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商品名 | 会社名 | 規格 | 剤形 | 薬価 | 先発後発区分 | 標準化適応症 |
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ソリクア配合注ソロスター | サノフィ | 1キット | 注射用キット | 5,315.00 | 先発品(後発品なし) | 2型糖尿病 |
糖尿病治療薬合剤(血糖降下薬とインスリン製剤) > GLP-1受容体作動薬・インスリン製剤合剤
本剤は、持効型溶解インスリンアナログ製剤のインスリン グラルギンとGLP‐1受容体作動薬のリキシセナチドを含有する配合剤である。
インスリン グラルギンは中性のpH領域で低い溶解性を示すように設計されたヒトインスリンアナログであり、約pH4の無色澄明な溶液であるが、皮下に投与すると直ちに生理的pHにより微細な沈殿物を形成する。皮下に滞留したこの沈殿物からインスリン グラルギンが緩徐に溶解し、皮下から血中に移行することから、24時間にわたりほぼ一定の濃度で明らかなピークを示さない血中濃度推移を示す。
インスリン及びインスリン グラルギンを含むその誘導体の主要な活性は、グルコース代謝の調節にある。インスリン及びその誘導体は、末梢におけるグルコースの取り込み、特に骨格筋及び脂肪による取り込みを促進し、また肝におけるグルコース産生を阻害することによって血糖値を降下させる。更に、たん白分解を阻害し、たん白合成を促進するとともに、脂肪細胞における脂肪分解を阻害する。
リキシセナチドは44個のアミノ酸で構成されるペプチドであり、トカゲ(Heloderma Suspectum)由来のエキセンディン‐4(Exendin‐4)と類似した合成GLP‐1受容体作動薬である。N末端を変換することにより、DPP‐4による分解に抵抗性を示すことに加え、C‐末端を伸張することによりGLP‐1よりも安定性が増していると考えられる。リキシセナチドは、GLP‐1受容体に結合することにより細胞内cAMPを上昇させ、グルコース濃度依存的にインスリン分泌を刺激する。
ショック
アナフィラキシー
黄疸
急性胆嚢炎
胆管炎
膵炎
低血糖
妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与禁忌(本剤を投与せず、インスリン製剤を使用する)
授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討[授乳を継続する場合、用量に留意し、定期的に検査を行い投与量を調整する]
1型糖尿病の患者
重症感染症のある患者
低血糖症状を呈している患者
糖尿病性ケトアシドーシスの患者
糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
本剤の成分又は他のインスリン グラルギン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
手術等の緊急の場合
[インスリン グラルギン(遺伝子組換え)]不明
[リキシセナチド]不明
※該当の情報なし、または情報収集中
運転注意