トリーメク配合錠
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ドルテグラビルナトリウム・アバカビル硫酸塩・ラミブジン錠
- 英名(商品名)
- Triumeq
- 規格
- 1錠
- 薬価
- 6,865.60
- メーカー名
- ヴィーブヘルスケア/GSK
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗HIV薬〔HIVインテグラーゼ阻害薬〕・抗HIV薬〔核酸(ヌクレオシド)系HIV逆転写酵素阻害薬(NRTI)〕
- 色
- 紫
- 識別コード
- (本体)572 Tri
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年8月改訂(第8版)
- 告示日
- 2015年3月24日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2015年4月版
- DIRに反映
- 2015年4月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
HIV感染症。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤の使用にあたっては、患者のCD4リンパ球数及び血漿中HIV RNA量を確認すること。
5.2. 次のいずれかのヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症患者に使用すること。
5.2.1. 抗HIV薬による治療経験のない患者に使用すること。
5.2.2. インテグラーゼ阻害剤(INSTI)以外の抗HIV薬による治療でウイルス学的抑制が得られていない患者に使用すること。
5.2.3. ウイルス学的抑制が得られている次のいずれかの患者
・ ドルテグラビル、アバカビル、ラミブジンの組み合わせにより治療中のウイルス学的抑制が得られている患者に使用すること。
・ ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前6ヵ月間以上においてウイルス学的抑制が得られており、本剤の有効成分に対する耐性関連変異を持たず、本剤への切り替えが適切であると判断される抗HIV薬既治療患者に使用すること。
5.3. INSTIに耐性を有する患者に対して、本剤の使用は推奨されない(ドルテグラビル、アバカビル、ラミブジンの3成分で治療された経験はない)。
5.4. 本剤による治療にあたっては、患者の治療歴及び可能な場合には薬剤耐性検査(遺伝子型解析あるいは表現型解析)を参考にすること(ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NRTI)による治療経験がある場合には、NRTIに対する耐性変異を有している可能性がある)。
5.5. 本剤はドルテグラビル、アバカビル及びラミブジンの固定用量を含有する配合剤であるので、次のアバカビル又はラミブジンの用量調節が必要な患者には個別のドルテグラビル製剤(テビケイ錠)、アバカビル製剤(ザイアジェン錠)又はラミブジン製剤(エピビル錠)を用いること[1)腎機能障害<クレアチニンクリアランス<Ccr>が30mL/min未満>を有する患者〔9.2.1、9.2.2、16.6.1参照〕、2)軽度肝障害又は中等度肝障害患者〔9.3.2、16.6.2参照〕]。
用法用量
通常、成人には1回1錠(ドルテグラビルとして50mg、アバカビルとして600mg及びラミブジンとして300mgを含有)を食事の有無にかかわらず1日1回経口投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤は、HIV感染症に対して1剤で治療を行うものであるため、他の抗HIV薬<ドルテグラビルを追加投与する必要がある場合を除く>と併用しないこと(ただし、ドルテグラビルを追加投与する必要がある場合を除く)〔7.2、10.2参照〕。
7.2. 本剤とカルバマゼピン、リファンピシン、フェニトイン、ホスフェニトイン、フェノバルビタール、セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品を併用する場合は、ドルテグラビルとして50mgを本剤投与の約12時間後に投与する〔7.1、10.2、16.7.2参照〕。
外形画像
改訂情報
2024年9月10日 DSU No.329 【その他】
【9.5妊婦】(一部改訂)
海外の観察研究において、無脳症や二分脊椎などの神経管閉鎖障害が、受胎前からドルテグラビル含有製剤を服用していた妊婦から生まれた児9460例中10例(0.11%、95%信頼区間0.06-0.19)に報告されており、ドルテグラビルを含まない抗HIV薬を服用していた妊婦から生まれた児23664例中25例(0.11%、95%信頼区間0.07-0.16)、HIV陰性の妊婦から生まれた児170723例中108例(0.07%、95%信頼区間0.05-0.08)に報告されている。
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。