グルカゴン注射用1単位「ILS」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):7229400D1100
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- グルカゴン注射用
- 英名(商品名)
- Glucagon ILS
- 規格
- 1U.S.P.単位1瓶(溶解液付)
- 薬価
- 2,021.00
- メーカー名
- ILS/カイゲンファーマ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 膵臓ホルモン〔グルカゴン〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年5月改訂(第1版)
- 告示日
- 2020年6月18日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2020年7月版
- DIRに反映
- 2020年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
注意情報あり(使用の適否を判断するものではありません)注意
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 成長ホルモン分泌機能検査。
血中HGH値は、測定方法、患者の状態等の関連で異なるため、明確に規定しえないが、通常、正常人では、本剤投与後60~180分でピークに達し、10ng/mL以上を示す。血中HGH値が5ng/mL以下の場合HGH分泌不全とする。
なお、本剤投与後60分以降は30分ごとに180分まで測定し、判定することが望ましい。
2). インスリノーマの診断。
正常反応は個々の施設で設定されるべきであるが、通常、正常人では、投与後5分以内に血中IRI値がピークに達し、100μU/mL以下を示し、血糖/IRI比は1以上である。
インスリノーマの患者では、投与後6分以降に血中IRI値がピークに達し、100μU/mL以上を示し、血糖/IRI比は1以下である。
3). 肝糖原検査。
正常反応は個々の施設で設定されるべきであるが、通常、正常小児では、本剤筋注後30~60分で血糖はピークに達し、前値より25mg/dL以上上昇する。正常成人では、本剤の静注後15~30分でピークに達し、前値より30~60mg/dL上昇する。
しかし、投与後の血糖のピーク値だけでは十分な判定ができないと考えられる場合は、投与後15~30分ごとに測定し、判定することが望ましい。
4). 低血糖時の救急処置。
5). 消化管X線検査及び消化管内視鏡検査の前処置。
(効能又は効果に関連する注意)
〈低血糖時の救急処置〉血糖上昇作用は、主として肝グリコーゲンの分解によるので、飢餓状態、副腎機能低下症、一部糖原病等の場合は血糖上昇効果はほとんど期待できない、また、アルコール性低血糖の場合には、血糖上昇効果はみられない〔18.1.1参照〕。
用法用量
1). 成長ホルモン分泌機能検査:本品1USP単位(1バイアル)を1mLの注射用水に溶解し、通常1USP単位又は体重1kgあたり0.03USP単位を皮下又は筋肉内に注射する。
2). インスリノーマの診断:通常1USP単位(1バイアル)を1mLの注射用水に溶解し、静脈内に注射する。
3). 肝糖原検査:通常成人には1USP単位(1バイアル)を生理食塩液20mLに溶かし、3分かけて静脈内に注射する。
なお、小児においては通常体重1kgあたり0.03USP単位を筋肉内に注射する。
4). 低血糖時の救急処置:通常1USP単位(1バイアル)を1mLの注射用水に溶解し、筋肉内又は静脈内に注射する。
5). 消化管のX線及び内視鏡検査の前処置:通常1USP単位(1バイアル)を1mLの注射用水に溶解し、0.5~1USP単位を筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、本剤の作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15~20分間である。
改訂情報
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