アミオダロン塩酸塩静注150mg「TE」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- アミオダロン塩酸塩注射液
- 英名(商品名)
- Amiodarone hydrochloride TE
- 規格
- 150mg3mL1管
- 薬価
- 848.00
- メーカー名
- トーアエイヨー
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗不整脈薬〔Kチャネル抑制薬〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年7月改訂(第4版)
- 告示日
- 2018年6月14日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2018年7月版
- DIRに反映
- 2018年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 生命に危険のある次記の不整脈で難治性かつ緊急を要する場合:心室細動、血行動態不安定な心室頻拍。
2). 電気的除細動抵抗性心室細動あるいは無脈性心室頻拍による心停止。
(効能又は効果に関連する注意)
Brugada症候群及びカテコラミン誘発性多形性心室頻拍に対する本剤の効果は確認されていない。
用法用量
〈心室細動、血行動態不安定な心室頻拍で難治性かつ緊急を要する場合〉
通常、成人には次のとおり点滴静注により投与する。
なお、症状に応じて適宜増減あるいは追加投与を行う。
ただし、最大量として1日の総投与量は1250mgを超えないこと及び投与濃度は2.5mg/mLを超えないこと。
(1). 投与方法(48時間まで)
1). 初期急速投与:アミオダロン塩酸塩として125mg(2.5mL)を5%ブドウ糖液100mLに加え、容量型の持続注入ポンプを用い、600mL/時(10mL/分)の速度で10分間投与する。
2). 負荷投与:アミオダロン塩酸塩として750mg(15mL)を5%ブドウ糖液500mLに加え、容量型の持続注入ポンプを用い33mL/時の速度で6時間投与する。
3). 維持投与:17mL/時の速度で合計42時間投与する。
①. 6時間の負荷投与後、残液を33mL/時から17mL/時に投与速度を変更し、18時間投与する。
②. アミオダロン塩酸塩として750mg(15mL)を5%ブドウ糖液500mLに加え、容量型の持続注入ポンプを用い17mL/時の速度で24時間投与する(アミオダロン塩酸塩として600mg)。
(2). 追加投与
血行動態不安定な心室頻拍あるいは心室細動が再発し、本剤投与が必要な場合には追加投与できる。1回の追加投与は本剤125mg(2.5mL)を5%ブドウ糖液100mLに加え、容量型の持続注入ポンプを用い、600mL/時(10mL/分)の速度で10分間投与する。
(3). 継続投与(3日以降)
48時間の投与終了後、本剤の継続投与が必要と判断された場合は、継続投与を行うことができる。
アミオダロン塩酸塩として750mg(15mL)を5%ブドウ糖液500mLに加え、容量型の持続注入ポンプを用い17mL/時の速度で投与する(アミオダロン塩酸塩として600mg/24時間)。
〈電気的除細動抵抗性の心室細動あるいは無脈性心室頻拍による心停止〉
アミオダロン塩酸塩として300mg(6mL)又は5mg/kg(体重)を5%ブドウ糖液20mLに加え、静脈内へボーラス投与する。心室性不整脈が持続する場合には、150mg(3mL)又は2.5mg/kg(体重)を5%ブドウ糖液10mLに加え、追加投与することができる。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈心室細動・血行動態不安定な心室頻拍で難治性かつ緊急を要する場合〉本剤の点滴静注による投与には容量型の持続注入ポンプを用いること(本剤溶液の表面特性の変化により、液滴サイズが縮小することがあり、滴下型の注入セットを用いた場合、過少投与となるおそれがある)、また、注射部位反応を避けるため、可能な限り本剤は中心静脈より投与すること。
7.2. 〈心室細動、血行動態不安定な心室頻拍で難治性かつ緊急を要する場合〉心室細動、血行動態不安定な心室頻拍で難治性かつ緊急を要する場合、初期急速投与及び追加投与時は、1アンプル(3mL)から本剤2.5mLを注射筒で抜き取り調製すること。
7.3. 〈心室細動・血行動態不安定な心室頻拍で難治性かつ緊急を要する場合〉継続投与に関し、国内においては最長7日間までの投与経験しかないため、継続投与の期間については十分注意すること。
7.4. 〈心室細動・血行動態不安定な心室頻拍で難治性かつ緊急を要する場合〉追加投与に関し、国内においては3回までの投与経験しかないため、追加投与については十分注意すること。
改訂情報
2024年7月31日 DSU No.328 【その他】
【9.1合併症・既往歴等のある患者】(追記)
心臓移植待機中の患者:
本剤投与の必要性を慎重に検討すること。心臓移植前に本剤を投与した患者において、心臓移植後に原発性移植片機能不全を起こすリスクが増加したとの報告がある。
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。