リブタヨ点滴静注350mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- セミプリマブ(遺伝子組換え)注射液
- 英名(商品名)
- Libtayo
- 規格
- 350mg7mL1瓶
- 薬価
- 450,437.00
- メーカー名
- リジェネロン・ジャパン/サノフィ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年6月改訂(第4版)
- 告示日
- 2023年3月14日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2023年4月版
- DIRに反映
- 2023年4月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
がん化学療法後に増悪した進行又は再発の子宮頸癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤の一次治療における有効性及び安全性は確立していない。
5.2. 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人には、セミプリマブ(遺伝子組換え)として、1回350mgを3週間間隔で30分間かけて点滴静注する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.2. 本剤投与により副作用が発現した場合には、次を参考に、本剤の休薬等を考慮すること。
1). 間質性肺疾患:
①. Grade2の間質性肺疾患の場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
②. Grade3以上の間質性肺疾患又は再発性のGrade2の間質性肺疾患の場合:本剤を中止する。
2). 大腸炎・下痢:
①. Grade2の大腸炎・Grade2の下痢又はGrade3の大腸炎・Grade3の下痢の場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
②. Grade4の大腸炎・Grade4の下痢又は再発性のGrade3の大腸炎・再発性のGrade3の下痢の場合:本剤を中止する。
3). 肝機能障害:
①. ASTが基準値上限の3~5倍又はALTが基準値上限の3~5倍まで増加した場合、総ビリルビンが基準値上限の1.5~3倍まで増加した場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
②. ASTが基準値上限の5倍超又はALTが基準値上限の5倍超まで増加した場合、総ビリルビンが基準値上限の3倍超まで増加した場合:本剤を中止する。
4). 甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、甲状腺炎:Grade3以上の甲状腺機能低下症、Grade3以上の甲状腺機能亢進症、Grade3以上の甲状腺炎の場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
5). 副腎機能不全:Grade2以上の副腎機能不全の場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
6). 下垂体炎:Grade2以上の下垂体炎の場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
7). 1型糖尿病:Grade3以上の1型糖尿病の場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
8). 皮膚障害:
①. 1週間以上続くGrade2の皮膚障害の場合、Grade3の皮膚障害の場合、Stevens-Johnson症候群が疑われる(SJSが疑われる)又は中毒性表皮壊死融解症が疑われる(TENが疑われる)場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
②. Grade4の皮膚障害の場合、SJS又はTENが確認された場合:本剤を中止する。
9). 腎機能障害:
①. 血清クレアチニンが基準値上限の1.5~3倍又は血清クレアチニンがベースラインの1.5~3倍まで増加した場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する。
②. 血清クレアチニンが基準値上限の3倍超又は血清クレアチニンがベースラインの3倍超まで増加した場合:本剤を中止する。
10). Infusion reaction:
①. Grade1のInfusion reaction又はGrade2のInfusion reactionの場合:本剤の投与を中断又は投与速度を50%減速する。
②. Grade3以上のInfusion reactionの場合:本剤を中止する。
11). 前記以外の副作用:
①. Grade2の副作用又はGrade3の副作用の場合:Grade1以下に回復するまで本剤を休薬する(12週間を超える休薬後もGrade1以下まで回復しない場合には、本剤を中止する)。
②. Grade4の副作用又は再発性のGrade3の副作用の場合:本剤を中止する。
GradeはNCI-CTCAE(National Cancer Institute Common Terminology Criteria for Adverse Events)v4.03に準じる。
改訂情報
2024年5月22日 DSU No.326 【その他】
【11.1重大な副作用】(一部改訂)
【新様式】
1型糖尿病:
1型糖尿病(劇症1型糖尿病を含む)があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシスに至るおそれがある。1型糖尿病が疑われた場合には、本剤の投与を中止し、インスリン製剤の投与等の適切な処置を行うこと。
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。