オビソート注射用0.1g
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):1232400X1031
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- 注射用アセチルコリン塩化物
- 英名(商品名)
- Ovisot
- 規格
- 100mg1管(溶解液付)
- 薬価
- 371.00
- メーカー名
- 第一三共
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 消化管運動改善薬〔コリン作動薬〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2017年8月改訂(第8版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2008年8月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1.麻酔後の腸管麻痺、消化管機能低下のみられる急性胃拡張。
2.円形脱毛症。
3.冠動脈造影検査時の冠攣縮薬物誘発試験における冠攣縮誘発。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
冠攣縮薬物誘発試験における冠攣縮誘発に本剤を使用する際は、最新の関連するガイドラインを参考に投与の適否を検討する。特に左冠動脈主幹部病変例、多枝冠動脈閉塞病変を含む多枝冠動脈病変例、高度心機能低下例及び未治療のうっ血性心不全例等では、誘発された冠攣縮により致死的となりうる重症合併症の発現が強く予測されるため、本剤を用いた冠攣縮誘発試験の適応の可否の判断は慎重に行う。
用法用量
1.麻酔後の腸管麻痺、消化管機能低下のみられる急性胃拡張には、アセチルコリン塩化物として、1回0.1gを1~2mLの日本薬局方注射用水に使用のたびごとに溶解し、1日1~2回皮下又は筋肉内に注射する。
2.円形脱毛症には、アセチルコリン塩化物として、1回0.1gを5mLの日本薬局方注射用水に使用のたびごとに溶解し、局所皮内の数カ所に毎週1回ずつ注射する。
3.冠攣縮薬物誘発試験には、アセチルコリン塩化物を日本薬局方生理食塩液で溶解及び希釈し、1回5mLを冠動脈内に注入する。左冠動脈への注入から開始し、アセチルコリン塩化物として、20、50、100μgを冠攣縮が誘発されるまで5分間隔で段階的に各20秒間かけて注入する。また、右冠動脈には、20、50μgを冠攣縮が誘発されるまで5分間隔で段階的に各20秒間かけて注入する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.静脈内注射は危険なので行わない。
2.冠攣縮薬物誘発試験に使用する場合、本剤の希釈は次を参考にし、投与には投与液1から3を用いる。
[本剤の希釈方法]
1).希釈液
(1).希釈液A:本剤0.1g(1アンプル)に日局生理食塩液1mLを加え、溶解する。アンプル中の溶解液をとり、日局生理食塩液100mLに希釈する;アセチルコリン塩化物濃度1000μg/mL。
(2).希釈液B:希釈液A2mLをとり、日局生理食塩液100mLに希釈する;アセチルコリン塩化物濃度20μg/mL。
2).投与液
(1).投与液1:注射器で日局生理食塩液4mLをとり、希釈液B1mLを加え、20μg投与用として用いる;アセチルコリン塩化物濃度20μg/5mL。
(2).投与液2:注射器で日局生理食塩液2.5mLをとり、希釈液B2.5mLを加え、50μg投与用として用いる;アセチルコリン塩化物濃度50μg/5mL。
(3).投与液3:注射器で希釈液B5mLをとり、100μg投与用として用いる;アセチルコリン塩化物濃度100μg/5mL。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。