データインデックス株式会社

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患者さんが安心して
治療を受けられる世界のために

開発事業部所属
R・Mさん(2022年7月入社)

医療現場で感じたデータ活用の重要性

入社以前は総合病院で8年弱、調剤薬局で1年半、薬剤師として働いていました。今はさまざまな領域でDX化、業務効率化の必要性が叫ばれていますが、医療は失敗が許されず、変化しにくい保守的な業界。医療現場はマンパワーで対応しようとしてもままならないことも多く、これ以上は効率化しなければ立ちゆかないと感じていましたが、なかなか変わることができませんでした。
「患者さんが安心して治療を受けられる世界」にするためには、まず医療従事者が余裕を持って働けるようにならなくてはいけないのではないか。そう考えて、医療に関するさまざまなデータを取り扱い、DX化を牽引するデータインデックスに転職しました。

俯瞰的な立場だからこそ見えてくる情報がある

私が取り組んでいるのは、データベースの更新業務。「重大な副作用DB」など複数のデータベースを担当しています。医療用医薬品とOTC医薬品を合わせて約35,000品目に上る医薬品の添付文書はもちろん、それ以外のさまざまな情報も精査して更新しています。改訂情報を追っていくだけでも莫大な情報量ですが、副作用は公的情報だけでは不十分。臨床での処方薬の組み合わせによって顕在化することもありますから、情報を網羅的に見ていく必要があります。
私自身、医療現場で勤務していた際に実感したことですが、1つの病院、あるいは調剤薬局で取り扱う薬には偏りがありますし、専門医でも自分の専門外の薬を知る機会には限りがあります。日々新たな薬が発売されるなか、最新情報を学習しつづけるのはとても難しいことです。副作用について俯瞰的に見られる立場だからこそキャッチアップできる情報があり、そういった情報によって間接的ながら医療従事者の方々のサポートになるのは、とてもやりがいを感じます。

トライアンドエラーの姿勢で、より良いデータベースを

働き方は個人に委ねられていて、私自身は週に1日程度オフィスへ出勤し、それ以外は在宅で働くことが多いです。フレックスタイム制なので、早朝から仕事をスタートし、早いときには17時前に切り上げることもあります。薬剤師として働いているときは“受け身”で、患者さんがいらっしゃるのを待つ立場でしたが、今は自分の都合に合わせてスケジューリングして働けるようになりました。リモートワークは自律性が求められますが、自分なりに業務に優先順位をつけることで、着実に成果を上げられるようになりました。チーム内でのコミュニケーションはSlackでいつでもやり取りできますし、今の働き方は自分に合っていると感じます。
直接患者さんとやりとりすることはなくなりましたが、今でも変わらず目標としているのは、「患者さんが安心して治療を受けられる世界」を実現すること。そのためには医療従事者も安心して、思う存分力を発揮できる環境が必要です。私たちが「こうした方が、電子薬歴や電子カルテなどの医療システムでデータベースを使いやすくなるのでは?」「この情報をもとにこういった指標を使えば、より医療現場を助けるデータベースになるのでは?」と仮説を立てて試してみることで、医療従事者の方々の活躍をサポートするデータベースをつくることができると思います。医療現場では“トライアンドエラー”はなかなか難しいですが、試行錯誤によりデータの設計や構造を改善していく過程が大切であり、また面白さでもあります。今はまだデータベースの更新が業務の中心ですが、いずれは新たなデータベースや指標を開発し、患者さんにとって最適な治療、処方ができる一助になれたらと考えています。

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