ジカディア錠150mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- セリチニブ錠
- 英名(商品名)
- Zykadia
- 規格
- 150mg1錠
- 薬価
- 6,413.60
- メーカー名
- ノバルティス ファーマ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)阻害薬〕
- 色
- 薄青
- 識別コード
- (本体)NVR (本体)ZY1 (被包)150mg (被包)NVR ZY1 @ (被包)NVR ZY1 @NOVARTIS
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2021年4月改訂(第1版)
- 告示日
- 2019年11月26日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2019年12月版
- DIRに反映
- 2020年1月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、ALK融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること(検査にあたっては、承認された体外診断薬を用いること)。
5.2. 本剤の術後補助化学療法における有効性及び安全性は確立していない。
用法用量
通常、成人にはセリチニブとして450mgを1日1回、食後に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
副作用により本剤を休薬、減量、中止する場合には、次の基準を考慮すること。また、1日150mgで投与継続が困難な場合は、本剤を中止すること〔8.1-8.5、11.1.1-11.1.6参照〕。
[副作用に対する休薬、減量及び中止基準]
1). 間質性肺疾患:Gradeを問わない;投与中止。
2). 肝機能障害:
①. a.Grade1以下のAST増加かつGrade2の血中ビリルビン増加又はGrade1以下のALT増加かつGrade2の血中ビリルビン増加、b.Grade2のAST増加かつGrade1以下の血中ビリルビン増加又はGrade2のALT増加かつGrade1以下の血中ビリルビン増加又はGrade3のAST増加かつGrade1以下の血中ビリルビン増加又はGrade3のALT増加かつGrade1以下の血中ビリルビン増加;AST増加、ALT増加及び血中ビリルビン増加がGrade1以下に回復するまで休薬する(投与再開時には、7日間以内に軽快した場合は休薬前と同じ投与量、7日間を超えて軽快した場合は投与量を150mg減量する)。
②. a.Grade1以下のAST増加かつGrade3の血中ビリルビン増加又はGrade1以下のALT増加かつGrade3の血中ビリルビン増加、b.Grade2以上AST増加・正常上限1.5倍超2倍以下血中ビリルビン増加又はGrade2以上ALT増加・正常上限1.5倍超2倍以下血中ビリルビン増加;AST増加、ALT増加及び血中ビリルビン増加がGrade1以下に回復するまで休薬する(7日間以内に軽快した場合は、投与量を150mg減量して投与再開し、7日間以内に軽快しない場合は、投与中止する)。
③. Grade4のAST増加かつGrade1以下の血中ビリルビン増加又はGrade4のALT増加かつGrade1以下の血中ビリルビン増加;AST増加及びALT増加がGrade1以下に回復するまで休薬する(投与再開時には、投与量を150mg減量する)。
④. a.Grade4の血中ビリルビン増加、b.Grade2以上のAST増加かつ正常上限の2倍超の血中ビリルビン増加又はGrade2以上のALT増加かつ正常上限の2倍超の血中ビリルビン増加;投与中止。
3). QT間隔延長:
①. QTc500msec超が2回以上認められた場合;ベースライン又は481msec未満に回復するまで休薬する(投与再開時には、投与量を150mg減量する)。
②. QTc500msec超かつTorsade de pointes、QTc500msec超かつ多形性心室性頻脈又はQTc500msec超かつ重症不整脈、又はベースラインからのQTc延長が60msec超かつTdp、ベースラインからのQTc延長が60msec超かつ多形性心室性頻脈又はベースラインからのQTc延長が60msec超かつ重症不整脈の徴候・症状が認められた場合;投与中止(Tdp:Torsade de pointes)。
4). 徐脈:
①. 症候性で治療を要する重篤な徐脈の場合;無症候性又は心拍数が60bpm以上に回復するまで休薬する(投与再開時には、投与量を150mg減量する)。
②. 生命の危険があり緊急治療を要する徐脈の場合;投与中止。
5). 悪心・嘔吐・下痢:a.Grade3以上の悪心・Grade3以上の嘔吐・Grade3以上の下痢、b.適切な制吐剤の使用にもかかわらずコントロールできない悪心・制吐剤の使用にもかかわらずコントロールできない嘔吐又は止瀉剤の使用にもかかわらずコントロールできない下痢の場合;Grade1以下に回復するまで休薬する(投与再開時には、投与量を150mg減量する)。
6). 高血糖:適切な治療を行っても250mg/dLを超える高血糖が持続する場合;血糖がコントロールできるまで休薬する(投与再開時には、投与量を150mg減量して再開する)。
7). リパーゼ又はアミラーゼ増加:Grade3以上のリパーゼ増加又はGrade3以上のアミラーゼ増加;Grade1以下に回復するまで休薬する(投与再開時には、投与量を150mg減量する)。
GradeはCTCAE ver.4に準じる。
外形画像
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。