ゼプリオンTRI水懸筋注263mgシリンジ
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- パリペリドンパルミチン酸エステルキット
- 英名(商品名)
- Xeplion TRI
- 規格
- 263mg1キット
- 薬価
- 82,339.00
- メーカー名
- ヤンセンファーマ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 非定型抗精神病薬〔SDA〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2023年10月改訂(第2版)
- 告示日
- 2020年11月17日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2020年12月版
- DIRに反映
- 2020年12月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
統合失調症(パリペリドン4週間隔筋注製剤による適切な治療が行われた場合に限る)。
(効能又は効果に関連する注意)
本剤の投与開始に際しては、他の抗精神病薬を併用せずにパリペリドン4週間隔筋注製剤が4ヵ月以上継続して投与され、安全性・忍容性が確認された、症状が安定している患者に投与すること〔7.1参照〕。
用法用量
本剤は、パリペリドン4週間隔筋注製剤が4ヵ月以上継続して投与され、適切な治療が行われた患者に対し、最終投与の4週間後から切り替えて使用する。
通常、成人には、パリペリドンとして、パリペリドン4週間隔筋注製剤最終投与量の3.5倍量を、12週間に1回、三角筋又は臀部筋に筋肉内投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤は、次記の投与量で、パリペリドン4週間隔筋注製剤から切り替えて投与すること。本剤はパリペリドン4週間隔筋注製剤により適切に治療され、切替え前のパリペリドン4週間隔筋注製剤の少なくとも最後の2回が同用量である患者に投与すること。なお、パリペリドン4週間隔筋注製剤25mgからの切替えが可能な本剤の用量はないため、パリペリドン4週間隔筋注製剤25mgを投与している患者では本剤を投与しないこと〔5.効能又は効果に関連する注意の項参照〕。
1). パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)25mg:本剤投与量(パリペリドンとして)なし。
2). パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)50mg:本剤投与量(パリペリドンとして)175mg。
3). パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)75mg:本剤投与量(パリペリドンとして)263mg。
4). パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)100mg:本剤投与量(パリペリドンとして)350mg。
5). パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)150mg:本剤投与量(パリペリドンとして)525mg。
7.2. 軽度腎機能障害患者(クレアチニン・クリアランス50mL/分以上80mL/分未満)への投与量は、パリペリドンとして350mgを超えないこと〔9.2.2、16.6.1参照〕。
7.3. 本剤からパリペリドン4週間隔筋注製剤へ切替えの際は次記の投与量に従って、本剤の最終投与の12週後に投与を開始すること。
1). 本剤投与量(パリペリドンとして)175mg:パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)50mg。
2). 本剤投与量(パリペリドンとして)263mg:パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)75mg。
3). 本剤投与量(パリペリドンとして)350mg:パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)100mg。
4). 本剤投与量(パリペリドンとして)525mg:パリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(パリペリドンとして)150mg。
7.4. 本剤の即時の用量調節は困難であることから、本剤投与中に症状の悪化が認められた場合や本剤の減量が必要となった場合は、次のように対応し、本剤で用量調節を行わないこと〔8.1、16.1参照〕。
7.4.1. 本剤投与中に症状の悪化が認められた場合は、患者の状態を十分観察し、抗精神病薬の追加が必要となった場合は、本剤の投与中止を検討すること(本剤の投与再開は、本剤以外の抗精神病薬により用量調節を行い、パリペリドン4週間隔筋注製剤により適切に治療された場合に行うこと。なお、本剤の主活性代謝物はパリペリドンであるため、リスペリドン若しくはパリペリドン製剤を投与する場合には、過量投与にならないよう、本剤の薬物動態を考慮して投与時期、投与量に十分注意し、患者の状態を十分観察すること)。
7.4.2. 本剤の減量が必要となった場合は、本剤の投与中止を検討すること(本剤の投与再開は、本剤以外の抗精神病薬により用量調節を行い、パリペリドン4週間隔筋注製剤により適切に治療された場合に行うこと)。
7.5. 本剤は持効性製剤であることから、投与中止後も患者の症状を慎重に観察し、副作用等の発現に十分に注意すること〔8.1、16.1参照〕。
7.6. 本剤を12週間隔以外の投与間隔で投与した場合の有効性及び安全性は確立していないことから、本剤は用法及び用量を遵守して投与すること。やむを得ず投与間隔が空いた場合に、本剤又はパリペリドン4週間隔筋注製剤を再開する場合には、本剤最終投与からの経過期間に基づき次の投与方法を参考にすること。
7.6.1. 経過期間が12週超4ヵ月未満であった場合は、再開前と同用量の本剤を投与する。
7.6.2. 経過期間が4ヵ月以上9ヵ月以下の場合は、パリペリドン4週間隔筋注製剤を用いて再開する、ただし、初回投与時と同じ用量で再開すると血中濃度が高くなるおそれがあることから、過量投与にならないよう、本剤の薬物動態を考慮してパリペリドン4週間隔筋注製剤を用いて次の投与方法で再開する。
1). 最終投与時の本剤投与量(パリペリドンとして)175mg:再開後のパリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(三角筋内投与)(パリペリドンとして)再開1日目50mg、再開8日目50mg、再開後の本剤投与量(パリペリドンとして)再開8日目から4週間後175mg。
2). 最終投与時の本剤投与量(パリペリドンとして)263mg:再開後のパリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(三角筋内投与)(パリペリドンとして)再開1日目75mg、再開8日目75mg、再開後の本剤投与量(パリペリドンとして)再開8日目から4週間後263mg。
3). 最終投与時の本剤投与量(パリペリドンとして)350mg:再開後のパリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(三角筋内投与)(パリペリドンとして)再開1日目100mg、再開8日目100mg、再開後の本剤投与量(パリペリドンとして)再開8日目から4週間後350mg。
4). 最終投与時の本剤投与量(パリペリドンとして)525mg:再開後のパリペリドン4週間隔筋注製剤投与量(三角筋内投与)(パリペリドンとして)再開1日目100mg、再開8日目100mg、再開後の本剤投与量(パリペリドンとして)再開8日目から4週間後525mg。
7.6.3. 経過期間が9ヵ月超の場合は、パリペリドン4週間隔筋注製剤を用いて初回投与時と同じ用量で投与を再開する。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。