フリュザクラカプセル1mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- フルキンチニブカプセル
- 英名(商品名)
- Fruzaqla
- 規格
- 1mg1カプセル
- 薬価
- 5,139.40
- メーカー名
- 武田薬品
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- 14日(2025年11月末まで)
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔チロシンキナーゼ阻害薬〕
- 色
- 黄:白
- 識別コード
- (本体)HM013 1mg
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年11月改訂(第2版)
- 告示日
- 2024年11月19日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2024年12月版
- DIRに反映
- 2024年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の結腸癌・がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の直腸癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 次の薬剤による治療歴のない患者における本剤の有効性及び安全性は確立していない。
・ フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤による治療歴のない患者、オキサリプラチンによる治療歴のない患者、イリノテカンによる治療歴のない患者及び抗VEGFタンパク製剤による治療歴のない患者における本剤の有効性及び安全性は確立していない。
・ 抗EGFR抗体<適応となる場合のみ>による治療歴のない患者における本剤の有効性及び安全性は確立していない。
5.2. レゴラフェニブ又はFTD・TPI配合剤のいずれの治療歴もない患者では、これらの薬剤による治療が困難な患者を対象とすること(FTD:トリフルリジン、TPI:チピラシル塩酸塩)。
5.3. 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人にはフルキンチニブとして1日1回5mgを3週間連日経口投与し、その後1週間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.2. 副作用が発現した場合には、次の基準を考慮して、本剤を休薬、減量又は中止すること。
[減量・中止する場合の投与量]
1). 1段階減量:4mg/日。
2). 2段階減量:3mg/日。
3). 中止:3mg/日で忍容性が得られない場合、投与を中止する。
[副作用発現時の休薬、減量、中止基準]
1). 高血圧:
①. Grade3の高血圧:a.降圧剤による治療を行っても、血圧のコントロールができない場合、Grade1又はベースラインに回復するまで休薬する、b.回復後、休薬前の用量から1段階減量して投与を再開できる。
②. Grade4の高血圧:投与を中止する。
2). 出血:
①. Grade2の出血:a.Grade1以下に回復するまで休薬する、b.回復後、休薬前の用量から1段階減量して投与を再開できる。
②. Grade3以上の出血:投与を中止する。
3). 蛋白尿:
①. 尿タンパク量2g/24時間以上:a.1g/24時間未満(Grade1)又はベースラインに回復するまで休薬する、b.回復後、休薬前の用量から1段階減量して投与を再開できる。
②. ネフローゼ症候群:投与を中止する。
4). 肝機能検査値異常:
①. アラニンアミノトランスフェラーゼが正常値上限<ULN>の3倍超(ALTが正常値上限<ULN>の3倍超)若しくはアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼが正常値上限<ULN>の3倍超(ASTが正常値上限<ULN>の3倍超)(ベースライン値が異常の場合は、アラニンアミノトランスフェラーゼがベースラインの3倍超(ALTがベースラインの3倍超)若しくはアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼがベースラインの3倍超(ASTがベースラインの3倍超))、又は総ビリルビンがULNの1.5倍超(ベースライン値が異常の場合は、総ビリルビンがベースライン値の1.5倍超):a.ALT及びASTがULNの3倍以下又はベースラインに回復するまで休薬する、b.総ビリルビンがULNの1.5倍以下又はベースラインに回復するまで休薬する、c.回復後、休薬前の用量から1段階減量して投与を再開できる。
②. ALTがULNの3倍超かつ総ビリルビンがULNの2倍超又はASTがULNの3倍超かつ総ビリルビンがULNの2倍超で、他の原因がない場合:投与を中止する。
③. ASTがULNの20倍超若しくはALTがULNの20倍超(ベースライン値が異常の場合、ASTがベースライン値の20倍超若しくはALTがベースライン値の20倍超)、又は総ビリルビンがULNの10倍超(ベースライン値が異常の場合、総ビリルビンがベースライン値の10倍超):投与を中止する。
5). 皮膚障害:
①. Grade2の皮膚障害:a.Grade1以下に回復するまで休薬する、b.回復後、休薬前の用量と同一用量で投与を再開できる。
②. Grade3の皮膚障害:a.Grade1以下に回復するまで休薬する、b.回復後、休薬前の用量から1段階減量して投与を再開できる。
③. Grade4の皮膚障害:投与を中止する。
6). 消化管穿孔:全Grade:投与を中止する。
7). 可逆性後白質脳症症候群:全Grade:投与を中止する。
8). 動脈血栓塞栓症:全Grade:投与を中止する。
9). その他の副作用:
①. Grade3の副作用:a.Grade1又はベースラインに回復するまで休薬する、b.回復後、休薬前の用量から1段階減量して投与を再開できる。
②. Grade4の副作用:投与を中止する。
GradeはNCI-CTCAEに準じる。
外形画像
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。