データインデックス株式会社

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これまでの経験を活かして、
新たな形で医療に貢献したい

開発事業部所属
M・Iさん(2021年1月入社)

転職支援をきっかけに知った、データ活用の可能性

前職は薬剤師として、病床数200名ほどの中規模総合病院に勤めていました。地域に根ざした病院でご高齢の患者さんが多く、一人ひとりじっくりご相談を受けるのもやりがいはありましたが、一通りの業務に慣れてくると「目の前の患者さんだけではなく、もっと多くの方に広く役に立てる仕事はないか」と考えるようになったんです。
社会人3年目に一度転職活動をして、その際は自分にとってしっくりくる企業に出会えなかったのですが、5年目のときに再度転職エージェントから声をかけられ、データインデックスを紹介してもらいました。はじめて知る会社でしたが、事業内容も興味深く、私が抱いていた課題意識と重なるところがありました。
医療現場で患者さん一人ひとりと向き合って、「ありがとう」と言っていただけるのはとても嬉しいことでしたが、仕組みの部分で「もっと改善できるのでは?」と感じることもありました。データインデックスはデータを活用し、医療現場の業務効率化を支援する事業を展開しており、まさに私が志望していたような仕事ができると考えました。

仕事を通じて広がってきた視野

入社後最初に担当したのは、データの利活用に携わる業務。医療機関の診療データをどのような形で集計して医療機関へフィードバックするかを検討する仕事でした。もちろん、これまでの経験とはまったく違う仕事でしたが、医療機関にとってどんなデータが役立つのかを考えて企画し、要件定義してエンジニアにデータ解析を依頼するのは、とてもやりがいがありました。
2年半ほどデータ解析事業に携わった後、組織再編に伴い、現在はデータベースの更新業務に携わっています。担当しているのは「病態-医薬品投与チェックDB」など数種類のデータベースです。データベースの更新というと無機質な印象を持たれるかもしれませんが、実はまったく違います。医療現場でどう使われ、どんなときに必要とされるか、実際の利用シーンを思い浮かべることが重要です。情報の粒度も揃っていて、より維持しやすいデータベースを目指しながら更新しています。
そうした視点を持てるようになったのは、データインデックスに転職してからかもしれません。以前はほとんど「持続可能性」や「収益」といったビジネス的な視点を意識したことはなく、ただ目の前の患者さんに対応するので精いっぱいでした。けれども今は、1カ月先、半年先の目標を見据えて、いかに組織に貢献できるかを考え、自分なりに仕事を組み立てるようになりました。仕事を通じて視野が広がってきた感覚があります。

データベースをもっと多くの方に活用してもらいたい

はじめのうちは慣れない仕事に戸惑いもあり、「何もお役に立てなくてすみません」という気持ちもありましたが、そんな私でも上長や先輩方から「これまでの経験を活かして、気づいたことがあればなんでも発言して」と声をかけてもらえ、前職での薬剤師経験が今に繋がるのは、とても嬉しいことです。私は上司や先輩にすぐに相談できるよう、週の半分はオフィスへ出勤し、それ以外は在宅で働くようにしています。「この日は集中して更新作業を進めたいからリモートワークで」など、自分のその日の仕事内容に応じて最適な場所を選べるのはありがたいですね。
先輩方が代々構築してきたデータベースを更新することに今はやりがいを感じていますが、ゆくゆくはこの経験を活かして、新しいデータベースをつくってみたいなという気持ちもあります。当社には多様で豊富なデータベースがあって、まさに「宝の山」なんです。非常によく利用されているものもあれば、知る人ぞ知るものもあります。
私自身、前職時代にはあまりデータ活用が進んでいない病院にいましたが、そうしたところにこそ、さまざまなデータベースを積極的に活用していただきたい気持ちがあります。そのためにもっと営業チームと連携して、より多くのデータベースをお客さまにご紹介しながら、医療現場のニーズに則したデータベースをつくることができればと考えています。営業チームは日々お客さまの声を伺っており、そこで見えてきたニーズをしっかりデータベースに反映させ、より多くの方々に活用していただけたら嬉しいですね。

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