アービタックス注射液500mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- セツキシマブ(遺伝子組換え)注射液
- 英名(商品名)
- Erbitux
- 規格
- 500mg100mL1瓶
- 薬価
- 99,041.00
- メーカー名
- メルクバイオファーマ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔抗ヒトEGFRモノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年12月改訂(第4版)
- 告示日
- 2023年12月7日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2024年1月版
- DIRに反映
- 2024年1月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸癌、RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の直腸癌。
2). 頭頸部癌。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈効能共通〉術後補助療法としての本剤の有効性及び安全性は確立していない。
5.2. 〈効能共通〉「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
用法用量
1週間間隔投与の場合:
通常、成人には、セツキシマブ(遺伝子組換え)として、初回は400mg/㎡(体表面積)を2時間かけて、2回目以降は250mg/㎡(体表面積)を1時間かけて1週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
2週間間隔投与の場合:
通常、成人には、セツキシマブ(遺伝子組換え)として、500mg/㎡(体表面積)を2時間かけて2週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉本剤投与時にあらわれることがあるinfusion reactionを軽減させるため、本剤の投与前に抗ヒスタミン剤の前投薬を行うこと(さらに、本剤投与前に副腎皮質ホルモン剤を投与すると、infusion reactionが軽減されることがある)〔1.2、7.2、8.1、8.2、11.1.1参照〕。
7.2. 〈効能共通〉重度<Grade3以上>infusion reactionが発現した場合には、本剤の投与を直ちに中止し、再投与しないこと。軽度~中等度<Grade1-2>infusion reactionが発現した場合には、投与速度を減速し、その後の全ての投与においても減速した投与速度で投与すること。投与速度を減速した後に再度infusion reactionが発現した場合には、直ちに投与を中止し、再投与しないこと〔1.2、7.1、7.4、8.1、8.2、11.1.1参照〕。
7.3. 〈効能共通〉重度(Grade3以上)の皮膚症状が発現した場合には、次に従い本剤の用量を調節すること〔8.5、11.1.2参照〕。
[用量調節の目安]
1). 〈効能共通〉初回発現時:
①. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<初回発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、1週間間隔投与で放射線療法との併用の場合200mg/㎡で投与継続。
②. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<初回発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、1週間間隔投与で放射線療法との併用以外の場合250mg/㎡で投与継続。
③. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<初回発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、2週間間隔投与の場合500mg/㎡で投与継続。
④. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<初回発現時>:投与延期し、投与延期後回復しない場合、投与中止。
2). 〈効能共通〉2回目の発現時:
①. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<2回目の発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、1週間間隔投与で放射線療法との併用の場合150mg/㎡で投与継続。
②. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<2回目の発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、1週間間隔投与で放射線療法との併用以外の場合200mg/㎡で投与継続。
③. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<2回目の発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、2週間間隔投与の場合400mg/㎡で投与継続。
④. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<2回目の発現時>:投与延期し、投与延期後回復しない場合、投与中止。
3). 〈効能共通〉3回目の発現時:
①. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<3回目の発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、1週間間隔投与で放射線療法との併用の場合投与中止。
②. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<3回目の発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、1週間間隔投与で放射線療法との併用以外の場合150mg/㎡で投与継続。
③. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<3回目の発現時>:投与延期し、投与延期後Grade2以下に回復した場合、2週間間隔投与の場合300mg/㎡で投与継続。
④. 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<3回目の発現時>:投与延期し、投与延期後回復しない場合、投与中止。
4). 〈効能共通〉Grade3以上の皮膚症状<4回目の発現時>:投与中止。
GradeはNCI-CTCに準じる。
7.4. 〈効能共通〉本剤の投与時には、10mg/分以下の投与速度で静脈内注射すること〔7.2参照〕。
7.5. 〈RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉オキサリプラチン及びフッ化ピリミジン系薬剤を含む化学療法が無効となった患者に対するイリノテカン塩酸塩水和物との併用において、本剤の上乗せによる延命効果は検証されていない〔17.1.1-17.1.5参照〕。
7.6. 〈RAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉本剤と放射線療法との併用における有効性及び安全性は確立していない。
7.7. 〈頭頸部癌〉本剤は、放射線療法又は他の抗悪性腫瘍剤と併用すること〔17.1.6-17.1.9参照〕。
7.8. 〈頭頸部癌〉頭頸部癌で2週間間隔投与の場合、放射線療法との併用における有効性及び安全性は確立していない。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。