用途等のヒアリング
データベースを搭載するシステム又はデータベースを用いた分析方法、サービスなど用途・利用目的、必要とされるデータベースの更新頻度などをお伺いします。
『Xlib (クスリブ) 』は、専任の薬剤師と専門スキルを持つスタッフが継続的にメンテナンスし、独自の情報処理技術で運用される総合医薬品・ヘルスケア情報データベースです。医療現場の多様なニーズに応える専門的なデータベース群を通じて、高品質な情報を提供します。
常に進化し続けるXlibが、医薬品情報を通じて病気の治療や健康を支える「情報医療」の推進に貢献します。
※「Xlib(クスリブ)」は、従来の医薬品データベース「DIR」と「MDB」を包括し、それぞれの特長を活かした新しいブランドです。
日々更新される医薬品添付文書の最新版を速やかに収集し、専任の薬剤師と医療・IT分野における専門スキルを持つスタッフがデータベースのメンテナンスを行い、スピーディーなデータ作成に努めています。
毎月最新のデータベースをご提供し、一部のデータベースは週次での提供や、入手した情報を処理後すぐにご提供するリアルタイム配信にも対応しています。
1990年以来蓄積してきた当社のデータベースを引き継ぐXlib(クスリブ)の情報量と品質は、数多ある医薬品情報データベースの中でも群を抜き、医療用医薬品約21,000品目、OTC医薬品約12,000品目の医薬品情報を網羅したデータベースとなっています。
また、多くのお客さまの声をもとに、臨床のニーズに即したデータベースを迅速に開発し、専門的な知識を活かしたメンテナンスにより、漏れのないチェックや検索を可能にしています。
継続的な研究・開発を重ねた結果、Xlibは100種類以上の多様なデータベースを提供するまでに発展しました。これらのデータベースの自在な組み合わせにより、処方チェックや保険請求、患者さんへの服薬指導など、さまざまな用途にご活用いただけます。また、医薬品情報データベースを活用し、分析・研究や医療経営のコンサルティングにもお役立ていただけます。
医薬品や疾患の名称およびコードは、厚生労働省が定めた名称や医療業界で標準的に使用されているコードに対応しています。
これにより、システムでの運用や他のシステムとの連携を容易に行うことが可能です。
専任の薬剤師が知識と経験を活かし、情報ソースを薬学的知見から解釈してデータ作成しています。情報ソースは添付文書だけでなく、公的資料や各種文献なども必要に応じて参照することで、薬学的専門性の高いデータ提供に務めています。
医薬品添付文書は、同義であっても異なる表現で記載されている場合が多々あります。異なる表現を同義語処理(シソーラス化)することによって、チェックや検索結果の漏れを防ぎます。添付文書の記載に対して一定のルールに従ったマークアップや分類、抽出・分類された用語や文節のシソーラス化、各医薬品・各種標準マスタとのインデックス化など、データベースごとに最適な情報処理を行っています。
メリット01
データベースを自在に組み合わせてご活用いただくことで、安全かつ適正な処方・調剤の様々なチェックが可能です。
メリット02
医師や薬剤師をはじめとする医療従事者の業務を想定したデータベースが、医療機関における業務の効率化や患者サービスの質・量の向上を実現します。
メリット03
内部:診療部門⇔薬剤部門⇔医事会計部門⇔栄養部門⇔検査部門など
外部:病病連携、病診連携、病薬連携、薬薬連携、地域医療連携など
汎用性を考慮し、標準的なコードを用いたデータベースが、医療機関内外との業務連携を強化します。
メリット04
Xlibは臨床用途にとどまりません。ウェブサービスにおける医薬品情報の提供、ビッグデータ解析における多角的な分析・研究、また、最適な納入・在庫管理などの医療経営コンサルティングにもご活用いただくことが可能です。
メリット05
診療報酬改定など医療を取り巻く環境変化に対応するため、専門のスタッフが常に最新のルールやガイドラインを確認し、迅速にデータベースへ反映します。新しい要素を製品に組み込むだけでなく、必要に応じて新しいデータベースの開発も行い、医療機関が常に最新かつ正確な情報を基に業務を行えるようサポートします。
病院やクリニック、薬局、Webサービス/アプリ、大学において
医薬品に関する様々な課題解決にXlibをご活用いただけます。
処方・調剤時の
リスクマネジメントを強化したい
Xlibでは、相互作用や成分重複、薬効重複、用法用量などの基本データだけに限らず、「禁忌病名チェックDB(レセプト病名とのリンク)」「腎障害(腎機能低下)注意DB」「用法・投与タイミングDB」など多種多様なデータを用意しております。処方時のオーダーや調剤監査時のチェックに幅広くご活用いただけます。
Webやアプリで使える
医薬品情報はありますか?
添付文書やインタビューフォームなどの基本情報に加え、ドーピング対象薬の検索等、アプリやwebサイトの特性に合わせたデータをご案内致します。お薬手帳アプリや医薬品検索メディア、電子カルテなど、幅広い用途でご利用いただけます。
レセプト情報など、リアルワールド
データの分析や研究に使える
医薬品情報はありますか?
「医療用医薬品標準マスタDB」、「ATC分類DB(WHO版)」「ATC分類DB(EPHMRA版)」などの各種コード、その他各種データを過去にさかのぼりご用意致します。分析やご研究内容にあわせたデータのご提案や、たとえば糖尿病薬の抽出など、必要な領域の医薬品を抽出することも可能です。
臨床支援やセルフメディケーション支援に使える医薬品情報にはどのようなものがありますか?
