リンデロン坐剤1.0mgと同一成分[ベタメタゾン(外用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
リンデロン坐剤0.5mg シオノギファーマ 0.5mg1個 坐剤 43.50 先発品(後発品なし) 潰瘍性大腸炎・直腸炎型
リンデロン坐剤1.0mg シオノギファーマ 1mg1個 坐剤 61.30 先発品(後発品なし) 潰瘍性大腸炎・直腸炎型

リンデロン坐剤1.0mgの情報

腸疾患治療薬 > 炎症性腸疾患治療薬

ステロイドは細胞質に存在する熱ショック蛋白質、抑制蛋白質と複合体を形成したステロイド受容体に結合後核内に移行し、ステロイド反応性の遺伝子を活性化させ、その薬理作用を発揮すると考えられている。また、血管内皮細胞やリンパ球等の細胞膜の障害を抑制するような膜の安定性に関与する作用や、フォスフォリパーゼA2と呼ばれる細胞膜リン脂質からロイコトリエンやプロスタグランジンなど種々の炎症惹起物質を誘導する重要な酵素の機能を抑える作用も知られている。
炎症制御機序としては、単量体のステロイドとその受容体が複合体を形成することで、NFκBやAP‐1と呼ばれるサイトカイン産生の誘導や細胞接着分子の発現等を調節している細胞内転写因子の機能を抑制し、2量体の受容体と結合した場合は、リポコルチン等の誘導を介すると考えられている。一方、免疫抑制機序は多彩である。リンパ組織からTリンパ球の遊出を抑制すると共に、その増殖や活性化に係るIL‐2の産生を抑制し、更にアポトーシスを促進すること等により血中Tリンパ球数を低下させ細胞性免疫を障害する。また、好中球の遊走能及び貪食能を障害すると共に、マクロファージの貪食・殺菌能障害、TNF‐α、IL‐1などの炎症性サイトカイン産生抑制及びリンパ球への抗原提示能障害により液性及び細胞性免疫に影響する。更に、血中Bリンパ球数を低下させ、長期間使用時には免疫グロブリン産生量を低下させる。これら以外にも、好酸球や好塩基球、肥満細胞等にも影響する。
直腸内に投与された副腎皮質ホルモンは、直腸の炎症性粘膜から吸収される。吸収の場である直腸の炎症性粘膜は、副腎皮質ホルモンに接触して、消炎効果がもたらされる。

ミオパチー
骨粗鬆症
骨頭無菌性壊死
血栓症(血栓塞栓症)
消化管潰瘍
消化管穿孔
膵炎
うつ状態(抑うつ、うつ病)
精神変調
痙攣
眼圧亢進、緑内障
白内障
糖尿病
続発性副腎皮質機能不全
感染症(感染症の増悪)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

※データ登録対象外

※データ登録対象外

※該当の情報なし、または情報収集中