグレード2で7日以内にベースラインに回復しない副作用又は治療して症状継続するグレード2で7日以内にグレード1まで回復しない副作用又は再発のグレード2で7日以内にベースラインまで回復しない副作用又は再発のグレード2で7日以内にグレード1まで回復しない副作用の場合:ベースライン又はグレード1以下に回復するまで必要に応じて休薬し、再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
②. グレード3の副作用又はグレード4の副作用:ベースライン又はグレード1以下に回復するまで休薬し、再開する場合には投与量を1段階減量する。
グレードはNCI-CTCAE ver.4.0に準じる。
外形画像
改訂情報
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