スチバーガ錠40mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- レゴラフェニブ水和物錠
- 英名(商品名)
- Stivarga
- 規格
- 40mg1錠
- 薬価
- 5,682.60
- メーカー名
- バイエル薬品
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔マルチキナーゼ阻害薬〕
- 色
- 淡赤
- 識別コード
- (本体)40 (本体)BAYER (被包)BAYER 40 (被包)40mg @ 40mg (被包)40mg BAYER 40mg
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年7月改訂(第4版)
- 告示日
- 2013年5月24日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2013年6月版
- DIRに反映
- 2013年6月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 治癒切除不能な進行・再発の結腸癌、治癒切除不能な進行・再発の直腸癌。
2). がん化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍。
3). がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈効能共通〉臨床試験の対象となった患者の前治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
5.2. 〈治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉本剤の一次治療及び二次治療における有効性及び安全性は確立していない。
5.3. 〈治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉本剤の術後補助化学療法における有効性及び安全性は確立していない。
5.4. 〈がん化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍〉イマチニブ及びスニチニブによる治療後の患者を対象とすること。
5.5. 〈がん化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍〉本剤の手術の補助化学療法としての有効性及び安全性は確立していない。
5.6. 〈がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌〉局所療法の適応となる肝細胞癌(経皮的エタノール注入療法の適応となる肝細胞癌、ラジオ波焼灼療法の適応となる肝細胞癌、マイクロ波凝固療法の適応となる肝細胞癌、肝動脈塞栓療法の適応となる肝細胞癌/肝動脈化学塞栓療法の適応となる肝細胞癌、放射線療法の適応となる肝細胞癌等)患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
5.7. 〈がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌〉本剤の一次治療における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人にはレゴラフェニブとして1日1回160mgを食後に3週間連日経口投与し、その後1週間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤と他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.2. 空腹時に本剤を投与した場合、食後投与と比較して未変化体のCmax及びAUCの低下が認められることから、空腹時投与を避けること。また、高脂肪食摂取後に本剤を投与した場合、低脂肪食摂取後の投与と比較して活性代謝物のCmax及びAUCの低下が認められることから、本剤は高脂肪食後の投与を避けることが望ましい〔16.2.1参照〕。
7.3. 副作用があらわれた場合は、症状、重症度等に応じて次の基準を考慮して、本剤を減量、休薬又は中止すること。減量して投与を継続する場合には、40mg(1錠)ずつ減量すること(1日1回80mgを下限とすること)。
・ 手足症候群〔8.1、11.1.1参照〕
1). 手足症候群<皮膚毒性のグレード1>:本剤の投与を継続し、対症療法を直ちに行う。
2). 手足症候群<皮膚毒性のグレード2>:発現回数1回目は本剤の投与量を40mg(1錠)減量し、対症療法を直ちに行い、改善がみられない場合は、7日間休薬し、休薬によりグレード0~1に軽快した場合、投与を再開する、発現回数1回目で7日以内に改善がみられない場合又は発現回数2回目若しくは3回目はグレード0~1に軽快するまで休薬し、本剤の投与を再開する場合、投与量を40mg(1錠)減量する、発現回数4回目は本剤の投与を中止する。
3). 手足症候群<皮膚毒性のグレード3>:発現回数1回目又は2回目は対症療法を直ちに行い、グレード0~1に軽快するまで少なくとも7日間は休薬し、本剤の投与を再開する場合、投与量を40mg(1錠)減量する、発現回数3回目は本剤の投与を中止する。
・ 肝機能検査値異常〔1.2、8.2、11.1.3参照〕
1). ALTが正常基準値上限の5倍以下又はASTが正常基準値上限の5倍以下:本剤の投与を継続し、検査値が正常基準値上限の3倍未満又は投与前値に回復するまで肝機能検査を頻回に行う。
2). ALTが正常基準値上限の5倍を超過かつ20倍以下又はASTが正常基準値上限の5倍を超過かつ20倍以下:発現回数1回目は検査値が正常基準値上限の3倍未満又は投与前値に回復するまで休薬し、投与を再開する場合、投与量を40mg(1錠)減量し、少なくとも4週間は肝機能検査を頻回に行う、発現回数2回目は本剤の投与を中止する[肝機能検査値が正常範囲又は投与前値に回復するまで、肝機能検査を頻回に行う]。
3). ALTが正常基準値上限の20倍を超過又はASTが正常基準値上限の20倍を超過:本剤の投与を中止する[肝機能検査値が正常範囲又は投与前値に回復するまで、肝機能検査を頻回に行う]。
4). ALTが正常基準値上限の3倍超かつビリルビン値が正常基準値上限の2倍超又はASTが正常基準値上限の3倍超かつビリルビン値が正常基準値上限の2倍超:本剤の投与を中止する[肝機能検査値が正常範囲又は投与前値に回復するまで、肝機能検査を頻回に行う]。ジルベール症候群[本剤はUGT1A1によるグルクロン酸抱合を阻害するため、ジルベール症候群の患者においては間接型ビリルビン上昇する可能性がある]の患者においてALT又はASTの上昇が発現した場合は、本項のビリルビン値の基準によらず、前記で規定するALT又はASTの基準に従う。
・ 高血圧〔8.3、11.1.7参照〕
1). 高血圧のグレード2<無症候性>:本剤の投与を継続し、降圧剤投与を行い、降圧剤による治療を行ってもコントロールできない場合、本剤の投与量を40mg(1錠)減量する。
2). 高血圧のグレード2<症候性>:症状が消失し、血圧がコントロールできるまで休薬し、降圧剤による治療を行い、投与再開後、降圧剤による治療を行ってもコントロールできない場合、本剤の投与量を40mg(1錠)減量する。
3). 高血圧のグレード3:症状が消失し、血圧がコントロールできるまで休薬し、降圧剤による治療を行い、本剤の投与を再開する場合、投与量を40mg(1錠)減量する、投与再開後、降圧剤による治療を行ってもコントロールできない場合、本剤の投与量をさらに40mg(1錠)減量する。
4). 高血圧のグレード4:本剤の投与を中止する。
・ その他の副作用
グレード3以上の副作用発現時は、グレード2以下に軽快するまで休薬し、投与量を40mg(1錠)減量し再開する、又は投与の中止を考慮すること。
グレードはCommon Terminology Criteria for Adverse Events(CTCAE)に準じる。
外形画像
改訂情報
2024年7月31日 DSU No.328 【重要】
【8.重要な基本的注意】(一部改訂)
血小板減少、好中球減少、白血球減少があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に血液検査を実施するなど観察を十分に行うこと。
【11.1重大な副作用】(一部改訂)
血小板減少、好中球減少、白血球減少
2024年7月31日 DSU No.328 【その他】
【11.2その他の副作用】(削除)
2024年7月17日 使用上の注意改訂情報 令和6年7月17日指示分
【8. 重要な基本的注意】(一部改訂)
血小板減少、好中球減少、白血球減少があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に血液検査を実施するなど観察を十分に行うこと。
【11. 副作用-11.1 重大な副作用】(一部改訂)
血小板減少、好中球減少、白血球減少
2024年3月1日 DSU No.324 【重要】
【11.1重大な副作用】(追記)
【新様式】
動脈解離:
大動脈解離を含む動脈解離があらわれることがある。
2024年2月15日 使用上の注意改訂情報 令和6年2月15日指示分
【11. 副作用-11.1 重大な副作用】(新設)
【新記載要領】
動脈解離
大動脈解離を含む動脈解離があらわれることがある。
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。