ザバクサ配合点滴静注用
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6139506D1020
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- セフトロザン硫酸塩・タゾバクタムナトリウム注射用
- 英名(商品名)
- Zerbaxa
- 規格
- (1.5g)1瓶
- 薬価
- 5,967.00
- メーカー名
- MSD
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- βラクタマーゼ阻害薬・セフェム系抗生物質
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2021年11月改訂(第1版)
- 告示日
- 2019年2月25日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2019年3月版
- DIRに反映
- 2019年4月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
敗血症、肺炎、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈効能共通〉本剤の使用に際しては、β-ラクタマーゼの関与が考えられ、本剤に感性の原因菌による感染症である場合に投与すること。
5.2. 〈肺炎〉臨床試験の対象が院内肺炎患者であったことを踏まえ、適切な患者に投与すること〔17.1.5参照〕。
適応菌種
本剤に感性のレンサ球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、インフルエンザ菌、緑膿菌。
用法用量
〈膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍〉
通常、成人には1回1.5g(タゾバクタムとして0.5g/セフトロザンとして1g)を1日3回60分かけて点滴静注する。
なお、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍に対しては、メトロニダゾール注射液と併用すること。
〈敗血症、肺炎〉
通常、成人には1回3g(タゾバクタムとして1g/セフトロザンとして2g)を1日3回60分かけて点滴静注する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉腎機能障害のある患者(CLCRが50mL/min以下)に対しては次を参考に本剤の用量を調節すること〔8.3、9.2腎機能障害患者、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕。
1). 〈膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍〉腎機能障害のある患者(CLCRが50mL/min以下);クレアチニンクリアランス(CLCR)30~50mL/min:1回本剤750mg(タゾバクタム250mg、セフトロザン500mg)を1日3回60分かけて投与、クレアチニンクリアランス(CLCR)15~29mL/min:1回本剤375mg(タゾバクタム125mg、セフトロザン250mg)を1日3回60分かけて投与、血液透析中の腎不全患者:1回本剤150mg(タゾバクタム50mg、セフトロザン100mg)を1日3回60分かけて投与、ただし、初回のみ本剤750mg(タゾバクタム250mg、セフトロザン500mg)とすること(血液透析実施日は透析終了後速やかに投与)。
2). 〈敗血症、肺炎〉腎機能障害のある患者(CLCRが50mL/min以下);クレアチニンクリアランス(CLCR)30~50mL/min:1回本剤1.5g(タゾバクタム0.5g、セフトロザン1g)を1日3回60分かけて投与、クレアチニンクリアランス(CLCR)15~29mL/min:1回本剤750mg(タゾバクタム250mg、セフトロザン500mg)を1日3回60分かけて投与、血液透析中の腎不全患者:1回本剤450mg(タゾバクタム150mg、セフトロザン300mg)を1日3回60分かけて投与、ただし、初回のみ本剤2.25g(タゾバクタム0.75g、セフトロザン1.5g)とすること(血液透析実施日は透析終了後速やかに投与)。
CLCRが15mL/min未満で血液透析をしていない患者における臨床推奨用量の根拠となるデータは得られていない。
クレアチニンクリアランス(CLCR):Cockcroft-Gault式により推定したCLCR。
7.2. 〈腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍〉本剤単独投与時の有効性及び安全性の検討を目的とした臨床試験は実施していない。腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍の場合、併用するメトロニダゾール注射液の用法・用量、使用上の注意等は、メトロニダゾール注射液の添付文書に従うこと〔17.1.3、17.1.4参照〕。
7.3. 〈敗血症、肺炎〉本剤の適応菌種等を踏まえ、必要に応じてグラム陽性菌に抗菌活性を有する適切な薬剤を併用して治療を行うこと〔17.1.5参照〕。
改訂情報
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