アザニン錠50mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
特定薬剤管理指導加算等の
算定対象となる薬剤
医薬品コード(YJコード):3999005F1040
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- アザチオプリン錠
- 英名(商品名)
- Azanin
- 規格
- 50mg1錠
- 薬価
- 85.10
- メーカー名
- 富士製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 免疫抑制薬〔代謝拮抗薬〕
- 色
- 淡黄
- 識別コード
- (本体)TA 101 (被包)TA 101 50mg
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年7月改訂(第2版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2006年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 次記の臓器移植における拒絶反応の抑制:腎移植、肝移植、心移植、肺移植。
2). ステロイド依存性のクローン病の寛解導入及び寛解維持並びにステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の寛解維持。
3). 治療抵抗性の次記リウマチ性疾患:治療抵抗性全身性血管炎(治療抵抗性顕微鏡的多発血管炎、治療抵抗性多発血管炎性肉芽腫症、治療抵抗性結節性多発動脈炎、治療抵抗性好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、治療抵抗性高安動脈炎等)、治療抵抗性全身性エリテマトーデス(治療抵抗性SLE)、治療抵抗性多発性筋炎、治療抵抗性皮膚筋炎、治療抵抗性強皮症、治療抵抗性混合性結合組織病、及び治療抵抗性難治性リウマチ性疾患。
4). 自己免疫性肝炎。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈臓器移植における拒絶反応の抑制〉副腎皮質ステロイドや他の免疫抑制剤との併用で用いること。
5.2. 〈ステロイド依存性のクローン病及びステロイド依存性の潰瘍性大腸炎〉他の標準的な治療法では十分に効果が得られない患者に限ること。なお、本剤をステロイド依存性のクローン病における寛解導入を目的として投与する場合は、副腎皮質ステロイドとの併用で用いること。
5.3. 〈治療抵抗性リウマチ性疾患〉副腎皮質ステロイド等との併用を考慮すること。
5.4. 〈自己免疫性肝炎〉副腎皮質ステロイドとの併用を考慮すること。
用法用量
〈移植〉
通常、成人及び小児において、次記量を1日量として経口投与する。しかし、本剤の耐薬量及び有効量は患者によって異なるので、最適の治療効果を得るために用量の注意深い増減が必要である。
・ 腎移植
初期量としてアザチオプリン2~3mg/kg相当量。
維持量としてアザチオプリン0.5~1mg/kg相当量。
・ 肝、心及び肺移植
初期量としてアザチオプリン2~3mg/kg相当量。
維持量としてアザチオプリン1~2mg/kg相当量。
〈ステロイド依存性のクローン病の寛解導入及び寛解維持並びにステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の寛解維持〉
通常、成人及び小児には、1日量としてアザチオプリン1~2mg/kg相当量(通常、成人には50~100mg)を経口投与する。
〈全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、結節性多発動脈炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎等)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患〉
通常、成人及び小児には、1日量として1~2mg/kg相当量を経口投与する。なお、症状により適宜増減可能であるが1日量として3mg/kgを超えないこと。
〈自己免疫性肝炎〉
通常、成人及び小児には、1日量としてアザチオプリン1~2mg/kg相当量(通常、成人には50~100mg)を経口投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉肝機能障害又は腎不全のある患者では、投与量を通常投与量の下限とすることが望ましく、臨床検査値(血液検査、肝機能、腎機能検査等)を慎重に観察し、異常を認めた場合さらに減量を考慮すること〔8.1、9.2腎機能障害患者、9.3肝機能障害患者の項参照〕。
7.2. 〈ステロイド依存性のクローン病及びステロイド依存性の潰瘍性大腸炎〉2年程度を目安に本剤の投与継続の要否を検討し、なお、臨床的な治療効果は3~4ヵ月の投与ではあらわれない場合がある。
7.3. 〈治療抵抗性リウマチ性疾患〉本剤の治療効果が認められた際には効果を維持できる最低用量まで減量することを検討すること。
7.4. 〈自己免疫性肝炎〉本剤の治療効果が認められた際には効果を維持できる最低用量まで減量することを検討すること。
外形画像
改訂情報
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