イグザレルト錠2.5mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- リバーロキサバン錠
- 英名(商品名)
- Xarelto
- 規格
- 2.5mg1錠
- 薬価
- 114.40
- メーカー名
- バイエル薬品
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 血液凝固第10a因子(F10a)阻害薬
- 色
- 淡黄
- 識別コード
- (本体)@ 2.5 (本体)@ (本体)BAYER (被包)@2.5 2.5 (被包)@ (被包)BAYER
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年5月改訂(第6版)
- 告示日
- 2022年8月17日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2022年9月版
- DIRに反映
- 2022年9月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 成人:下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制。
2). 小児:Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制。
用法用量
〈下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制〉
通常、成人にはリバーロキサバンとして2.5mgを1日2回経口投与する。
〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉
通常、体重20kg以上30kg未満の小児にはリバーロキサバンとして2.5mgを1日2回、体重30kg以上50kg未満の小児には7.5mgを1日1回経口投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制〉アスピリン(81~100mg/日)と併用すること(なお、患者の状態に応じて本剤又はアスピリンの中断等を考慮すること)〔10.2参照〕。
7.2. 〈下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制〉下肢血行再建術施行後の初期治療において抗血小板剤2剤併用療法が必要な場合は、アスピリンとクロピドグレルを使用すること(クロピドグレルの使用期間は必要最低限にとどめること)〔8.4、10.2参照〕。
7.3. 〈下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制〉本剤の投与は、下肢血行再建術が成功し、止血が確認できた後、早期に開始すること〔17.1.1参照〕。
7.4. 〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉体重20kg未満の小児等に投与する場合は、リバーロキサバンドライシロップを使用すること(体重20kg以上50kg未満で本剤(錠剤)の服用が困難な小児等には、リバーロキサバンドライシロップを選択すること)。
外形画像
改訂情報
2024年5月22日 DSU No.326 【重要】
【2.禁忌】(一部改訂)
【新様式】
〈効能共通〉
アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、ポサコナゾール、ケトコナゾール)の経口又は注射剤を投与中の患者
【10.1併用禁忌】(一部改訂)
【新様式】
2024年5月22日 DSU No.326 【その他】
【10.1併用禁忌】(削除)
【新様式】
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビルジソプロキシルフマル酸塩
2024年5月8日 使用上の注意改訂情報 令和6年5月8日指示分
【2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)】(一部改訂)
【新記載要領】
〈効能共通〉
アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、ポサコナゾール、ケトコナゾール)の経口又は注射剤を投与中の患者
【10. 相互作用-10.1 併用禁忌(併用しないこと)】(一部改訂)
【新記載要領】
2024年1月24日 DSU No.323 【その他】
【1.警告】(追記)
【新様式】
〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉
脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により、穿刺部位に血腫が生じ、神経の圧迫による麻痺があらわれるおそれがある。硬膜外カテーテル留置中、若しくは脊椎・硬膜外麻酔又は腰椎穿刺後日の浅い場合は、本剤の投与を控えること。
【2.禁忌】(追記)
【新様式】
〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉
重度の腎障害(eGFR30mL/min/1.73㎡未満)のある患者
【6.用法及び用量】(追記)
【新様式】
〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉
通常、体重20kg以上30kg未満の小児にはリバーロキサバンとして2.5mgを1日2回、体重30kg以上50kg未満の小児には7.5mgを1日1回経口投与する。
【7.用法及び用量に関連する注意】(追記)
【新様式】
〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉
