ボリコナゾール錠200mg「日医工」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6179001F2097
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ボリコナゾール錠
- 英名(商品名)
- Voriconazole
- 規格
- 200mg1錠
- 薬価
- 570.50
- メーカー名
- 日医工
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗真菌薬〔トリアゾール系抗菌薬〕
- 色
- 白
- 識別コード
- (本体)ボリコナ ゾール 200 @ (被包)@ 200mg @ 402 (被包)@ 200mg n 402
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年8月改訂(第13版)
- 告示日
- 2016年6月16日
- 経過措置期限
- 2024年3月31日
- 医薬品マスタに反映
- 2016年7月版
- DIRに反映
- 2016年7月版
- DIR削除予定
- 2025年10月版
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1.次記の重症又は難治性真菌感染症:
1).侵襲性アスペルギルス症、肺アスペルギローマ、慢性壊死性肺アスペルギルス症。
2).カンジダ血症、食道カンジダ症、カンジダ腹膜炎、気管支カンジダ症・肺カンジダ症。
3).クリプトコッカス髄膜炎、肺クリプトコッカス症。
4).フサリウム症。
5).スケドスポリウム症。
2.造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.カンジダ感染の治療については、他の抗真菌剤が無効あるいは忍容性に問題があると考えられる場合に本剤の使用を考慮する。
2.造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防における本剤の使用については、真菌感染に高リスクの患者(好中球数が500/mm3未満に減少することが予測される患者など)を対象に行う。
用法用量
1.成人(体重40kg以上):ボリコナゾールとして初日は1回300mgを1日2回、2日目以降は1回150mg又は1回200mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には、増量できるが、初日投与量の上限は1回400mg1日2回、2日目以降投与量の上限は1回300mg1日2回までとする。
2.成人(体重40kg未満):ボリコナゾールとして初日は1回150mgを1日2回、2日目以降は1回100mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には2日目以降の投与量を1回150mg1日2回まで増量できる。
3.小児(2歳以上12歳未満及び12歳以上で体重50kg未満):ボリコナゾール注射剤による投与を行った後、ボリコナゾールとして1回9mg/kgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には1mg/kgずつ増量し、忍容性が不十分の場合には1mg/kgずつ減量する(最大投与量として350mgを用いた場合は50mgずつ減量する)。但し、1回350mg1日2回を上限とする。
4.小児(12歳以上で体重50kg以上):ボリコナゾール注射剤による投与を行った後、ボリコナゾールとして1回200mgを1日2回食間に経口投与する。なお、患者の状態に応じて、又は効果不十分の場合には1回300mg1日2回まで増量できる。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.注射剤からボリコナゾールの投与を開始した成人患者において、経口投与可能であると医師が判断した場合は、錠剤又はドライシロップに切り替えることができる。
2.小児においては、注射剤からボリコナゾールの投与を開始し、患者の状態に応じて、経口投与可能であると医師が判断した場合に、錠剤又はドライシロップに切り替えることができるが、投与開始から1週間未満で注射剤から経口剤に変更した際の有効性及び安全性は検討されていないため慎重に判断する。なお、ボリコナゾール注射剤では食道カンジダ症の適応はないため、小児の食道カンジダ症に対する本剤の使用は推奨されない。
3.腎機能障害のある患者で注射剤の投与ができない成人患者に対しては、錠剤又はドライシロップを使用する。
4.軽度~中等度肝機能低下(Child Pugh分類クラスA・Bの肝硬変に相当)がある患者では投与初日は通常の初日投与量とし、2日目以降は通常の2日目以降投与量の半量とする。
5.投与期間中は血中濃度をモニタリングすることが望ましい。
6.小児で用量を増減する時には、患者の状態を十分に観察し、効果及び副作用の発現を考慮して、必要最小限の増量又は減量にとどめる(但し、原則として、投与開始後及び増量後、少なくとも3日間は増量しない)。
7.造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防については、好中球数が500/mm3以上に回復する、又は免疫抑制剤の投与終了など、適切な時期に投与を終了する[他社が実施した臨床試験において、180日を超えた投与の有効性及び安全性は検討されていない]。
外形画像
改訂情報
2024年6月11日 使用上の注意改訂情報 令和6年6月11日指示分
【2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)】(一部改訂)
【新記載要領】
次の薬剤を投与中の患者:リファンピシン、リファブチン、エファビレンツ、リトナビル、ロピナビル・リトナビル、ニルマトレルビル・リトナビル、カルバマゼピン、バルビタール、フェノバルビタール、ピモジド、キニジン、イバブラジン、麦角アルカロイド(エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン)、トリアゾラム、チカグレロル、アスナプレビル、ロミタピド、ブロナンセリン、スボレキサント、リバーロキサバン、リオシグアト、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)、アナモレリン、ルラシドン、イサブコナゾニウム、フィネレノン
【10. 相互作用-10.1 併用禁忌(併用しないこと)】(新設)
【新記載要領】
医師の処方により使用する医薬品。