フルダラ錠10mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- フルダラビンリン酸エステル錠
- 英名(商品名)
- Fludara
- 規格
- 10mg1錠
- 薬価
- 2,555.40
- メーカー名
- サノフィ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔代謝拮抗薬〕
- 色
- 薄帯黄赤
- 識別コード
- (本体)@ (本体)LN (被包)LN (被包)Fludara 10 10 LN
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年7月改訂(第2版)
- 告示日
- 2007年6月8日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2007年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 再発又は難治性の次記疾患:再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫。
2). 貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病。
(効能又は効果に関連する注意)
〈貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病〉本剤の対象は、未治療例は、原疾患の進展に起因する貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病患者(Rai分類でハイリスク群又はBinet分類でB又はC期)で、既治療例は、少なくとも一種類の標準的なアルキル化剤を含む治療に無効又は進行性の慢性リンパ性白血病患者である。
用法用量
通常、成人にはフルダラビンリン酸エステルとして、40mg/㎡(体表面積)を1日1回5日間連日経口投与し、23日間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
なお、体表面積により、次の投与量を1日用量とする。ただし、患者の状態により適宜減量する。
1). 体表面積*0.89-1.13㎡:1日用量40mg(1日あたり4錠)。
2). 体表面積*1.14-1.38㎡:1日用量50mg(1日あたり5錠)。
3). 体表面積*1.39-1.63㎡:1日用量60mg(1日あたり6錠)。
4). 体表面積*1.64-1.88㎡:1日用量70mg(1日あたり7錠)。
5). 体表面積*1.89-2.13㎡:1日用量80mg(1日あたり8錠)。
6). 体表面積*2.14-2.38㎡:1日用量90mg(1日あたり9錠)。
*)小数点以下2桁に四捨五入。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 腎機能低下している患者(クレアチニンクリアランスが30~70mL/分)では、腎機能の低下に応じて次のような目安により投与量を減量し、安全性を確認しながら慎重に投与すること〔9.2.2、16.6.1参照〕。
7.1.1. 減量の目安:腎機能低下している患者(クレアチニンクリアランスが30~70mL/分)[1)クレアチニンクリアランス70mL/分で体表面積0.45-0.73㎡:1日用量20mg(1日あたり2錠)、2)クレアチニンクリアランス70mL/分で体表面積0.74-1.01㎡:1日用量30mg(1日あたり3錠)、3)クレアチニンクリアランス70mL/分で体表面積1.02-1.30㎡:1日用量40mg(1日あたり4錠)、4)クレアチニンクリアランス70mL/分で体表面積1.31-1.58㎡:1日用量50mg(1日あたり5錠)、5)クレアチニンクリアランス70mL/分で体表面積1.59-1.87㎡:1日用量60mg(1日あたり6錠)、6)クレアチニンクリアランス70mL/分で体表面積1.88-2.16㎡:1日用量70mg(1日あたり7錠)、7)クレアチニンクリアランス70mL/分で体表面積2.17-2.44㎡:1日用量80mg(1日あたり8錠)、8)クレアチニンクリアランス50mL/分で体表面積0.53-0.86㎡:1日用量20mg(1日あたり2錠)、9)クレアチニンクリアランス50mL/分で体表面積0.87-1.20㎡:1日用量30mg(1日あたり3錠)、10)クレアチニンクリアランス50mL/分で体表面積1.21-1.54㎡:1日用量40mg(1日あたり4錠)、11)クレアチニンクリアランス50mL/分で体表面積1.55-1.88㎡:1日用量50mg(1日あたり5錠)、12)クレアチニンクリアランス50mL/分で体表面積1.89-2.21㎡:1日用量60mg(1日あたり6錠)、13)クレアチニンクリアランス50mL/分で体表面積2.22-2.55㎡:1日用量70mg(1日あたり7錠)、14)クレアチニンクリアランス50mL/分で体表面積2.56-2.89㎡:1日用量80mg(1日あたり8錠)、15)クレアチニンクリアランス30mL/分で体表面積0.65-1.05㎡:1日用量20mg(1日あたり2錠)、16)クレアチニンクリアランス30mL/分で体表面積1.06-1.47㎡:1日用量30mg(1日あたり3錠)、17)クレアチニンクリアランス30mL/分で体表面積1.48-1.88㎡:1日用量40mg(1日あたり4錠)、18)クレアチニンクリアランス30mL/分で体表面積1.89-2.30㎡:1日用量50mg(1日あたり5錠)、19)クレアチニンクリアランス30mL/分で体表面積2.31-2.71㎡:1日用量60mg(1日あたり6錠)、20)クレアチニンクリアランス30mL/分で体表面積2.72-3.13㎡:1日用量70mg(1日あたり7錠)、21)クレアチニンクリアランス30mL/分で体表面積3.14-3.54㎡:1日用量80mg(1日あたり8錠)]。
7.2. 本剤による治療中に高度の骨髄抑制が認められた場合には、次のような目安により、適切に減量、休薬又は投与中止の判断を行うこと〔11.1.1参照〕。
7.2.1. 投与量調整の目安
1). 〈低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫〉
①. 〈低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫〉骨髄機能の回復の指標:好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上。
②. 〈低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫〉投与量の調節:本剤による治療中に高度骨髄抑制が認められた場合には、次クール開始にあたり、好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上に回復するまで休薬する[a.1週後までに好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上に回復した場合は40mg/㎡/日で投与を継続する、b.2週後までに好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上に回復した場合は30mg/㎡/日に減量する、c.2週後までに好中球数1200/mm3以上及び血小板数75000/mm3以上に回復しなかった場合は投与を中止する]。
2). 〈貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病〉
①. 〈貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病〉骨髄機能の回復の指標:好中球数1000/mm3以上及び血小板数100000/mm3以上。
②. 〈貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病〉投与量の調節:本剤による治療中に高度骨髄抑制が認められた場合には、次クール開始にあたり、好中球数1000/mm3以上及び血小板数100000/mm3以上に回復するまで休薬する[a.2週後までに好中球数1000/mm3以上及び血小板数100000/mm3以上に回復した場合は40mg/㎡/日で投与を継続する、b.2週後までに好中球数1000/mm3以上及び血小板数100000/mm3以上に回復しなかった場合、好中球数500/mm3以上、及び血小板数50000/mm3以上であれば30mg/㎡/日に減量し、2週後までに好中球数500/mm3未満、又は血小板数50000/mm3未満であれば20mg/㎡/日に減量する]。
7.3. 国内臨床試験において、本剤の6クールを超える投与での低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫に対する有効性及び安全性は確認されていないので、6クールを超えて投与を行う場合には、投与継続について慎重に判断すること〔17.1.1参照〕。
外形画像
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。