体重20kg未満の小児等に投与する場合は、リバーロキサバンドライシロップを使用すること。体重20kg以上50kg未満で本剤(錠剤)の服用が困難な小児等には、リバーロキサバンドライシロップを選択すること。
【8.重要な基本的注意】(一部改訂)
【新様式】
〈効能共通〉
本剤の投与中に手術や侵襲的処置を行う場合、臨床的に可能であれば、下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者では本剤の投与後12時間以上、Fontan手術後患者では本剤の投与後24時間以上経過した後に行うことが望ましい。手術や侵襲的処置の開始を遅らせることができない場合は、緊急性と出血リスクを評価すること。本剤の投与は、手術や侵襲的処置後、患者の臨床状態に問題がなく出血がないことを確認してから、可及的速やかに再開すること。
【8.重要な基本的注意】(一部改訂)
【新様式】
下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者で服用を忘れた場合は、忘れた分は服用せず、次の服用時刻に再開するよう指導すること。
Fontan手術後患者では、1日1回投与時に服用を忘れた場合は、同日中であれば直ちに本剤を服用し、同日の服用ができない場合は、一度に2回分を服用せず、次の服用時刻に1回分を服用するよう指導すること。1日2回投与時に1回目の服用を忘れた場合は、直ちに本剤を服用するか、2回目に2回分を服用させてもよい。2回目の服用を忘れた場合は、同日であれば直ちに服用するよう指導すること。翌日からは決められた1日1回又は2回の服用を行うよう指導すること。
【8.重要な基本的注意】(追記)
【新様式】
〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉
Fontan手術後患者においてはFontan循環に起因する多様かつ進行性の臓器障害を生じうることから、症例ごとの血栓塞栓症の発症リスク並びに出血リスクに加え、肝機能、腎機能、合併症等の患者の状態を十分に観察し、継続投与の可否を慎重に判断すること。
【8.重要な基本的注意】(追記)
【新様式】
小児の抗凝固薬療法に精通した医師あるいはその指導のもとで治療を行うこと。
【9.2腎機能障害患者】(一部改訂)
【新様式】
重度の腎障害のある患者:
〈下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制〉
本剤投与の適否を慎重に検討すること。クレアチニンクリアランス15~29mL/minの患者で本剤の血中濃度が上昇することが示唆されており、出血の危険性が増大することがある。
〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉
投与しないこと。Fontan手術後患者を対象とした臨床試験では、eGFRが30mL/min/1.73㎡未満の患者は除外されている。
【9.2腎機能障害患者】(一部改訂)
【新様式】
中等度の腎障害のある患者:
本剤投与の適否を慎重に検討すること。成人ではクレアチニンクリアランス30~49mL/min、小児ではeGFRが30~60mL/min/1.73㎡の患者で本剤の血中濃度が上昇することが示唆されており、出血の危険性が増大することがある。
【9.7小児等】(追記)
【新様式】
〈Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制〉
2歳未満及び9歳以上の小児を対象とした臨床試験は実施していない。
【10.2併用注意】(一部改訂)
【新様式】
【13.過量投与】(一部改訂)
【新様式】
[処置]
吸収を抑えるために活性炭投与を考慮すること。出血が認められる場合は、以下の処置を行うこと。
・適宜、次回の投与を延期するか中止すること。消失半減期は成人で5~13時間、小児等で1~4時間である。
・症例ごとの出血の重症度及び部位に応じた出血に対する処置を講じること。
・機械的圧迫(高度の鼻出血等)、出血管理のための外科的止血、補液及び血行動態の管理、血液製剤(合併する貧血又は凝固障害に応じて濃厚赤血球輸血、新鮮凍結血漿輸注を行う)又は血小板輸血等の適切な対症療法の開始を考慮すること。
タンパク結合率が高いので、血液透析は本剤の除去には有用でないと考えられる。
2023年12月6日 DSU No.322 【重要】
【11.1重大な副作用】(追記)
【新様式】
急性腎障害:
経口抗凝固薬の投与後に急性腎障害があらわれることがある。経口抗凝固薬投与後の急性腎障害の中には、血尿を認めるもの、腎生検により尿細管内に赤血球円柱を多数認めるものが報告されている。
2023年12月6日 DSU No.322 【その他】
【2.禁忌】(一部改訂)
【新様式】
HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル・リトナビル、アタザナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビル)、ニルマトレルビル・リトナビルを投与中の患者
【2.禁忌】(追記)
【新様式】
エンシトレルビルを投与中の患者
【10.1併用禁忌】(削除)
【新様式】
ネルフィナビル
【10.1併用禁忌】(一部改訂)
【新様式】
【10.1併用禁忌】(追記)
【新様式】
【10.2併用注意】(一部改訂)
【新様式】
2023年11月21日 使用上の注意改訂情報 令和5年11月21日指示分
【11. 副作用-11.1 重大な副作用】(新設)
【新記載要領】
急性腎障害
経口抗凝固薬の投与後に急性腎障害があらわれることがある。経口抗凝固薬投与後の急性腎障害の中には、血尿を認めるもの、腎生検により尿細管内に赤血球円柱を多数認めるものが報告されている。
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