ダトロウェイ点滴静注用100mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ダトポタマブ デルクステカン(遺伝子組換え)注射用
- 英名(商品名)
- Datroway
- 規格
- 100mg1瓶
- 薬価
- 311,990.00
- メーカー名
- 第一三共
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- 14日(2026年03月末まで)
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔DNAトポイソメラーゼ1阻害薬結合抗TROP−2ヒト化モノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年12月改訂(第1版)
- 告示日
- 2025年3月18日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2025年4月版
- 医薬品マスタ削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. アントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤又はタキサン系抗悪性腫瘍剤による治療歴のある患者を対象とすること。
5.2. 臨床試験に組み入れられた患者における前治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと〔17.1.1参照〕。
5.3. 本剤の術前・術後薬物療法における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人にはダトポタマブ デルクステカン(遺伝子組換え)として1回6mg/kg(体重)を90分かけて3週間間隔で点滴静注する。初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.2. 本剤投与によるInfusion reactionを軽減させるために、本剤の投与前に抗ヒスタミン剤及び解熱鎮痛剤を投与し、また、必要に応じて副腎皮質ホルモン剤の前投与を考慮すること。
7.3. 本剤投与により副作用が発現した場合には、次の基準を考慮して、休薬、減量又は中止すること〔1.2、1.3、8.1-8.4、9.1.1、11.1.1-11.1.4参照〕。
[減量する場合の1回投与量]
1). 1段階減量:4mg/kg。
2). 2段階減量:3mg/kg。
3). 3段階減量:投与中止。
[副作用に対する休薬、減量及び中止の目安]
1). 間質性肺疾患:
①. Grade1の間質性肺疾患の場合:所見が完全に回復するまで休薬する(休薬期間が、28日以内の場合は同一用量で、28日超の場合は1段階減量して再開できる)。
②. Grade2~4の間質性肺疾患の場合:投与を中止する。
2). 角膜炎:
①. Grade2の角膜炎の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、同一用量で再開できる。
②. Grade3の角膜炎の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、1段階減量して再開できる。
③. Grade4の角膜炎の場合:投与を中止する。
3). 口内炎:
①. Grade2の口内炎の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、同一用量で再開できる(再発の場合、Grade1以下に回復するまで休薬し、1段階減量して再開できる)。
②. Grade3の口内炎の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、同一用量又は1段階減量して再開できる。
③. Grade4の口内炎の場合:投与を中止する。
4). Infusion reaction:
①. Grade1のInfusion reactionの場合:投与速度を50%に減速し、その後、新たなInfusion reactionの症状が認められない場合、次回は発現時の速度で投与できる。
②. Grade2のInfusion reactionの場合:投与を中断し、Grade1以下に回復した場合、投与速度を発現時の50%に減速して再開できる(次回は発現時の50%の速度で投与し、新たなInfusion reactionの症状が認められない場合、以降の回は発現時の速度で投与できる)。
③. Grade3のInfusion reaction又はGrade4のInfusion reactionの場合:投与を中止する。
5). 好中球数減少、白血球数減少、貧血:
①. Grade3の好中球数減少、Grade3の白血球数減少、Grade3の貧血の場合:Grade2以下に回復するまで休薬し、同一用量で再開できる。
②. Grade4の好中球数減少、Grade4の白血球数減少、Grade4の貧血の場合:Grade2以下に回復するまで休薬し、同一用量又は1段階減量して再開できる。
6). 血小板数減少:
①. Grade3の血小板数減少の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、同一用量又は1段階減量して再開できる。
②. Grade4の血小板数減少の場合:Grade1以下に回復するまで休薬し、1段階減量して再開できる。
7). 前記以外の副作用:
①. Grade3の副作用の場合:Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、同一用量又は1段階減量して再開できる。
②. Grade4の副作用の場合:投与を中止する。
GradeはNCI-CTCAE ver5.0に準じる。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。