メサペイン錠10mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):8219002F2020
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- メサドン塩酸塩錠
- 英名(商品名)
- Methapain
- 規格
- 10mg1錠
- 薬価
- 351.20
- メーカー名
- 帝國製薬/テルモ/塩野義製薬
- 規制区分
- 劇薬/麻薬
- 長期投与制限
- 14日
- 標榜薬効
- 麻薬性オピオイド
- 色
- 白
- 識別コード
- (本体)57 71 (本体)@ (本体)M
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年3月改訂(第1版)
- 告示日
- 2012年11月22日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2012年12月版
- DIRに反映
- 2012年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
-
禁止物質あり(使用の適否を判断するものではありません)
競技会区分:競技会において禁止
セクション:S7. 麻薬
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
他の強オピオイド鎮痛剤で治療困難な次記疾患における鎮痛:中等度から高度の疼痛を伴う各種癌。
(効能又は効果に関連する注意)
本剤は、他の強オピオイド鎮痛剤の投与では十分な鎮痛効果が得られない患者で、かつオピオイド鎮痛剤の継続的な投与を必要とするがん疼痛の管理にのみ使用すること〔14.1.1参照〕。
用法用量
本剤は、他の強オピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する。
通常、成人に対し初回投与量は本剤投与前に使用していた強オピオイド鎮痛剤の用法・用量を勘案して、メサドン塩酸塩として1回5~15mgを1日3回経口投与する。
その後の投与量は患者の症状や状態により適宜増減する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 初回投与量
7.1.1. 本剤の薬物動態は個人差が大きく、他のオピオイド鎮痛剤との交差耐性が不完全であるため、本剤と他のオピオイド鎮痛剤の等鎮痛比は確立していない〔1.3参照〕。
7.1.2. 次記換算は、初回投与量を選択する際の目安であり、換算比は本剤投与前に使用していたオピオイド鎮痛剤の投与量により大幅に異なる(患者の症状や状態、オピオイド耐性の程度、併用薬剤を考慮して適切な用量を選択し、過量投与にならないよう注意すること)〔1.3参照〕。
7.1.3. 経口モルヒネ量60mg/日未満のオピオイド鎮痛剤からの切り替えは推奨されない。
[投与量換算(本剤初回投与時の目安)]
1). モルヒネ経口剤60≦~≦160mg/日:メサドン塩酸塩15mg/日(5mg/回×3回)。
2). モルヒネ経口剤160<~≦390mg/日:メサドン塩酸塩30mg/日(10mg/回×3回)。
3). モルヒネ経口剤390<mg/日:メサドン塩酸塩45mg/日(15mg/回×3回)。
7.2. 初回投与時
7.2.1. 本剤投与後少なくとも7日間は増量を行わないこと(本剤の血中濃度が定常状態に達するまでに時間を要することから、7日未満の増量は過量投与となる可能性がある)〔1.3、7.4.1、16.1.2参照〕。
7.2.2. フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。
7.3. 疼痛増強時
本剤服用中に疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、直ちに速効性のオピオイド鎮痛剤の臨時追加投与(レスキュー薬の投与)を行い鎮痛を図ること。
7.4. 増量
7.4.1. 本剤初回投与後及び増量後少なくとも7日間は増量を行わないこと(呼吸抑制を発現するおそれがある)〔1.3、7.2.1、16.1.2参照〕。
7.4.2. 鎮痛効果が得られるまで患者毎に用量調整を行うこと。鎮痛効果が得られない場合は、1日あたり本剤1日投与量の50%、1回あたり5mgを上限に増量すること。
7.4.3. 本剤を増量する場合には、副作用に十分注意すること〔1.3参照〕。
7.5. 減量
連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと(副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと)。
7.6. 投与の中止
本剤の投与を中止する場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること(副作用等により直ちに投与を中止する場合は、退薬症候の発現に注意すること)。
外形画像
改訂情報
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