ビーリンサイト点滴静注用35μg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ブリナツモマブ(遺伝子組換え)注射用
- 英名(商品名)
- Blincyto
- 規格
- 35μg1瓶(輸液安定化液付)
- 薬価
- 285,961.00
- メーカー名
- アムジェン/アステラス製薬
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔二重特異性T細胞誘導抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2021年5月改訂(第2版)
- 告示日
- 2018年11月19日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2018年12月版
- DIRに反映
- 2018年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
再発又は難治性のB細胞性急性リンパ性白血病。
(効能又は効果に関連する注意)
臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
用法用量
通常、ブリナツモマブ(遺伝子組換え)として次の投与量を28日間持続点滴静注した後、14日間休薬する。これを1サイクルとし、最大5サイクル繰り返す。その後、ブリナツモマブ(遺伝子組換え)として次の投与量を28日間持続点滴静注した後、56日間休薬する。これを1サイクルとし、最大4サイクル繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
・ 体重が45kg以上の場合:1サイクル目の1~7日目は1日9μg、それ以降は1日28μgとする。
・ 体重が45kg未満の場合:1サイクル目の1~7日目は1日5μg/㎡(体表面積)、それ以降は1日15μg/㎡(体表面積)とする。ただし、体重が45kg以上の場合の投与量を超えないこと。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤投与によりサイトカイン放出症候群が発現する可能性があるため、本剤投与前及び増量前はデキサメタゾンを投与すること。
7.2. 副作用が発現した場合は、次を参考に本剤の投与中止、中断又は用量調節を行うこと。副作用により投与を中断した後、投与再開する場合は、投与中断期間が7日以内のときは投与中断期間を含め28日間を同一サイクルとして投与し、投与中断期間が7日を超えたときは、新たなサイクルとして投与すること(投与中断期間が14日を超えた場合は、投与を中止すること)。
1). サイトカイン放出症候群(CRS):
①. グレード3のサイトカイン放出症候群(グレード3のCRS):体重45kg以上の成人患者;回復するまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日9μgから開始し、CRSの所見が再度認められなかった場合には、8日目以降に1日28μgに増量できる。
②. グレード3のサイトカイン放出症候群(グレード3のCRS):体重45kg未満の成人患者;回復するまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日5μg/㎡(体表面積)から開始し、CRSの所見が再度認められなかった場合には、8日目以降に1日15μg/㎡(体表面積)に増量できる。
③. グレード2のサイトカイン放出症候群又はグレード3のサイトカイン放出症候群(グレード2のCRS又はグレード3のCRS):体重45kg以上の小児患者;回復するまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日9μgから開始し、CRSの所見が再度認められなかった場合には、8日目以降に1日28μgに増量できる。
④. グレード2のサイトカイン放出症候群又はグレード3のサイトカイン放出症候群(グレード2のCRS又はグレード3のCRS):体重45kg未満の小児患者;回復するまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日5μg/㎡(体表面積)から開始し、CRSの所見が再度認められなかった場合には、8日目以降に1日15μg/㎡(体表面積)に増量できる。
⑤. グレード4のサイトカイン放出症候群(グレード4のCRS):投与を中止すること。
2). 神経学的事象:
①. 痙攣発作:痙攣発作が2回以上発現した場合には投与を中止すること。
②. グレード3の神経学的事象:体重45kg以上の成人患者;グレード1以下が3日間継続するまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日9μgで投与し、増量しないこと(1日9μgで投与中にグレード3以上の神経学的事象が発現した場合、又は回復までに8日間以上要した場合には投与を中止すること)。
③. グレード3の神経学的事象:体重45kg未満の成人患者;グレード1以下が3日間継続するまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日5μg/㎡(体表面積)で投与し、増量しないこと(1日5μg/㎡(体表面積)で投与中にグレード3以上の神経学的事象が発現した場合、又は回復までに8日間以上要した場合には投与を中止すること)。
④. グレード2の神経学的事象又はグレード3の神経学的事象:体重45kg以上の小児患者;グレード1以下が3日間継続するまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日9μgで投与し、増量しないこと(1日9μgで投与中にグレード3以上の神経学的事象が発現した場合、又は回復までに8日間以上要した場合には投与を中止すること)。
⑤. グレード2の神経学的事象又はグレード3の神経学的事象:体重45kg未満の小児患者;グレード1以下が3日間継続するまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日5μg/㎡(体表面積)で投与し、増量しないこと(1日5μg/㎡(体表面積)で投与中にグレード3以上の神経学的事象が発現した場合、又は回復までに8日間以上要した場合には投与を中止すること)。
⑥. グレード4の神経学的事象:投与を中止すること。
3). その他の副作用:
①. グレード3の副作用:体重45kg以上の患者;グレード1以下になるまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日9μgから開始し、副作用が再度認められなかった場合には、8日目以降に1日28μgに増量できる。
②. グレード3の副作用:体重45kg未満の患者;グレード1以下になるまで投与を中断し、投与再開する場合は、1日5μg/㎡(体表面積)から開始し、副作用が再度認められなかった場合には、8日目以降に1日15μg/㎡(体表面積)に増量できる。
③. グレード4の副作用:投与を中止すること。
グレードはNCI-CTCAEに準じる。
7.3. 本剤と他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。