献血ノンスロン500注射用
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6343424D2063
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- 乾燥濃縮人アンチトロンビンIII
- 英名(商品名)
- Kenketu nonthron
- 規格
- 500単位1瓶(溶解液付)
- 薬価
- 21,098.00
- メーカー名
- 武田薬品
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 血液凝固阻止薬〔アンチトロンビン3〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年7月改訂(第1版)
- 告示日
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- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- -
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 先天性アンチトロンビン3欠乏に基づく血栓形成傾向。
2). アンチトロンビン3低下を伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)。
3). アンチトロンビン3低下を伴う門脈血栓症。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈アンチトロンビン3低下を伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)〉本剤を、緊急措置以外の治療に使用する場合にあたっては、患者のアンチトロンビン3値が正常の70%以下に低下している場合においても、本剤の投与が医療上必要であると判断されたときに使用すること。
5.2. 〈アンチトロンビン3低下を伴う門脈血栓症〉完全閉塞した門脈血栓症、陳旧性門脈血栓症に対する本剤の有効性は期待できないので、他の治療法を考慮すること〔17.1.1参照〕。
用法用量
〈効能共通〉
本剤を添付の注射用水で溶解し、緩徐に静注もしくは点滴静注する。
〈先天性アンチトロンビン3欠乏に基づく血栓形成傾向〉
本剤1日1000~3000国際単位(又は20~60国際単位/kg)を投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
〈アンチトロンビン3低下を伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)〉
アンチトロンビン3が正常の70%以下に低下した場合、通常、成人に対し、ヘパリンの持続点滴静注のもとに、本剤1日1500国際単位(又は30国際単位/kg)を投与する。
ただし、産科的、外科的DICなどで緊急処置として本剤を使用する場合には、1日1回40~60国際単位/kgを投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
〈アンチトロンビン3低下を伴う門脈血栓症〉
アンチトロンビン3が正常の70%以下に低下した場合、通常、成人に対し、本剤1日1500国際単位(又は30国際単位/kg)を5日間投与する。本剤投与により血栓縮小傾向が認められた場合には、通常、成人に対し、本剤1日1500国際単位(又は30国際単位/kg)の5日間投与を最大2回まで追加で行うことができる。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈先天性アンチトロンビン3欠乏に基づく血栓形成傾向、アンチトロンビン3低下を伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)〉出血検査等出血管理を十分行いつつ使用すること。
7.2. 〈先天性アンチトロンビン3欠乏に基づく血栓形成傾向、アンチトロンビン3低下を伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)〉ヘパリンの併用により出血を助長する危険性のある場合は本剤の単独投与を行うこと。
7.3. 〈先天性アンチトロンビン3欠乏に基づく血栓形成傾向、アンチトロンビン3低下を伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)〉本剤の使用にあたっては、少なくとも2日以上使用してその効果を判定し、使用の継続を判断すること。
7.4. 〈アンチトロンビン3低下を伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)〉ヘパリンの1日持続点滴は、通常10000単位が適当と考えられるが、臨床症状により適宜増減すること(ただし、ヘパリンの投与は1時間あたり500単位を超えないこと)。
7.5. 〈アンチトロンビン3低下を伴う門脈血栓症〉追加投与は、本剤を5日間投与した後に経過を観察し、腹部超音波検査、CT検査等により効果の判定を行い、縮小傾向が認められたものの効果が不十分な場合に実施すること(本剤投与による効果が認められない場合は、追加投与はせずに、他の治療法を考慮すること)。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。