クリアクター静注用80万
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):3959407D2034
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- モンテプラーゼ(遺伝子組換え)注射用
- 英名(商品名)
- Cleactor
- 規格
- 80万国際単位1瓶
- 薬価
- 64,071.00
- メーカー名
- エーザイ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 血栓溶解薬〔組織プラスミノーゲンアクチベーター(t−PA)製剤〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年1月改訂(第2版)
- 告示日
- 2008年6月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2008年8月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)。
2). 不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症における肺動脈血栓の溶解。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)〉本剤は冠動脈造影により血栓を確認した後、投与を開始することが望ましいが、冠動脈造影の実施が困難な場合は、強い胸痛を伴い心電図上明らかなSTの上昇が認められ、かつ、冠血管拡張剤投与によっても胸痛が緩解しない患者に対して投与すること。
5.2. 〈不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症における肺動脈血栓の溶解〉急性肺塞栓症の診断は肺動脈造影などにより、血栓、塞栓あるいは血流の障害を確認すること(肺動脈造影などの実施が困難な場合は、臨床症状から不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症が強く疑われ、かつ、低酸素血症、右心負荷の増大などの検査所見を確認した患者に対して投与すること)〔1.2参照〕。
5.3. 〈不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症における肺動脈血栓の溶解〉急性肺塞栓症においては、ヘパリン投与などによる抗凝固療法を基礎治療として行うこと〔8.8参照〕。
用法用量
〈急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)〉
通常、成人には体重kgあたりモンテプラーゼ(遺伝子組換え)として27500IUを静脈内投与する。
〈不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症における肺動脈血栓の溶解〉
通常、成人には体重kgあたりモンテプラーゼ(遺伝子組換え)として13750~27500IUを静脈内投与する。なお、1回最大投与量は27500IU/kgまでとすること。
投与に際しては、1mLあたり80000IUとなるように日本薬局方生理食塩液で溶解し、1分間あたり約10mL(800000IU)の注入速度で投与する。なお、本剤の投与は発症後できるだけ早期に行う。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)〉本剤は発症から6時間以内に投与を開始すること。
7.2. 〈不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症における肺動脈血栓の溶解〉急性肺塞栓症患者に投与する場合、本剤の出血に関する有害事象の発現は用量依存的であるので、危険性と有益性の両面から慎重に投与量を決定すること。「9.特定の背景を有する患者に関する注意」に該当する患者など、出血の危険性が高い患者へ本剤を投与する場合には、低用量(13750IU/kg)の投与を考慮すること。
参考
[体重別投与量]
1). 13750IU/kg静脈内投与時:
①. 患者の体重30kg、投与量41.25万IU、注入量5.2mL、注入時間の目安30~45秒。
②. 患者の体重35kg、投与量48.13万IU、注入量6.0mL、注入時間の目安30~45秒。
③. 患者の体重40kg、投与量55.00万IU、注入量6.9mL、注入時間の目安30~45秒。
④. 患者の体重45kg、投与量61.88万IU、注入量7.7mL、注入時間の目安45~60秒。
⑤. 患者の体重50kg、投与量68.75万IU、注入量8.6mL、注入時間の目安45~60秒。
⑥. 患者の体重55kg、投与量75.63万IU、注入量9.5mL、注入時間の目安45~60秒。
⑦. 患者の体重60kg、投与量82.50万IU、注入量10.3mL、注入時間の目安60~75秒。
⑧. 患者の体重65kg、投与量89.38万IU、注入量11.2mL、注入時間の目安60~75秒。
⑨. 患者の体重70kg、投与量96.25万IU、注入量12.0mL、注入時間の目安60~75秒。
⑩. 患者の体重75kg、投与量103.13万IU、注入量12.9mL、注入時間の目安75~90秒。
⑪. 患者の体重80kg、投与量110.00万IU、注入量13.8mL、注入時間の目安75~90秒。
⑫. 患者の体重85kg、投与量116.88万IU、注入量14.6mL、注入時間の目安75~90秒。
⑬. 患者の体重90kg、投与量123.75万IU、注入量15.5mL、注入時間の目安90~105秒。
⑭. 患者の体重95kg、投与量130.63万IU、注入量16.3mL、注入時間の目安90~105秒。
⑮. 患者の体重100kg、投与量137.50万IU、注入量17.2mL、注入時間の目安90~105秒。
2). 27500IU/kg静脈内投与時:
①. 患者の体重30kg、投与量82.50万IU、注入量10.3mL、注入時間の目安60~90秒。
②. 患者の体重35kg、投与量96.25万IU、注入量12.0mL、注入時間の目安60~90秒。
③. 患者の体重40kg、投与量110.00万IU、注入量13.8mL、注入時間の目安60~90秒。
④. 患者の体重45kg、投与量123.75万IU、注入量15.5mL、注入時間の目安90~120秒。
⑤. 患者の体重50kg、投与量137.50万IU、注入量17.2mL、注入時間の目安90~120秒。
⑥. 患者の体重55kg、投与量151.25万IU、注入量18.9mL、注入時間の目安90~120秒。
⑦. 患者の体重60kg、投与量165.00万IU、注入量20.6mL、注入時間の目安120~150秒。
⑧. 患者の体重65kg、投与量178.75万IU、注入量22.3mL、注入時間の目安120~150秒。
⑨. 患者の体重70kg、投与量192.50万IU、注入量24.1mL、注入時間の目安120~150秒。
⑩. 患者の体重75kg、投与量206.25万IU、注入量25.8mL、注入時間の目安150~180秒。
⑪. 患者の体重80kg、投与量220.00万IU、注入量27.5mL、注入時間の目安150~180秒。
⑫. 患者の体重85kg、投与量233.75万IU、注入量29.2mL、注入時間の目安150~180秒。
⑬. 患者の体重90kg、投与量247.50万IU、注入量30.9mL、注入時間の目安180~210秒。
⑭. 患者の体重95kg、投与量261.25万IU、注入量32.7mL、注入時間の目安180~210秒。
⑮. 患者の体重100kg、投与量275.00万IU、注入量34.4mL、注入時間の目安180~210秒。
(IU:国際単位)。
改訂情報
2024年3月1日 DSU No.324 【その他】
【10.2併用注意】(追記)
【新様式】
医師の処方により使用する医薬品。