ペガシス皮下注180μg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6399419A2029
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ペグインターフェロン アルファ−2a(遺伝子組換え)注射液
- 英名(商品名)
- Pegasys
- 規格
- 180μg1mL1瓶
- 薬価
- 15,581.00
- メーカー名
- 中外製薬
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗B型肝炎ウイルス薬〔インターフェロン アルファ〕
抗C型肝炎ウイルス薬〔インターフェロン アルファ〕 - 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2021年4月改訂(第2版)
- 告示日
- 2003年12月12日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- -
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善。
2). B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善〉HCV-RNAが陽性であることを確認、及び組織像又は肝予備能、血小板数等により、慢性肝炎であることを確認すること。
5.2. 〈B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善〉B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善の場合、HBV-DNA量の測定等によりウイルスの増殖を確認すること、及び組織像又は肝予備能、血小板数等により、肝硬変を伴わない慢性活動性肝炎であることを確認し、また、ガイドライン等、最新の情報を参照し、本剤の使用が適切と判断される患者に投与すること。
用法用量
〈C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善〉
使用にあたっては、HCV-RNAが陽性であることを確認したうえで行う。
通常、成人にはペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)1回180μg(インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)として)を週1回、皮下に投与する。
本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
〈B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善〉
使用にあたっては、HBV-DNA量の測定等によりウイルスの増殖を確認したうえで行う。
通常、成人にはペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)1回90μg(インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)として)を週1回、皮下に投与する。なお、年齢、HBV-DNA量等に応じて、1回の投与量を180μgとすることができる。
本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤を長期投与する場合には、臨床効果及び副作用の程度を考慮して投与を行い、効果が認められない場合には投与を中止すること。なお、48週を超えて本剤を投与した場合の有効性・安全性は確立していない。
7.2. C型慢性肝炎において、本剤の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与12週で効果が認められない場合には投与を中止すること。
7.3. B型慢性活動性肝炎において、本剤の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定すること(本剤による標準的な治療期間は48週間である)〔17.1.2参照〕。
7.4. B型慢性活動性肝炎において、本剤の投与量として180μgを選択する際には、患者の年齢、HBV-DNA量、臨床効果、副作用の程度等を考慮しながら慎重に決定すること。
7.5. 本剤の投与は、次の臨床検査値を確認してから開始すること:1)好中球数の投与前値1500/μL以上、2)血小板数の投与前値90000/μL以上、3)ヘモグロビン量の投与前値10g/dL以上。
7.6. 本剤の減量又は中止を必要とする中等度から重度の副作用(臨床検査値異常を含む)が報告されているので、重度の副作用を発現する可能性の高い患者又は投与開始前の臨床検査値が投与基準に近い患者では、投与開始から2週間は原則入院させること〔9.1.1-9.1.9、9.2腎機能障害患者、9.3肝機能障害患者の項参照〕。
7.7. 本剤投与中は、定期的に血液学的検査を実施し、好中球数、血小板数、ヘモグロビン量の減少が発現した場合には、次を参考にして用量を調整すること(ただし、血小板数25000/μL未満を示した場合は、本剤による治療の中止を考慮すること)〔8.1-8.3、9.1.6、9.1.9、11.1.3、11.1.4参照〕。
[C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]
1). [C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]好中球数750/μL未満:本剤90μgに減量。
2). [C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]好中球数500/μL未満:本剤中止。
3). [C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]血小板数50000/μL未満:本剤90μgに減量。
4). [C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]血小板数25000/μL未満:本剤中止。
5). [C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]ヘモグロビン量8.5g/dL未満:本剤中止。
[B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善]
1). [B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善]好中球数750/μL未満:本剤半量に減量。
2). [B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善]好中球数500/μL未満:本剤中止。
3). [B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善]血小板数50000/μL未満:本剤半量に減量。
4). [B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善]血小板数25000/μL未満:本剤中止。
5). [B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善]ヘモグロビン量8.5g/dL未満:本剤中止。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。