ヒュンタラーゼ脳室内注射液15mgと同一成分[イデュルスルファーゼ ベータ(遺伝子組換え)(注射)]の医薬品情報一覧

表を左右にスクロールして
ご覧いただけます

商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
ヒュンタラーゼ脳室内注射液15mg クリニジェン 15mg1mL1瓶 注射用剤 1,981,460.00 先発品(後発品なし) ムコ多糖症II型

ヒュンタラーゼ脳室内注射液15mgの情報

代謝性疾患用薬その他 > ムコ多糖症治療薬

ムコ多糖症II型は、リソソーム酵素であるイズロン酸‐2‐スルファターゼ(IDS)が不足することで生じるX染色体劣性遺伝病である。この酵素はグリコサミノグリカン(GAG)のデルマタン硫酸及びヘパラン硫酸(HS)を加水分解するが、ムコ多糖症II型ではIDSが欠損あるいは欠乏しているため、GAGが種々の臓器、組織に蓄積し、重症型患者では知能障害、顔貌異常、低身長、骨変形、関節拘縮等の症状を呈する。
遺伝子組換えIDS製剤である本剤をムコ多糖症II型患者に投与すると、オリゴ糖鎖上にあるマンノース‐6‐リン酸(M6P)部分を介して、酵素が細胞表面のM6P受容体と特異的に結合して細胞内に取り込まれ、蓄積したGAGを分解する。また本剤は脳室内投与することにより脳脊髄中に分布し、脳神経に蓄積したGAGを分解する。

※重大な副作用記載なし

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

本剤の成分に対しアナフィラキシーショックの既往歴のある患者

不明

※該当の情報なし、または情報収集中

※該当の情報なし、または情報収集中