フラジール内服錠250mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6419002F1131
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- メトロニダゾール錠
- 英名(商品名)
- Flagyl
- 規格
- 250mg1錠
- 薬価
- 36.20
- メーカー名
- シオノギファーマ/塩野義製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗トリコモナス薬〔イミダゾール系抗菌薬〕
合成抗菌薬〔イミダゾール系抗菌薬〕 - 色
- 白
- 識別コード
- (本体)@ 763 (被包)250mg (被包)@ 763
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年9月改訂(第3版)
- 告示日
- 2008年6月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2008年8月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症)。
2). 嫌気性菌感染症:深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、肺炎、肺膿瘍、骨盤内炎症性疾患、腹膜炎、腹腔内膿瘍、肝膿瘍、脳膿瘍。
3). 感染性腸炎(偽膜性大腸炎を含む)。
4). 細菌性腟症。
5). ヘリコバクター・ピロリ感染症:胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎。
6). アメーバ赤痢。
7). ランブル鞭毛虫感染症。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈感染性腸炎(偽膜性大腸炎を含む)〉「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
5.2. 〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉プロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾールナトリウム、エソメプラゾール又はボノプラザン)、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシン併用による除菌治療が不成功だった患者に適用すること。
5.3. 〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。
5.4. 〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。
5.5. 〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。
5.6. 〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる場合は、ヘリコバクター・ピロリが陽性であることを確認及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。
適応菌種
1). 嫌気性菌感染症:本剤に感性のペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、ポルフィロモナス属、フソバクテリウム属、クロストリジウム属、ユーバクテリウム属。
2). 感染性腸炎:本剤に感性のクロストリジウム・ディフィシル。
3). 細菌性腟症:本剤に感性のペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス・フラジリス、プレボテラ・ビビア、モビルンカス属、ガードネラ・バジナリス。
用法用量
〈トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症)〉
通常、成人にはメトロニダゾールとして、1クールとして、1回250mgを1日2回、10日間経口投与する。
〈嫌気性菌感染症〉
通常、成人にはメトロニダゾールとして1回500mgを1日3回又は4回経口投与する。
〈感染性腸炎〉
通常、成人にはメトロニダゾールとして1回250mgを1日4回又は1回500mgを1日3回、10~14日間経口投与する。
〈細菌性腟症〉
通常、成人にはメトロニダゾールとして、1回250mgを1日3回又は1回500mgを1日2回7日間経口投与する。
〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉
アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合
ヘリコバクター・ピロリ感染症の場合、通常、成人にはメトロニダゾールとして1回250mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
〈アメーバ赤痢〉
通常、成人にはメトロニダゾールとして1回500mgを1日3回10日間経口投与する。
なお、症状に応じて1回750mgを1日3回経口投与する。
〈ランブル鞭毛虫感染症〉
通常、成人にはメトロニダゾールとして1回250mgを1日3回5~7日間経口投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉末梢神経障害、中枢神経障害等の副作用があらわれることがあるので、特に10日を超えて本剤を投与する場合や1500mg/日以上の高用量投与時には、副作用の発現に十分注意すること〔2.2、9.1.2、11.1.1、11.1.2参照〕。
7.2. 〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉プロトンポンプインヒビターは、次のいずれか1剤を選択する:①ランソプラゾールとして1回30mg、②オメプラゾールとして1回20mg、③ラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、④エソメプラゾールとして1回20mg、⑤ボノプラザンとして1回20mg。
外形画像
改訂情報
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