ザーコリカプセル200mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- クリゾチニブカプセル
- 英名(商品名)
- Xalkori
- 規格
- 200mg1カプセル
- 薬価
- 8,752.00
- メーカー名
- ファイザー
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)阻害薬〕
- 色
- 淡赤:白
- 識別コード
- (本体)@ CRZ 200 (本体)Pfizer CRZ 200 (被包)@ (被包)@Pfizer (被包)CRZ 200 @ (被包)CRZ 200 @Pfizer
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年3月改訂(第2版)
- 告示日
- 2012年5月29日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2012年6月版
- DIRに反映
- 2012年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
注意情報あり(使用の適否を判断するものではありません)注意
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。
2). ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、ALK融合遺伝子陽性又はROS1融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること(検査にあたっては、承認された体外診断薬を用いること)。
5.2. 本剤の術後補助化学療法における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人にはクリゾチニブとして1回250mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
副作用により、本剤を休薬、減量、中止する場合には、副作用の症状、重症度等に応じて、次の基準を考慮すること。
1). 血液系副作用[日和見感染症等の臨床的事象を伴わないリンパ球減少症を除く]:
①. 臨床的事象を伴わないリンパ球減少症を除く血液系副作用<グレード1-2>:同一投与量を継続。
②. 臨床的事象を伴わないリンパ球減少症を除く血液系副作用<グレード3>:グレード2以下に回復するまで休薬し、回復後は休薬前と同一投与量で投与を再開する。
③. 臨床的事象を伴わないリンパ球減少症を除く血液系副作用<グレード4>:グレード2以下に回復するまで休薬し、回復後は200mg1日2回から投与を再開する[臨床的事象を伴わないリンパ球減少症を除く血液系副作用再発<グレード4>の場合は、グレード2以下に回復するまで休薬し、回復後は250mg1日1回に減量して投与を再開する(グレード2以下に回復するまで休薬し、回復後は250mg1日1回に減量して投与を再開した後グレード4の再発が認められる場合は投与を中止する)]。
2). グレード1以下の血中ビリルビン増加を伴うALT又はAST上昇〔1.3、8.2、11.1.2参照〕:
①. グレード1以下の血中ビリルビン増加を伴うALT上昇<グレード1-2>又はグレード1以下の血中ビリルビン増加を伴うAST上昇<グレード1-2>〔1.3、8.2、11.1.2参照〕:同一投与量を継続。
②. グレード1以下の血中ビリルビン増加を伴うALT上昇<グレード3-4>又はグレード1以下の血中ビリルビン増加を伴うAST上昇<グレード3-4>〔1.3、8.2、11.1.2参照〕:グレード1以下又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後は200mg1日2回から投与を再開する[グレード1以下の血中ビリルビン増加を伴うALT上昇再発<グレード3-4>又はグレード1以下の血中ビリルビン増加を伴うAST上昇再発<グレード3-4>の場合は、グレード1以下に回復するまで休薬し、回復後は250mg1日1回に減量して投与を再開する(グレード1以下に回復するまで休薬し、回復後は250mg1日1回に減量して投与を再開した後グレード3以上の再発が認められる場合は投与を中止する)]。
3). グレード2-4の血中ビリルビン増加を伴うALT又はAST上昇[胆汁うっ滞又は溶血がある場合を除く]〔1.3、8.2、11.1.2参照〕:
①. 胆汁うっ滞除くグレード2-4血中Bil増加を伴うALT上昇<グレード1>・溶血除くグレード2-4の血中Bil増加を伴うALT上昇<グレード1>又は胆汁うっ滞除くグレード2-4血中Bil増加を伴うAST上昇<グレード1>・溶血除くグレード2-4の血中Bil増加を伴うAST上昇<グレード1>:同一投与量を継続。
②. 胆汁うっ滞除くグレード2-4血中Bil増加を伴うALT上昇<グレード2>・溶血除くグレード2-4の血中Bil増加を伴うALT上昇<グレード2>又は胆汁うっ滞除くグレード2-4血中Bil増加を伴うAST上昇<グレード2>・溶血除くグレード2-4の血中Bil増加を伴うAST上昇<グレード2>、胆汁うっ滞除くグレード2-4血中Bil増加を伴うALT上昇<グレード3>・溶血除くグレード2-4の血中Bil増加を伴うALT上昇<グレード3>又は胆汁うっ滞除くグレード2-4血中Bil増加を伴うAST上昇<グレード3>・溶血除くグレード2-4の血中Bil増加を伴うAST上昇<グレード3>、胆汁うっ滞除くグレード2-4血中Bil増加を伴うALT上昇<グレード4>・溶血除くグレード2-4の血中Bil増加を伴うALT上昇<グレード4>又は胆汁うっ滞除くグレード2-4血中Bil増加を伴うAST上昇<グレード4>・溶血除くグレード2-4の血中Bil増加を伴うAST上昇<グレード4>:投与を中止する。
4). 間質性肺疾患〔1.2、8.1、9.1.1、11.1.1参照〕:投与を中止する。
5). QT間隔延長〔8.3、9.1.2、10.2、11.1.3参照〕:
①. QT間隔延長<グレード1-2>〔8.3、9.1.2、10.2、11.1.3参照〕:同一投与量を継続。
②. QT間隔延長<グレード3>〔8.3、9.1.2、10.2、11.1.3参照〕:グレード1以下に回復するまで休薬し、回復後は200mg1日2回から投与を再開する[QT間隔延長再発<グレード3>の場合は、グレード1以下に回復するまで休薬し、回復後は250mg1日1回に減量して投与を再開する(グレード1以下に回復するまで休薬し、回復後は250mg1日1回に減量して投与を再開した後グレード3以上の再発が認められる場合は投与を中止する)]。
③. QT間隔延長<グレード4>〔8.3、9.1.2、10.2、11.1.3参照〕:投与を中止する。
グレードはNCI-CTCAEによる。
Bil:ビリルビン。
外形画像
改訂情報
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