シプロフロキサシン点滴静注200mg/100mL「明治」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6241400A4099
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- シプロフロキサシン200mg100mL注射液
- 英名(商品名)
- Ciprofloxacin MEIJI
- 規格
- 200mg100mL1袋
- 薬価
- 966.00
- メーカー名
- MeijiSeikaファルマ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- ニューキノロン系(フルオロキノロン系)抗菌薬
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年3月改訂(第1版)
- 告示日
- 2009年5月15日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2009年9月版
- DIR削除予定
- 2026年10月版
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 成人:敗血症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、炭疽。
2). 小児:
①. 一般感染症:複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、炭疽。
②. 嚢胞性線維症における緑膿菌による呼吸器感染に伴う症状の改善。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈成人〉本剤の適用は、成人の場合、原則として他の抗菌剤にアレルギーの既往を有する患者、重症あるいは他の抗菌剤を使用しても十分な臨床効果が得られない患者に限定する(ただし炭疽・レジオネラ属による感染症の適応はこの限りでない)。
5.2. 〈成人〉シプロフロキサシン塩酸塩水和物(経口剤)と異なり、本剤の効能・効果は、敗血症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、炭疽に限定されているので、それ以外の疾患には使用しないこと。
5.3. 〈成人〉本剤のメチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)に対する有効性は証明されていないので、MRSAによる感染症が明らかである場合、速やかに抗MRSA作用の強い薬剤を投与すること。
5.4. 〈小児〉本剤の適用は、小児の場合、原則として他の抗菌剤にアレルギーの既往を有する患者、重症あるいは他の抗菌剤を使用しても十分な臨床効果が得られない患者に限定する(ただし、炭疽については、この限りではない)〔9.7.2参照〕。
適応菌種
1). 成人:本剤に感性のブドウ球菌属、腸球菌属、炭疽菌、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、緑膿菌、レジオネラ属。
2). 小児:本剤に感性の炭疽菌、大腸菌、緑膿菌。
用法用量
1). 成人:
通常、シプロフロキサシンとして、1回400mgを1日2回、1時間かけて点滴静注する。患者の状態に応じて1日3回に増量できる。
2). 小児:
〈一般感染症〉
複雑性膀胱炎、腎盂腎炎:通常、シプロフロキサシンとして、1回6~10mg/kgを1日3回、1時間かけて点滴静注する。ただし、成人における1回量400mgを超えないこととする。
炭疽:通常、シプロフロキサシンとして、1回10mg/kgを1日2回、1時間かけて点滴静注する。ただし、成人における1回量400mgを超えないこととする。
〈嚢胞性線維症における緑膿菌による呼吸器感染に伴う症状の改善〉
通常、シプロフロキサシンとして、1回10mg/kgを1日3回、1時間かけて点滴静注する。ただし、成人における1回量400mgを超えないこととする。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉腎機能が低下していることが多い高齢者あるいは腎機能障害患者・血液透析患者では、腎機能に十分注意し、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること〔9.2.1、9.8.2、16.5、16.6.1、16.6.3参照〕(参考);30mL/min≦クレアチニンクリアランス≦60mL/min:用法・用量1回200mgを12時間ごとに投与(病状により必要と判断された場合には1回量として400mgを投与する)、クレアチニンクリアランス<30mL/min:用法・用量1回200mgを24時間ごとに投与(病状により必要と判断された場合には1回量として400mgを投与する)。
なお、クレアチニンクリアランス値(mL/min)=[体重(kg)×(140-年齢)]/[72×血清クレアチニン値(mg/dL)]、女性の場合はこれに0.85を乗ずること。
7.2. 〈効能共通〉血液透析中に除去されるシプロフロキサシンは10%程度と大きな影響は受けない。血液透析中の患者への投与に際しては、必要に応じて低用量(200mg)を24時間ごとに投与するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること〔16.6.1参照〕。
7.3. 〈効能共通〉症状が緩解した場合には、速やかに経口抗菌剤の投与に切り替えることが望ましい。
7.4. 〈炭疽〉臨床症状が緩解した場合には、速やかに経口剤投与に切り替え、計60日間投与することを、米国疾病管理センター(CDC)が推奨している。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。