パシル点滴静注液500mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6241401G2026
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- パズフロキサシンメシル酸塩キット
- 英名(商品名)
- Pasil
- 規格
- 500mg100mL1キット
- 薬価
- 1,316.00
- メーカー名
- 富士フイルム富山化学
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- ニューキノロン系(フルオロキノロン系)抗菌薬
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年5月改訂(第2版)
- 告示日
- 2002年8月30日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- -
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
敗血症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(前立腺炎<急性症>、前立腺炎<慢性症>)、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤の使用に際しては、起炎菌と適応患者を十分考慮し、一次選択薬としての要否を検討すること。
5.2. 本剤は、細菌学的検査を実施した後に投与すること〔8.1参照〕。
適応菌種
パズフロキサシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ・カタラーリス(ブランハメラ・カタラーリス)、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、レジオネラ属、バクテロイデス属、プレボテラ属。
用法用量
〈敗血症、肺炎球菌による肺炎、重症・難治性の呼吸器感染症(肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染に限る)以外〉
通常、成人にはパズフロキサシンとして1日1000mgを2回に分けて点滴静注する。なお、年齢、症状に応じ、1日600mgを2回に分けて点滴静注するなど、減量すること。
敗血症、肺炎球菌による肺炎、重症・難治性の呼吸器感染症(肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染に限る)以外の場合、点滴静注に際しては、30分~1時間かけて投与すること。
〈敗血症、肺炎球菌による肺炎、重症・難治性の呼吸器感染症(肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染に限る)〉
通常、成人にはパズフロキサシンとして1日2000mgを2回に分けて点滴静注する。
敗血症、肺炎球菌による肺炎、重症・難治性の呼吸器感染症(肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染に限る)の場合、点滴静注に際しては、1時間かけて投与すること。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤の使用に際しては、投与開始後3日を目安として継続投与が必要か判定し、投与中止又はより適切な他剤に切り替えるべきか検討を行うこと。更に、本剤の投与期間は、原則として14日以内とすること〔8.1参照〕。
7.2. 本剤の臨床試験において、1日1000mg投与時と比較して1日2000mg投与時では、注射部位反応などの副作用発現率が高い傾向が認められたため、1日2000mg投与は、他の抗菌薬の投与を考慮した上で、必要な患者に限り、副作用の発現に十分注意して慎重に投与すること〔8.3参照〕。
7.3. 高度腎障害のある患者には、投与量及び投与間隔を適切に調節するなど慎重に投与すること(参考として、体内動態試験の結果より、次の用量が目安として推察されている)〔9.2.1、16.6.2参照〕[1)Ccr20以上30未満(mL/min)、通常用法・用量1回500mg1日2回投与対象の場合:1回500mg1日2回(用量調節不要)、2)Ccr20以上30未満(mL/min)、通常用法・用量1回1000mg1日2回投与対象の場合:1回500mg1日2回、3)Ccr20未満(mL/min)、通常用法・用量1回500mg1日2回投与対象の場合:1回500mg1日1回、4)Ccr20未満(mL/min)、通常用法・用量1回1000mg1日2回投与対象の場合:1回500mg1日1回]。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。