キロサイドN注1g
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品あり)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- シタラビン注射液
- 英名(商品名)
- Cylocide N
- 規格
- 1g1瓶
- 薬価
- 4,691.00
- メーカー名
- 日本新薬
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔代謝拮抗薬〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年5月改訂(第2版)
- 告示日
- 2010年4月23日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2010年6月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- 対象
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). シタラビン大量療法
急性白血病(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病)における次記療法:
・ 急性白血病(再発又は難治例の急性骨髄性白血病、再発又は難治例の急性リンパ性白血病(ただし、他の抗腫瘍剤と併用する場合に限る))に対する寛解導入療法(サルベージ療法)。
・ 急性白血病(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病(ただし、他の抗腫瘍剤と併用する場合に限る))における地固め療法。
再発又は難治性の悪性リンパ腫(ただし、他の抗腫瘍剤と併用する場合に限る)。
2). 腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置。
用法用量
〈シタラビン大量療法〉
(1). 急性骨髄性白血病
再発又は難治例に対する寛解導入療法(サルベージ療法)
通常、成人には、シタラビンとして1回2g/㎡を5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して300~500mLとし、12時間毎に3時間かけて点滴で最大6日間連日静脈内投与する。
小児に投与する場合には、シタラビンとして1回3g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3日間連日静脈内投与する。
地固め療法
通常、成人には、シタラビンとして1回2g/㎡を5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して300~500mLとし、12時間毎に3時間かけて点滴で最大6日間静脈内投与、又は1回3g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3日間静脈内投与する。
小児に投与する場合には、シタラビンとして1回1~2g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3~5日間静脈内投与、又は1回3g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3日間静脈内投与する。
(2). 急性リンパ性白血病
通常、成人には、他の抗腫瘍剤と併用し、シタラビンとして1回2g/㎡を5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して300~500mLとし、12時間毎に3時間かけて点滴で最大6日間連日静脈内投与する。
小児に投与する場合には、他の抗腫瘍剤と併用し、シタラビンとして1回2g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3日間連日静脈内投与する。
(3). 悪性リンパ腫
通常、成人には、他の抗腫瘍剤と併用し、シタラビンとして1回2g/㎡を5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して300~500mLとし、1日1~2回3時間かけて点滴で1~2日間(最大2回)連日静脈内投与する。
小児に投与する場合には、他の抗腫瘍剤と併用し、シタラビンとして1回2g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3日間連日静脈内投与する。
なお、患者の年齢、末梢血及び骨髄の状態等により適宜減量する。
〈腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置〉
再生医療等製品の用法及び用量又は使用方法に基づき使用する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉点滴時間は本剤の有効性及び安全性に関与しており、点滴時間の短縮は血中濃度の上昇により中枢神経系毒性増加につながるおそれがあり、点滴時間の延長は患者の負担も大きく、薬剤の暴露時間増加により骨髄抑制の遷延に伴う感染症増加・敗血症増加につながるおそれがある。
7.2. 〈シタラビン大量療法〉他の抗腫瘍剤との併用療法においては、併用薬剤の電子添文も参照すること。
7.3. 〈シタラビン大量療法〉急性骨髄性白血病に対して本剤を使用する際には、本剤の投与量、投与スケジュール、併用薬等について、学会のガイドライン等、最新の情報を参考にすること。
改訂情報
-
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。