カナグルOD錠100mgと同一成分[カナグリフロジン(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
カナグル錠100mg 田辺三菱 100mg1錠 フィルムコーティング錠 158.50 先発品(後発品なし) 2型糖尿病
2型糖尿病合併慢性腎臓病[末期腎不全又は透析施行中の患者を除く]
カナグルOD錠100mg 田辺三菱 100mg1錠 口腔内崩壊錠 158.50 先発品(後発品なし) 2型糖尿病
2型糖尿病合併慢性腎臓病[末期腎不全又は透析施行中の患者を除く]

カナグルOD錠100mgの情報

糖尿病治療薬(血糖降下薬) > SGLT2阻害薬

ナトリウム‐グルコース共輸送体2(SGLT2)は腎臓で近位尿細管に限局して分布しており、糸球体ろ過されたグルコースの大部分を血液中に再吸収させる役割を担っている。カナグリフロジンは、SGLT2を選択的に阻害し、腎臓でのグルコース再吸収を抑制することで、血中に過剰に存在するグルコースを尿糖として排泄し血糖低下作用を発揮する。また、ナトリウム再吸収抑制により遠位尿細管へのナトリウム送達が増加すると、尿細管糸球体フィードバックの破綻で上昇した糸球体内圧が低下し、過剰ろ過による尿中アルブミン排泄増加を抑制すると考えられる。加えて、ポドサイトの脱落抑制やメサンギウム領域拡大の抑制、尿細管での低酸素ストレス軽減による腎の炎症抑制等、複合的な要因により、長期的な腎保護作用に働くことが推定される。

低血糖
ケトアシドーシス
脱水
敗血症
外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)
腎盂腎炎

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与禁忌(本剤を投与せず、インスリン製剤等を使用する)

授乳婦→授乳しないことが望ましい

1型糖尿病の患者
高度腎機能障害患者
手術前後の患者
重症ケトーシスの患者
重症感染症のある患者
重篤な外傷のある患者
糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
透析中の末期腎不全患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

腎排泄・肝消失型

UGT1A9、UGT2B4

運転注意