サデルガカプセル100mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):3999037M1023
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- エリグルスタット酒石酸塩カプセル
- 英名(商品名)
- Cerdelga
- 規格
- 100mg1カプセル
- 薬価
- 78,350.50
- メーカー名
- サノフィ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- ゴーシェ病治療薬
- 色
- 青緑:乳白
- 識別コード
- (本体)GZ02 (被包)Cerdelga
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年9月改訂(第2版)
- 告示日
- 2015年5月19日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2015年6月版
- DIRに反映
- 2015年6月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
注意情報あり(使用の適否を判断するものではありません)注意
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
ゴーシェ病の諸症状(貧血、血小板減少症、肝脾腫及び骨症状)の改善。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. ゴーシェ病と確定診断された患者にのみ使用すること。
5.2. ゴーシェ病2型及びゴーシェ病3型に対する本剤の使用経験はないため、使用する場合は、患者に十分説明した上で、有益性がリスクを上回ると判断される場合にのみ投与すること。
5.3. ゴーシェ病の神経症状に対する効果は期待できない。
用法用量
通常、CYP2D6 Extensive Metabolizer及びIntermediate Metabolizerの成人にはエリグルスタット酒石酸塩として1回100mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤投与開始前にCYP2D6遺伝子型、肝機能、及び投与開始前に併用薬剤を確認すること。また、本剤投与中も肝機能及び併用薬剤の状況に注意すること〔2.2、8.1、8.2、10.相互作用の項、16.1.4、16.6.1参照〕。
7.2. CYP2D6の活性が通常の患者(EM)では、次を参考に、1回の投与量を100mgとして用法・用量の調整を行うこと。なお、CYP2D6EMで中等度以上肝機能障害<Child-pugh分類B・C>がある患者には投与しないこと〔2.2.1、8.1、8.2、9.3.3、10.相互作用の項、16.1.4、16.6.1参照〕。
[肝機能が正常な患者]
1). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:1回100mg1日2回。
2). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日2回。
3). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日1回。
4). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:1回100mg1日2回。
5). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日2回。
6). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日1回。
7). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:1回100mg1日1回。
8). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日1回。
9). CYP2D6 EMで肝機能が正常な患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:禁忌。
[軽度肝機能障害(Child-pugh分類A)がある患者]
1). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:1回100mg1日2回。
2). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日1回。
3). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日1回。
4). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:1回100mg1日1回。
5). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日1回。
6). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:禁忌。
7). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:禁忌。
8). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:禁忌。
9). CYP2D6 EMで軽度肝機能障害<Child-pugh分類A>がある患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:禁忌。
7.3. CYP2D6の活性が低い患者(IM)では、次を参考に、1回の投与量を100mgとして用法・用量の調整を行うこと。なお、CYP2D6 IMで肝機能障害<Child-pugh分類A・B又はC>がある患者には投与しないこと〔2.2.2、8.1、8.2、9.3.1、10.相互作用の項、16.1.4参照〕。
[肝機能が正常な患者]
1). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:1回100mg1日2回。
2). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日2回。
3). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*CYP2D6阻害作用を有する薬剤の併用なし、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:禁忌。
4). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:1回100mg1日2回。
5). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日2回。
6). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*弱いCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:禁忌。
7). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、CYP3A阻害作用を有する薬剤の併用なし:1回100mg1日1回。
8). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、弱いCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:1回100mg1日1回。
9). CYP2D6 IMで肝機能が正常な患者で、*中程度以上のCYP2D6阻害作用を有する薬剤を併用、中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用:禁忌。
7.4. CYP2D6の活性が欠損している患者(PM)には、本剤の血中濃度が上昇するため投与を避けることが望ましいが、投与する場合は、1回100mg1日1回投与を目安とし、慎重に投与すること。ただし、CYP2D6 PMで肝機能障害<Child-pugh分類A・B又はC>がある場合、又はCYP2D6 PMで中程度以上のCYP3A阻害作用を有する薬剤を併用する場合は投与しないこと〔2.2.3、9.3.1、10.相互作用の項、16.1.4参照〕。
7.5. CYP2D6の活性が過剰な患者(Ultra Rapid Metabolizer、URM)では本剤の血中濃度が低くなり、効果が減弱するおそれがあるため、投与を避けることが望ましい〔16.1.4参照〕。
7.6. CYP2D6遺伝子型によりCYP2D6代謝能が判別不能の患者には投与を避けることが望ましい。
7.7. 本剤の服用を忘れた場合は、1回分を次の服用時間に服用し、一度に2回分を服用しないよう患者に指導すること。
*)CYP2D6阻害作用を有する薬剤とCYP3A阻害作用を有する薬剤については「10.相互作用」の項を参照し、禁忌又は用法・用量の調整が必要な薬剤に該当するかを確認すること。
外形画像
改訂情報
-
医師の処方により使用する医薬品。