キロサイド注40mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- シタラビン注射液
- 英名(商品名)
- Cylocide
- 規格
- 40mg1管
- 薬価
- 507.00
- メーカー名
- 日本新薬
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔代謝拮抗薬〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年5月改訂(第4版)
- 告示日
- 2006年6月9日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2006年9月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 急性白血病(赤白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化例を含む)。
2). 消化器癌(胃癌、膵癌、肝癌、結腸癌等)、肺癌、乳癌、女性性器癌(子宮癌等)等(ただし他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用する場合に限る)。
3). 膀胱腫瘍。
用法用量
〈急性白血病〉
(1). 寛解導入
急性白血病の寛解導入には、シタラビンとして通常1日小児0.6~2.3mg/kg、成人0.8~1.6mg/kgを250~500mLの5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、点滴で静脈内投与するか、又は20mLの20%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、ワンショットで静脈内投与する。通常2~3週間連続投与を行う。
(2). 維持療法
寛解が得られた場合は、維持療法として前記用量を1週1回そのまま皮下、筋肉内投与するか、あるいは前記用法に従い静脈内投与する。
(3). シタラビン少量療法
通常、成人にはシタラビンとして次の用量を10~14日間皮下又は静脈内投与する。
・ 1回10~20mgを1日2回。
・ 1回20mg/㎡を1日1回。
(4). シタラビン標準量療法
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人及び小児には、シタラビンとして1日100~200mg/㎡を5~7日間点滴で静脈内投与する。
(5). 髄腔内化学療法
通常、成人にはシタラビンとして1回25~40mgを1週間に1~2回髄腔内に投与する。小児に投与する場合には、次記を参考に年齢・体格等に応じて投与量を調節する。
なお、併用する他の抗腫瘍剤及び患者の状態により投与間隔は適宜延長すること。髄液に異常所見を認める場合は、正常化するまで投与を継続すること。
1). 1歳:15~20mg。
2). 2歳:20~30mg。
3). 3歳以上:25~40mg。
年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。
〈消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等〉
(1). 静脈内注射
消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等に他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩等)と併用するときは、シタラビンとして通常1回0.2~0.8mg/kgを1週間に1~2回点滴で静脈内投与するか、又はワンショットで静脈内投与する。
(2). 局所動脈内注射
局所動脈内注入の場合は、シタラビンとして通常1日0.2~0.4mg/kgを他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用して持続注入ポンプで投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。
〈膀胱腫瘍〉
膀胱腫瘍に単独膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常200~400mgを、また、他の抗腫瘍剤と併用し、膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常100~300mgを10~40mLの生理食塩液又は注射用蒸留水に混合して1日1回又は週2~3回膀胱内に注入する。
年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。
(用法及び用量に関連する注意)
〈急性白血病〉シタラビン標準量療法又は髄腔内化学療法に対して本剤を使用する際には、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。