スキリージ皮下注360mgオートドーザー
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):3999450G4027
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- リサンキズマブ(遺伝子組換え)キット(3)
- 英名(商品名)
- Skyrizi
- 規格
- 360mg2.4mL1キット
- 薬価
- 502,353.00
- メーカー名
- アッヴィ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 免疫抑制薬〔ヒト型抗ヒトインターロイキン−23p19(IL−23p19)モノクローナル抗体〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年6月改訂(第2版)
- 告示日
- 2022年11月15日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2022年12月版
- DIRに反映
- 2022年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 中等症から重症の活動期クローン病の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)。
2). 中等症から重症の潰瘍性大腸炎の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈クローン病〉過去の治療において、栄養療法、他の薬物療法(5-アミノサリチル酸製剤、ステロイド、アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与すること〔1.3参照〕。
5.2. 〈潰瘍性大腸炎〉過去の治療において、他の薬物療法(5-アミノサリチル酸製剤、ステロイド、アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与すること〔1.3参照〕。
用法用量
〈クローン病〉
リサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤による導入療法終了4週後から、通常、成人にはリサンキズマブ(遺伝子組換え)として360mgを8週間隔で皮下投与する。
〈潰瘍性大腸炎〉
リサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤による導入療法終了4週後から、通常、成人にはリサンキズマブ(遺伝子組換え)として180mgを8週間隔で皮下投与する。なお、患者の状態に応じて、360mgを8週間隔で投与することができる。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉リサンキズマブ<遺伝子組換え>の点滴静注製剤による導入療法にて効果不十分な患者では、本剤の皮下投与開始後、3回目の投与までに治療反応がない場合、投与を継続しても効果が得られない可能性があることから、本剤の投与継続の必要性を検討すること。
7.2. 〈効能共通〉本剤と他の生物製剤又はヤヌスキナーゼ<JAK>阻害剤との併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること。
7.3. 〈クローン病〉維持療法において効果減弱時にリサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤を単回投与した場合は、その8週後から本剤の皮下投与を再開すること(効果減弱時における用法及び用量は、リサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤の電子添文を参照すること)。
7.4. 〈潰瘍性大腸炎〉維持療法を開始する際には、治療反応の程度を考慮の上、用量を選択すること〔17.1.2参照〕。
7.5. 〈潰瘍性大腸炎〉維持療法において効果減弱時にリサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤を単回投与した場合は、その8週後から本剤の用量を360mgとし、皮下投与を再開すること(効果減弱時における用法及び用量は、リサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤の電子添文を参照すること)。
改訂情報
2024年9月10日 DSU No.329 【その他】
【5.効能又は効果に関連する注意】(追記)
〈潰瘍性大腸炎〉
過去の治療において、他の薬物療法(5-アミノサリチル酸製剤、ステロイド、アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与すること。
【6.用法及び用量】(追記)
〈潰瘍性大腸炎〉
リサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤による導入療法終了4週後から、通常、成人にはリサンキズマブ(遺伝子組換え)として180mgを8週間隔で皮下投与する。なお、患者の状態に応じて、360mgを8週間隔で投与することができる。
【7.用法及び用量に関連する注意】(一部改訂)
〈効能共通〉
本剤と他の生物製剤又はヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤との併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること。
【7.用法及び用量に関連する注意】(追記)
〈潰瘍性大腸炎〉
維持療法を開始する際には、治療反応の程度を考慮の上、用量を選択すること。
【7.用法及び用量に関連する注意】(追記)
維持療法において効果減弱時にリサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤を単回投与した場合は、その8週後から本剤の用量を360mgとし、皮下投与を再開すること(効果減弱時における用法及び用量は、リサンキズマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤の電子添文を参照すること)。
【15.1臨床使用に基づく情報】(一部改訂)
海外臨床試験及び国際共同臨床試験においてクローン病患者に導入療法(リサンキズマブ600mgを投与0、4及び8週時に静脈内投与)後に維持療法(リサンキズマブ360mgを投与12週時、以降は8週間ごとに皮下投与)を行った際に、64週間の曝露期間でそれぞれ2/58例(3.4%)及び0/58例(0%)の患者に投与に起因する抗リサンキズマブ抗体及び中和抗体が認められた。
国際共同臨床試験において潰瘍性大腸炎患者に導入療法(リサンキズマブ1200mgを投与0、4及び8週時に静脈内投与)後に維持療法(リサンキズマブ180mg又は360mgを投与12週時、以降は8週間ごとに皮下投与)を行った際に、64週間の曝露期間で、維持期の用量別(180mg又は360mg)にそれぞれ8/90例(8.9%)及び4/91例(4.4%)の患者に投与に起因する抗リサンキズマブ抗体が認められ、6/90例(6.7%)及び2/91例(2.2%)の患者に中和抗体が認められた。
日本人尋常性乾癬、膿疱性乾癬又は乾癬性紅皮症患者にリサンキズマブシリンジ75mg又は150mgを0週目、4週目及びそれ以降12週毎に52週まで皮下投与したところ、それぞれ15/67例(22.4%)及び31/100例(31.0%)の患者に抗リサンキズマブ抗体が認められ、10/67例(14.9%)及び12/100例(12.0%)の患者に中和抗体が認められた。海外臨床試験及び国際共同臨床試験において尋常性乾癬患者を対象として、リサンキズマブシリンジ150mgを0週目、4週目及びそれ以降12週毎に52週まで皮下投与したところ、263/1079例(24.4%)の患者に抗リサンキズマブ抗体が認められ、150/1079例(13.9%)の患者に中和抗体が認められた。
【15.1臨床使用に基づく情報】(一部改訂)
クローン病患者を対象とした国際共同臨床試験(M16-000試験Sub-study1)の結果、リサンキズマブ皮下投与群では、悪性腫瘍の100人年あたりの発現被験者数は0.6例/100人年(360mg皮下投与群1例)であった。
潰瘍性大腸炎患者を対象とした国際共同臨床試験(M16-066試験Sub-study1)の結果、リサンキズマブ360mg皮下投与群では、悪性腫瘍の100人年あたりの発現被験者数は1.2例/100人年(2例)、180mg皮下投与群では、0例/100人年であった。
乾癬患者を対象とした国内二重盲検比較試験及び海外二重盲検比較試験併合解析の結果(延べ例数:1672例、総曝露期間:1758.5人年)、リサンキズマブ投与群において、悪性腫瘍(非黒色腫皮膚癌を除く)の発現率は、0.6/100人年(発現割合:0.5%、9/1672例)であった。併合解析での悪性腫瘍(非黒色腫皮膚癌を除く)の発現率は、一般の乾癬患者で報告されている発現率(1.42/100人年、95%信頼区間:1.35,1.49)と同程度であった。非黒色腫皮膚癌の発現率は、0.9/100人年(発現割合:0.7%、12/1672例)であった。一般の乾癬患者で報告されている非黒色腫皮膚癌の発現率は1.80/100人年(95%信頼区間:1.73,1.88)であった。
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