ポリファーマシー対策に活用いただける「年齢性別チェックDB(拡大版)」「老年症候群リスク薬DB」、服薬指導と薬歴記載支援に「薬剤別服薬指導ガイダンスDB」、セルフメディケーション推進を支援する「OTC統合DB」など、医療を取り巻くニーズに対応したデータについても幅広く用意しております。
※「Xlib(クスリブ)」は、
従来の医薬品データベース「DIR」と「MDB」を包括し、
それぞれの特長を活かした新しいブランドです。
NDBなどを用いた研究を行う際に、主に疾患の特定に総合医薬品情報データベースDIR(現:Xlib)を利用しています。研究の際は実際に処方された薬から疾患を推測するので、薬と病気(傷病名)を対応づけたデータが母集団を決める肝になります。レセプトに掲載されている傷病名だけでは、正確性が高くないのが問題でした。
DIRの一番の利点はその網羅性です。現在の医薬品データはもちろん、過去の情報まで網羅しているので研究者の手間も省けますし、研究の精度に大きく貢献していると感じています。これまでほぼすべての研究者が、マスタの整備を自力で行わなければならず苦労してきました。DIRはこの問題のひとつのソリューションになるのではと期待しています。もっと広くの研究者にデータを使ってもらい、研究現場の課題が解決されることを願っています。
よりお客さまのニーズに応えたいという思いから、調剤レセコンと薬歴管理システムにDIR(現:Xlib)を導入しました。特に、薬歴管理システムの機能拡充に伴いデータを搭載することが多いのですが、「お客さまの要望を叶えられた」と実感することが増えています。
たとえばOTC薬の相互作用チェックなどは、DIRを導入して初めて実現することができ、ユーザーの満足度も非常に高いと感じています。データミスもなく、問い合わせをした際は根拠に基づく明確な回答を得られることも、DIRを利用してよかったと思える点です。今後も、薬局のニーズに応えるデータ作成を期待しています。
SSIの電子カルテの標準医薬品データとしてDIR(現:Xlib)を搭載しています。きっかけは、電子カルテの機能を企画・構築する中で、肝心の医療安全の視点が欠けているのではないかと感じたことです。処方時の薬剤チェックに関する仕組みは作れても、医薬品データのメンテナンスを誰がやるか、どのようにやるか、という課題がありました。
DIRを利用したことでデータのメンテナンスはもとより、病院への電子カルテ導入プロセスをシンプルにでき、現場の作業コストが下がりました。また社内に基準となる「薬剤情報」ができたことで、問い合わせへの対応という面でも助かっています。ボタンひとつクリックするのみで電子カルテの医薬品情報が最新のものに更新される現在の形は、病院側の業務効率化にもつながっていると思います。時代に求められる機能が遅れることなく開発できるのも、DICの最新データがあるおかげです。
10年ほど前に、自社の電子カルテに組み込む医薬品データを、他社からDIR(現:Xlib)に切り替えました。DIRは病院が直接データを購入するのではなく、ベンダーがデータ会社から提供を受けて電子カルテに組み込む形のため、更新されないデータを病院が使い続けることがなくなります。切り替えはリスクの高い作業でしたが、病院向けの資料作成やシステム組み込みの仕様確認をDICに協力してもらったことで、結果的にほとんどの病院がDIRに切り替わりました。イニシャルコストを取らずに対応してくださったことも大きかったです。
データの内容に関する問い合わせにも、早ければ当日中に、医療現場の薬剤師が分かる内容で提供してもらえるので非常に助かっています。
当社が提供する診療支援アプリには医薬品情報が欠かせないと考え、DIR(現:Xlib)を搭載しました。
医薬品情報には正確性と更新スピードが求められます。当社のアプリでは医薬品検索機能の利用頻度が高く、ユーザーに安心してご利用いただくためにも、信頼性の高い医薬品データが必要でした。常に最新かつ確実な薬剤情報を参照できる点がアプリの強みであり、ユーザーの高い満足度につながっていると実感しています。
当初は医薬品検索を目的としてDIRの搭載を始めましたが、豊富な医薬品データによって、アプリ内の他のコンテンツと薬剤情報の連携が可能になったこともDIRを導入してよかった点です。
医薬品データは、コストをかければ内製化も不可能ではありませんが、サーバーと同じように、社外へお願いするのが合理的だと思います。今後も正確性と更新スピードの強みを生かし、新たなデータを提供してほしいです。
アクセス戦略立案のため、新医薬品一覧表データベースの作成を依頼しました。データベースの仕様を決める際には、弊社の要望を丁寧にヒアリングしていただき、両社で詳細な仕様について合意することができました。お陰様で、様々な角度から薬価を分析することができ、且つ薬価収載毎に情報が更新されるデータベースが作成されたことに大変満足しております。
当社のクラウドカルテblancは、進化する医療現場の要求に真摯に応えるべく、常に革新を追求しています。この取り組みの中で、信頼性と正確性を持つ薬品情報「DIR」(現:Xlib)を採用しました。DIRの採用により、相互作用の精緻なチェックを実現。これをblancの、クラウドでのシステム提供という特徴を活かし、常に最新のデータにアップデートしてお客さまにご提供しております。これにより診療の質の向上とともに、処方関連業務の効率化を進めることが期待されます。今後も最先端の技術とDIRの情報を組み合わせることで、医療現場での日々の業務をより安全かつスムーズにサポートします。
セグメント別での医薬品データ
ご活用概要です。
01
データベースを搭載するシステム又はデータベースを用いた分析方法、サービスなど用途・利用目的、必要とされるデータベースの更新頻度などをお伺いします。
02
上記を踏まえ、適切なデータベースと提供方法などをご提案申し上げます。
03
NDAを締結させていただき、サンプルデータをご提供致します。
04
お客様に、データベースを評価・確認いただきます。
05
データベースの使用許諾契約締結後、ご提供を開始致します。
06
データベースの内容に関するお問い合わせには、サポートメールで迅速に対応致します。