トラディアンス配合錠BPと同一成分[エンパグリフロジン・リナグリプチン配合剤(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
トラディアンス配合錠AP 日本ベーリンガー 1錠 フィルムコーティング錠 241.50 先発品(後発品なし) 2型糖尿病
トラディアンス配合錠BP 日本ベーリンガー 1錠 フィルムコーティング錠 338.00 先発品(後発品なし) 2型糖尿病

トラディアンス配合錠BPの情報

糖尿病治療薬(血糖降下薬) > 糖尿病治療薬合剤:DPP-4阻害薬・SGLT2阻害薬合剤

エンパグリフロジン
腎臓で濾過されたグルコースは近位尿細管に存在するヒトナトリウム-グルコース共役輸送担体2(SGLT2)によってほぼ完全に再吸収され、わずかではあるがSGLT1によっても再吸収される。エンパグリフロジンはSGLT2選択的な競合阻害剤で、腎臓によるグルコースの再吸収を阻害することにより尿中グルコース排泄量を増加させ、血糖を低下させる。
リナグリプチン
リナグリプチンはジペプチジルペプチダーゼ‐4(DPP‐4)の競合的かつ可逆的な選択的阻害剤である。DPP‐4は膜結合型プロテアーゼで、腎臓、肝臓、腸、リンパ球及び血管内皮細胞など多くの組織に広く発現しており、インクレチンと呼ばれるグルカゴン様ペプチド1(GLP‐1)とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)を分解し、不活性化する。リナグリプチンはDPP‐4の活性を阻害することで、GLP‐1とGIPレベルを上昇させ、これらインクレチンによる強力なグルコース依存性インスリン分泌刺激作用により、インスリン分泌が促進される。さらに、GLP‐1の作用によりグルカゴン放出も抑制される。この作用により食後の血糖コントロールを改善する。

肝機能障害(肝障害)
間質性肺炎
腸閉塞
膵炎
低血糖
ケトアシドーシス
脱水
敗血症
外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)
腎盂腎炎
天疱瘡様症状(水疱性類天疱瘡)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与禁忌(本剤を投与せず、インスリン製剤等を使用する)

授乳婦→授乳しないことが望ましい

1型糖尿病の患者
高度腎機能障害患者
手術前後の患者
重症ケトーシスの患者
重症感染症のある患者
重篤な外傷のある患者
糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
透析中の末期腎不全患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

[リナグリプチン]肝消失型
[エンパグリフロジン]肝消失型

※該当の情報なし、または情報収集中

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