マブキャンパス点滴静注30mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- アレムツズマブ(遺伝子組換え)注射液
- 英名(商品名)
- MabCampath
- 規格
- 30mg1mL1瓶
- 薬価
- 90,907.00
- メーカー名
- サノフィ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔抗CD52モノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年8月改訂(第3版)
- 告示日
- 2014年11月25日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2014年12月版
- DIRに反映
- 2014年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
注意情報あり(使用の適否を判断するものではありません)注意
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 再発又は難治性の慢性リンパ性白血病。
2). 同種造血幹細胞移植の前治療。
(効能又は効果に関連する注意)
〈同種造血幹細胞移植の前治療〉臨床試験に組み入れられた患者の原疾患、ドナーの種類等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
用法用量
〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病〉
通常、成人にはアレムツズマブ(遺伝子組換え)として1日1回3mgの連日点滴静注から開始し、1日1回10mgを連日点滴静注した後、1日1回30mgを週3回隔日に点滴静注する。ただし、投与開始から12週間までの投与とする。なお、患者の状態により適宜減量する。
〈同種造血幹細胞移植の前治療〉
通常、成人にはアレムツズマブ(遺伝子組換え)として1日1回0.16mg/kgを6日間点滴静注する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉infusion reactionを軽減するため、本剤の投与前に抗ヒスタミン剤及び解熱鎮痛剤を投与すること(さらに、本剤投与前に副腎皮質ステロイド剤を投与するとinfusion reactionが軽減されることがある)〔1.2、11.1.2参照〕。
7.2. 〈効能共通〉本剤投与中にGrade1のinfusion reaction又はGrade2のinfusion reactionが認められた場合には、直ちに投与を中断し、副腎皮質ステロイド剤の投与を行い、回復した場合、投与を再開することができる。
7.3. 〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病〉本剤は、いずれの用量も1日量を2時間以上かけて点滴静注すること。
7.4. 〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病〉1日1回3mg及び1日1回10mgの連日点滴静注において、Grade3以上のinfusion reactionが認められない場合、1日1回3mgでは1日1回10mgの連日点滴静注に、1日1回10mgでは1日1回30mgの週3回隔日点滴静注に、それぞれ増量することができる。
7.5. 〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病〉他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.6. 〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病〉本剤の投与中に好中球数減少及び血小板数減少が認められた場合、次を参考に本剤の用量を調節すること。なお、ベースライン時の好中球絶対数が500/μL以下の患者について、有効性及び安全性は確立していない〔11.1.1参照〕。
[休薬、中止又は再開基準]
1). ベースラインの好中球絶対数が500/μL超で治療を開始した患者において、好中球絶対数が250/μL未満となった場合:初回発現時は休薬し、好中球絶対数500/μL以上及び血小板数50000/μL以上に回復した場合、休薬時の用量で投与を再開できる(ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること)、2回目発現時は休薬し、好中球絶対数500/μL以上及び血小板数50000/μL以上に回復した場合、本剤1日1回10mg又は休薬時の用量のいずれか低い方の用量で投与を再開できる(ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること)、3回目発現時は本剤の投与を中止すること。
2). ベースラインの血小板数が25000/μL超で治療を開始した患者において、血小板数が25000/μL以下となった場合:初回発現時は休薬し、好中球絶対数500/μL以上及び血小板数50000/μL以上に回復した場合、休薬時の用量で投与を再開できる(ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること)、2回目発現時は休薬し、好中球絶対数500/μL以上及び血小板数50000/μL以上に回復した場合、本剤1日1回10mg又は休薬時の用量のいずれか低い方の用量で投与を再開できる(ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること)、3回目発現時は本剤の投与を中止すること。
3). ベースラインの血小板数が25000/μL以下で治療を開始した患者において、血小板数がベースラインの数値から50%以上減少した場合:初回発現時は休薬し、好中球絶対数及び血小板数がベースライン値に回復した場合、休薬時の用量で投与を再開できる(ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること)、2回目発現時は休薬し、好中球絶対数及び血小板数がベースライン値に回復した場合、本剤1日1回10mg又は休薬時の用量のいずれか低い方の用量で投与を再開できる(ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること)、3回目発現時は本剤の投与を中止すること。
7.7. 〈同種造血幹細胞移植の前治療〉本剤と併用する薬剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で選択すること。
7.8. 〈同種造血幹細胞移植の前治療〉本剤の初回投与時は3mgを2時間かけて投与し、忍容性が良好であれば、残りの用量を2時間かけて投与する(2回目以降の投与は1日量を4時間かけて点滴静注すること)。
GradeはNCI-CTCAEv3.0に準じる。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。