バラシクロビル錠500mg「CHM」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6250019F1357
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- バラシクロビル塩酸塩500mg錠
- 英名(商品名)
- Valaciclovir CHM
- 規格
- 500mg1錠
- 薬価
- 44.30
- メーカー名
- ケミックス
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗ヘルペスウイルス薬
- 色
- 白〜微黄白
- 識別コード
- (本体)CHM (本体)VCV500 (被包)VCV500 CHM
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年3月改訂(第1版)
- 告示日
- 2017年12月7日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2018年1月版
- DIRに反映
- 2018年1月版
- DIR削除予定
- 2026年10月版
- 運転注意
-
禁止/注意情報あり(使用の適否を判断するものではありません)
<腎臓の疾患に用いる場合>禁止
<上記以外の場合>注意
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 単純疱疹。
2). 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制。
3). 帯状疱疹。
4). 水痘。
5). 性器ヘルペスの再発抑制。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈性器ヘルペスの再発抑制〉本剤の投与により、セックスパートナーへの感染を抑制することが認められている。ただし、本剤投与中もセックスパートナーへの感染リスクがあるため、コンドームの使用等が推奨される〔17.3参照〕。
5.2. 〈性器ヘルペスの再発抑制〉性器ヘルペスの発症を繰り返す患者(免疫正常患者においては、おおむね年6回以上の頻度で再発する者)に対して投与すること〔17.1.1、17.1.2参照〕。
用法用量
[成人]
〈単純疱疹〉
通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉
通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。
〈帯状疱疹〉
通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
〈水痘〉
通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
〈性器ヘルペスの再発抑制〉
通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
[小児]
〈単純疱疹〉
通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉
通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。
〈帯状疱疹〉
通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
〈水痘〉
通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
〈性器ヘルペスの再発抑制〉
通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい。
7.2. 〈効能共通〉腎障害を有する成人患者におけるクレアチニンクリアランスに応じた本剤の投与間隔及び投与量の目安は次のとおりである、また、血液透析を受けている患者に対しては、患者の腎機能、体重又は臨床症状に応じ、クレアチニンクリアランス10mL/min未満の目安よりさらに減量(250mgを24時間毎等)することを考慮すること(また、血液透析日には透析後に投与すること)〔8.2、9.2.1、9.8高齢者の項、13.1、16.6.1、16.6.2参照〕[1)クレアチニンクリアランス≧50mL/min:単純疱疹、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制には、500mgを12時間毎、2)クレアチニンクリアランス≧50mL/min:帯状疱疹、水痘には、1000mgを8時間毎、3)クレアチニンクリアランス≧50mL/min:性器ヘルペスの再発抑制には、500mgを24時間毎、なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)には、500mgを12時間毎、4)クレアチニンクリアランス30~49mL/min:単純疱疹、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制には、500mgを12時間毎、5)クレアチニンクリアランス30~49mL/min:帯状疱疹、水痘には、1000mgを12時間毎、6)クレアチニンクリアランス30~49mL/min:性器ヘルペスの再発抑制には、500mgを24時間毎、なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)には、500mgを12時間毎、7)クレアチニンクリアランス10~29mL/min:単純疱疹、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制には、500mgを24時間毎、8)クレアチニンクリアランス10~29mL/min:帯状疱疹、水痘には、1000mgを24時間毎、9)クレアチニンクリアランス10~29mL/min:性器ヘルペスの再発抑制には、250mgを24時間毎、なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)には、500mgを24時間毎、10)クレアチニンクリアランス<10mL/min:単純疱疹、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制には、500mgを24時間毎、11)クレアチニンクリアランス<10mL/min:帯状疱疹、水痘には、500mgを24時間毎、12)クレアチニンクリアランス<10mL/min:性器ヘルペスの再発抑制には、250mgを24時間毎、なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)には、500mgを24時間毎]。なお、腎障害を有する小児患者における本剤の投与間隔及び投与量調節の目安は確立していない。
7.3. 〈単純疱疹〉本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。ただし、初発型性器ヘルペスは重症化する場合があるため、本剤を10日間まで使用可能とする。
7.4. 〈帯状疱疹〉目安として、皮疹出現後5日以内に投与を開始することが望ましい。
7.5. 〈帯状疱疹〉本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
7.6. 〈水痘〉目安として、皮疹出現後2日以内に投与を開始することが望ましい。
7.7. 〈水痘〉成人の水痘においては本剤を5~7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替え、小児の水痘においては本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
7.8. 〈性器ヘルペスの再発抑制〉免疫正常患者において、性器ヘルペスの再発抑制に本剤を使用している際に性器ヘルペスの再発が認められた場合には、1回500mg1日1回投与(性器ヘルペスの再発抑制に対する用法及び用量)から1回500mg1日2回投与(単純疱疹の治療に対する用法及び用量)に変更し治癒後は必要に応じ1回500mg1日1回投与(性器ヘルペスの再発抑制に対する用法及び用量)の再開を考慮すること。また、再発抑制に対して本剤を投与しているにもかかわらず頻回に性器ヘルペス再発を繰り返すような患者に対しては、症状に応じて1回250mg1日2回又は1回1000mg1日1回投与に変更することを考慮すること〔17.1.1、17.1.2参照〕。
7.9. 〈性器ヘルペスの再発抑制〉本剤を1年間投与後、投与継続の必要性について検討することが推奨される〔17.1.1、17.1.2参照〕。
外形画像
改訂情報
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