ファンギゾン注射用50mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6173400D1035
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- アムホテリシンB静注用(1)
- 英名(商品名)
- Fungizone
- 規格
- 50mg1瓶
- 薬価
- 1,023.00
- メーカー名
- チェプラファーム
- 規制区分
- 毒薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- ポリエン系抗真菌性抗生物質
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年7月改訂(第2版)
- 告示日
- 2008年6月20日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2008年8月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
深在性真菌感染症。
(効能又は効果に関連する注意)
毒性が非常に強いため深在性の重篤な疾患にのみ適用すること。
適応菌種
アスペルギルス、カンジダ、ムコール、クリプトコッカス、ブラストマイセス、ヒストプラズマ、コクシジオイデス、ホルモデンドラム、ヒアロホーラ、ホルミシチウム。
用法用量
〈静注〉
(調製法)本品静注時1バイアル(50mg)に注射用水か5%ブドウ糖注射液10mLを加えて溶かし溶液が透明になるまでゆっくりと振盪しこの溶解液(アムホテリシンB5mg/mL)を5%ブドウ糖注射液で500mL以上に希釈(アムホテリシンB0.1mg/mL以下の濃度)して使用する。通常、成人に対しては、1日体重1kg当りアムホテリシンB0.25mg(力価)より開始し、次回より症状を観察しながら漸増し、1日量として体重1kg当り0.5mg(力価)を点滴静注するが、投与量は1日体重1kg当り1mg(力価)又は隔日体重1kg当り1.5mg(力価)までとする。副作用の発現のため投与困難な場合には、初回量は1日1mg(力価)より開始し、症状を観察しながら漸増し、1日総量50mg(力価)までを連日又は隔日1回点滴静注する。点滴静注は3~6時間以上かけて徐々に行う。患者の症状、状態に応じて適宜用量を調節する。
〈気管内注入〉
気管内注入時、本品1バイアル(50mg)を注射用水10mLに溶解し、その0.2~4mL(1~20mg)を更に注射用水約10mLに希釈(アムホテリシンB0.1~2mg/mL)して用いる。通常、初回量は1日1mg(力価)又は5~10mg(力価)より開始し、漸次増量し、1日10~20mg(力価)を隔日1回気管内に注入する。
〈胸膜内注入〉
気管内注入と同じ要領で溶解したアムホテリシンB液を、初回量は1日1mg(力価)より開始し、漸次増量し、5~20mg(力価)を週1~3回、胸水排除後、胸膜内に注入する。
〈髄腔内注入〉
髄腔内注入時、1バイアル(50mg)を注射用水10mLに溶解し、その0.2~4mL(1~20mg)を更に注射用水20~30mLに適宜希釈して用いる。通常1回0.25~1mg(力価)を採取髄液量を超えない液量で漸増法により1日1回隔日、又は3日毎に徐々に注入する。
〈膀胱内注入〉
膀胱内注入時、アムホテリシンB15~20mg(力価)を注射用水100mLに溶解し、膀胱内の尿を排除し、1日1~2回尿道カテーテルをとおして直接注入する。膀胱内注入後薬剤は1時間以上(出来れば2~3時間)膀胱内にとどめておく。
〈皮内注〉
皮内注時、1バイアル(50mg)を2%プロカイン10mLに溶解し、その0.1~0.4mL[アムホテリシンBとして0.5~2mg(力価)]を病巣皮内及び皮下に分注する。1回の総量は50mg(力価)を限度とし、10~30日の間隔で行う。
〈吸入〉
吸入時、1バイアル(50mg)を注射用水10~20mLで溶解し、1回2.5~5mg/mLを1日2~5回吸入する。1~2ヵ月継続して行う。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈静注〉副作用発現により投与困難な場合があるので、初回は試験的に1mg(力価)を5%ブドウ糖注射液20mLに溶解し20~30分かけて投与し、30分毎に体温、脈拍、呼吸、血圧を2~4時間観察することが望ましい。
7.2. 〈静注〉1日総投与量は体重1kg当り1.5mg(力価)を超えないこと。
7.3. 〈静注〉休薬後7日以上を経て投与を再開する場合には用法及び用量欄の記載に従い初回量より再開すること。
改訂情報
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