フィコンパ細粒1%
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ペランパネル水和物細粒
- 英名(商品名)
- Fycompa
- 規格
- 1%1g
- 薬価
- 1,065.60
- メーカー名
- エーザイ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗てんかん薬〔選択的AMPA型グルタミン酸受容体拮抗薬〕
- 色
- 黄
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年2月改訂(第5版)
- 告示日
- 2020年4月21日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2020年5月版
- DIRに反映
- 2020年5月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)。
2). 他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法。
用法用量
〈部分発作(二次性全般化発作を含む)に用いる場合〉
[単剤療法]
通常、成人及び4歳以上の小児にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後2週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。維持用量は1日1回4~8mgとする。
なお、症状により2週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高8mgまでとする。
[併用療法]
通常、成人及び12歳以上の小児にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回4~8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8~12mgとする。
なお、症状により1週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高12mgまでとする。
通常、4歳以上12歳未満の小児にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後2週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回4~8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8~12mgとする。
なお、症状により2週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高12mgまでとする。
〈参考:成人及び12歳以上の小児における部分発作(二次性全般化発作を含む)に用いる場合〉
1). 単剤療法:
①. 投与方法:1日1回就寝前経口投与。
②. 開始用量:2mg/日。
③. 漸増間隔:2週間以上。
④. 漸増用量:2mg/日。
⑤. 維持用量:4~8mg/日。
⑥. 最高用量:8mg/日。
2). 併用療法:
①. 投与方法:1日1回就寝前経口投与。
②. 開始用量:2mg/日。
③. 漸増間隔:1週間以上。
④. 漸増用量:2mg/日。
⑤. 維持用量:
a. 本剤の代謝を促進する抗てんかん薬*の併用なし:4~8mg/日。
b. 本剤の代謝を促進する抗てんかん薬*の併用あり:8~12mg/日。
⑥. 最高用量:12mg/日。
用量はペランパネルとしての量を示す。
*)本剤の代謝を促進する抗てんかん薬:フェニトイン、ホスフェニトイン、カルバマゼピン。
〈参考:4歳以上12歳未満の小児における部分発作(二次性全般化発作を含む)に用いる場合〉
1). 単剤療法:
①. 投与方法:1日1回就寝前経口投与。
②. 開始用量:2mg/日。
③. 漸増間隔:2週間以上。
④. 漸増用量:2mg/日。
⑤. 維持用量:4~8mg/日。
⑥. 最高用量:8mg/日。
2). 併用療法:
①. 投与方法:1日1回就寝前経口投与。
②. 開始用量:2mg/日。
③. 漸増間隔:2週間以上。
④. 漸増用量:2mg/日。
⑤. 維持用量:
a. 本剤の代謝を促進する抗てんかん薬*の併用なし:4~8mg/日。
b. 本剤の代謝を促進する抗てんかん薬*の併用あり:8~12mg/日。
⑥. 最高用量:12mg/日。
用量はペランパネルとしての量を示す。
*)本剤の代謝を促進する抗てんかん薬:フェニトイン、ホスフェニトイン、カルバマゼピン。
〈強直間代発作に用いる場合〉
[併用療法]
通常、成人及び12歳以上の小児にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8~12mgとする。
なお、症状により1週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高12mgまでとする。
〈参考:成人及び12歳以上の小児における強直間代発作に用いる場合〉
併用療法:
1). 投与方法:1日1回就寝前経口投与。
2). 開始用量:2mg/日。
3). 漸増間隔:1週間以上。
4). 漸増用量:2mg/日。
5). 維持用量:
①. 本剤の代謝を促進する抗てんかん薬*の併用なし:8mg/日。
②. 本剤の代謝を促進する抗てんかん薬*の併用あり:8~12mg/日。
6). 最高用量:12mg/日。
用量はペランパネルとしての量を示す。
*)本剤の代謝を促進する抗てんかん薬:フェニトイン、ホスフェニトイン、カルバマゼピン。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤を強直間代発作に対して使用する場合には、他の抗てんかん薬と併用して使用すること(臨床試験において、強直間代発作に対する本剤単独投与での使用経験はない)。
7.2. 本剤の代謝を促進する抗てんかん薬(カルバマゼピン、フェニトイン、ホスフェニトイン)との併用により本剤の血中濃度が低下することがあるので、本剤の投与中にカルバマゼピン、フェニトイン又はホスフェニトインを投与開始又は投与中止する際には、慎重に症状を観察し、必要に応じて1日最高用量である12mgを超えない範囲で適切に用量の変更を行うこと〔8.4、10.2、16.7.1参照〕。
7.3. 軽度肝機能障害及び中等度肝機能障害のある患者に本剤を投与する場合は、ペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後2週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増すること。また、症状により2週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、軽度肝機能障害のある患者については1日最高8mgまで、中等度肝機能障害のある患者については1日最高4mgまでとする〔9.3.2、16.6.2参照〕。
7.4. 細粒剤の1回あたりの製剤量は、0.2g(ペランパネルとして2mg)~1.2g(ペランパネルとして12mg)である。
改訂情報
2024年3月1日 DSU No.324 【その他】
【6.用法及び用量】(一部改訂)
【新様式】
〈部分発作(二次性全般化発作を含む)に用いる場合〉
[併用療法]
〈参考:成人及び12歳以上の小児における部分発作(二次性全般化発作を含む)に用いる場合〉
用量はペランパネルとしての量を示す。
注1)本剤の代謝を促進する抗てんかん薬:フェニトイン、ホスフェニトイン、カルバマゼピン
〈参考:4歳以上12歳未満の小児における部分発作(二次性全般化発作を含む)に用いる場合〉
用量はペランパネルとしての量を示す。
注1)本剤の代謝を促進する抗てんかん薬:フェニトイン、ホスフェニトイン、カルバマゼピン
【6.用法及び用量】(一部改訂)
【新様式】
〈強直間代発作に用いる場合〉
[併用療法]
〈参考:成人及び12歳以上の小児における強直間代発作に用いる場合〉
用量はペランパネルとしての量を示す。
注1)本剤の代謝を促進する抗てんかん薬:フェニトイン、ホスフェニトイン、カルバマゼピン
【7.用法及び用量に関連する注意】(一部改訂)
【新様式】
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬(カルバマゼピン、フェニトイン、ホスフェニトイン)との併用により本剤の血中濃度が低下することがあるので、本剤の投与中にカルバマゼピン、フェニトイン又はホスフェニトインを投与開始又は投与中止する際には、慎重に症状を観察し、必要に応じて1日最高用量である12mgを超えない範囲で適切に用量の変更を行うこと。
【8.重要な基本的注意】(一部改訂)
【新様式】
本剤を増量した場合に易刺激性、攻撃性・敵意、不安等の精神症状、運動失調(ふらつき)等が多く認められ、特に本剤の代謝を促進する抗てんかん薬(カルバマゼピン、フェニトイン、ホスフェニトイン)を併用しない患者では多く認められるため、患者の状態を慎重に観察すること。
【10.2併用注意】(一部改訂)
【新様式】
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。