キュビシン静注用350mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6119402D1021
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品あり)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ダプトマイシン注射用
- 英名(商品名)
- Cubicin
- 規格
- 350mg1瓶
- 薬価
- 9,015.00
- メーカー名
- MSD
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 環状リポペプチド系抗生物質
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年2月改訂(第4版)
- 告示日
- 2011年9月12日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2011年10月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
敗血症、感染性心内膜炎、深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈効能共通〉本剤の使用にあたっては、耐性菌の出現等を防ぐため、原則として他の抗菌薬及びダプトマイシンに対する感受性を確認すること〔18.2参照〕。
5.2. 〈効能共通〉本剤は肺炎に使用しないこと(本剤は肺サーファクタントに結合し、不活性化される)。
5.3. 〈感染性心内膜炎〉感染性心内膜炎の場合、成人の右心系感染性心内膜炎にのみ使用すること(左心系感染性心内膜炎に対して、国内での使用経験はなく、海外でも有効性は認められていない)。また、小児の感染性心内膜炎に対する有効性及び安全性は確認されていない。
適応菌種
ダプトマイシンに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)。
用法用量
〈成人〉
敗血症、感染性心内膜炎
通常、成人にはダプトマイシンとして1日1回6mg/kgを24時間ごとに30分かけて点滴静注又は緩徐に静脈内注射する。
深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染
通常、成人にはダプトマイシンとして1日1回4mg/kgを24時間ごとに30分かけて点滴静注又は緩徐に静脈内注射する。
〈小児〉
敗血症
通常、ダプトマイシンとして次の用法及び用量に従い投与する。
1). 12歳以上18歳未満:1日1回7mg/kgを24時間ごとに30分かけて点滴静注。
2). 7歳以上12歳未満:1日1回9mg/kgを24時間ごとに30分かけて点滴静注。
3). 1歳以上7歳未満:1日1回12mg/kgを24時間ごとに60分かけて点滴静注。
深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染
通常、ダプトマイシンとして次の用法及び用量に従い投与する。
1). 12歳以上18歳未満:1日1回5mg/kgを24時間ごとに30分かけて点滴静注。
2). 7歳以上12歳未満:1日1回7mg/kgを24時間ごとに30分かけて点滴静注。
3). 2歳以上7歳未満:1日1回9mg/kgを24時間ごとに60分かけて点滴静注。
4). 1歳以上2歳未満:1日1回10mg/kgを24時間ごとに60分かけて点滴静注。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. ダプトマイシンは主に腎臓で排泄されるため、血液透析又は連続携行式腹膜透析(CAPD)を受けている患者を含む腎機能障害の成人患者では、次を目安に本剤の投与間隔を調節すること。小児の腎機能障害患者に対する検討は行われていない〔9.2.1、9.2.2、16.6.1参照〕。
1). 〈敗血症、感染性心内膜炎〉腎機能障害の成人患者;①クレアチニンクリアランス(CLcr)≧30mL/min:1回6mg/kgを24時間ごと、②クレアチニンクリアランス(CLcr)<30mL/min(血液透析又はCAPDを受けている患者を含む):1回6mg/kgを48時間ごと(可能な場合、血液透析日には血液透析後に本剤を投与すること、週3回でも可)。
2). 〈深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染〉腎機能障害の成人患者;①クレアチニンクリアランス(CLcr)≧30mL/min:1回4mg/kgを24時間ごと、②クレアチニンクリアランス(CLcr)<30mL/min(血液透析又はCAPDを受けている患者を含む):1回4mg/kgを48時間ごと(可能な場合、血液透析日には血液透析後に本剤を投与すること、週3回でも可)。
7.2. 本剤は、1日2回以上投与しないこと(海外第1相及び第2相試験において1日2回以上投与した場合、血中CK値上昇した)。
7.3. グラム陰性菌等を含む混合感染と診断された場合、又は混合感染が疑われる場合は本剤と適切な薬剤を併用して治療を行うこと(ダプトマイシンはグラム陽性菌に対してのみ抗菌活性を有する)。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。